本日の人工衛星

今日も満天の星空。もちろん天の川もしっかり見えました。これは一緒に見ていたHさんが見つけてくれた人工衛星。清里の町の明かりがちょっと眩しくて下の方が白くなっています。天気予報では明日からついに曇りと雨のサイクルに入り雨が降りそう。観光としての雨はイヤですがさすがにこれだけ雨が降らず猛暑続きだと作物も水も土ぼこりもヤバイので夜だけでいいからしっかり降ってほしいものです。

 

流れ星と人工衛星

昼間は強風+32℃でホコリにまいったけど日が落ちると風もおさまり満天の星空へ。麦草ロールと斜里岳と木星の夏の夜。

天の川中心方向を撮っていると流れ星が!端のほうだけどいい感じで写りました。

天上を写し、よく見ると流れている光が3~4つも写っていました。人工衛星だとしたら相当数あるのでしょう。流れ星も今日は多かったので流れ星かな・・?

天の川の星の少なめな外縁方向と人工衛星。これは人工衛星を見つけて撮りました。うまくいってよかった!

ちょっと知床へ

今日の休みはぐったりしていないで外へ出よう!と知床へ。しかしウトロは33℃・・車のエアコンが気持ちよくて・・それでは避暑に知床峠へ行ってみる・・

やっぱりいつものように霧一色で人もまばら。連休の時はかなり混んだようですが・・

風があり寒いぐらいの21℃。ほんの10分走っただけで10℃以上下がりました。このままこの涼しいところで昼寝でも‥と思ったけど、竿も持ってきたし、今シーズン初のカラフトマスの様子を見てくるか・・

道の駅に車を停めて自転車でウトロの近くの有名ポイントへ。ウェーダーなんて暑くて履きたくないのでウェーディングシューズだけでジャバジャバと水に入ると気持ちいい~しかし33℃、快晴で季節も早くて釣れそうもないので誰もいません。とりあえずルアーをあちこちに30分ほど投げてダメだなこりゃ、と帰ろうとすると視界の端に背びれが出たのを発見!!いるじゃん!しかしルアーには反応なく、浮き釣りに換えてたぶんここを通るだろうというところで待ち伏せすると浮きの周りの水がざわめき・・スゥ―とアタリ!

岩と海藻をなんとかかわして釣れました!!50センチほどと小さいけどオスの銀ピカカラフトマス。幸先の良い初物。7月に釣ったことって初めてかも。さてこれからシーズンイン。道具ももっとちゃんと用意して食材調達にがんばります!

月の出

連日の30℃越えで少しばて気味ですが、夜は涼しく20℃前後になります。先ほど出た月は宿から見て斜里岳山頂の少し左。数百メートル右に行けば山頂からの月の出が撮影できたかも、ですが、月の写真を星と同じような設定で撮ったら昼間のよう・・やはり満月って明るいのですね。ネットで見たら月撮影の設定はだいたい決まっているとのこと、また次回やってみます。(オートで撮ったほうが綺麗に撮れた・・)

あった!アンドロメダ銀河

こちらは相変わらず干ばつ。気温も30℃まで上がり暑いオホーツクがやってきています。小麦も一気に色づいてきてあと2週間ほどで刈り入れでしょう。天気がいいので今晩も期待し月の入りを待って宿の前へ。

やはり今日もいい天の川が撮れました!流れ星も見ました。(ここでは普通だけど・)

そして双眼鏡でやっと見つけたアンドロメダ銀河。っていってもよくわからないかもしれませんが、真ん中のピンボケしたような光が250万光年離れた(今見ているのは250万年前の光)アンドロメダです。想像できないほど遠い銀河ですが、我が天の川銀河のお隣の大きな銀河。約1兆個の星の集まりとのことですが、あっちからもこっちの天の川銀河がこの半分ぐらいの大きさで見えるのでしょう。撮影も今はただ設定してシャッターを押しているだけですが、Kさんからいただいた赤道儀をちょっと修理して使い方をマスターして撮ってみたいです。

天の川を見て寝る

今日もオホーツクは晴れ。峠の南、弟子屈、中標津、釧路方面は曇り、峠は霧雨と例年の夏の天気。この写真をよく見ると南の下の空が雲のカーペットのようになっています。そして今日のように月の無い晴れた夜は、宿の仕事が終わりシャワーを浴びて寝る前に天の川を見るのが日課に。心落ち着くいい時間です。その天の川を見上げて・・・会社員時代は働くことが嫌いだったのに自営業者になって自分がこんなにも働く人間だとは思っていませんでした。掃除も料理も接客も予約受付も宿のメンテも収入に直結するのでいつも少しでも完璧に近づかねば、と緊張しているのでしょう。山や観光の仕事もピークですし・・そして7月11日前後は例年疲労もピークで過去に何度か病院に運ばれた日。やっぱり無理もきかないお年頃になったと自覚し、週一日、だいたい火曜日に休みを取ることにしました。でも次の休みには草刈りだ、登山道整備だ・と、まあのんびりすることは無さそうですが・・

今夜の天の川

久しぶりに雲と月の無い、ちょっと生ぬるい風が吹いている今夜、天の川が良く見えました。夜空に見える星々たちの多くはこの天の川銀河に属していてその数は2000億、直径10万光年とか・・スケールがでかすぎて想像ができませんね。

天の川の下には斜里岳と眩しいぐらいの星は木星?かな。昨日の重労働であちこち痛くてかえって眠れなかったのですが、こんな星をみていると今晩はいい眠りにつけそうです。おやすみなさい・・・・・

山の草刈り

斜里岳登山道は漆の葉っぱが夏独特の白半分となっています。今回も登山道整備。前回見ておいた笹の生い茂っている箇所を重点的に刈っていきました。

特に生い茂ってしまっているのは新道コースの熊見峠から下。100名山の登山道とはいえ、ちゃんと登れて刈れて時間がある人って、ひどい過疎の我が町周辺にはなかなかいないのでいつも結構生えちゃってから切っています・・藪こぎのようになってしまっていてすみません・・これが刈り払い前。

これが刈り払い後。剪定バサミでチョッキンチョッキンと硬~いクマザサや枝、ハイマツなんかをひたすら刈っていくのです。手は過労で下山し、風呂に入ってマッサージし、ビールを飲んだ5時間後の今でも痙攣中・・なぜか真面目に仕事しすぎちゃうのです・・体を壊すまでいつもいつも・・アホですね。

稜線沿いからのオホーツクの風景でほっと一息。ノコギリや剪定バサミを持ってよく登るよな、とも思いますが、整備後の充実感もひとしおです。

不安定の中の一瞬の光景

ここ連日、ありがたことにお客さんが途切れず宿のオヤジに専念しております。食事作りに接客、片付けや掃除などやることは無限。虫や動物との戦いも楽しさを含んだ腹立たしさ。そんな日常の中で今日夕方見られた斜里岳の光景。昨日から不安定な天気ですが、南からの雲が斜里岳を超えたり遮られたりしている中、日差しが畑と林を小麦色に染めました。やっぱり綺麗な風景はとても気持ちの落ち着く特効薬なのでしょう。

クマザサ遊泳

新しいトレッキングコースを作るための事前調査で裏摩周展望台から西別岳・摩周岳登山道へつなげるルート調査へ。昔はここも登山道がもあったそうです(たぶん50年ぐらい前まで)。裏摩周展望台は知床五湖のような展望台があとひと月で完成。それまでは仮設の展望台があります。

摩周湖の稜線沿いに進みますがここまで笹が伸びているとは・・新規コースの下見の始まりはどこもまずこんな感じではありますが・・。クマザサの藪を泳ぐようにひたすら進みます。今回は知床サイクリングサポートの西原さん、知床のガイド屋PIKKIの若月さん、地域おこし協力隊で登山が趣味の市川さんと皆若く(ボクよりも・・)強者揃い。ボクは最後についてったので少し楽できましたが、先頭の西原さんの体力には脱帽!自転車のペタルを漕いでいるように笹を漕いでずんずん進んでいきます。

1時間ほど藪こぎすると珍しいクマザサの花。数十年に一度、枯れる前に花を咲かせて種を作るようです。

少し開けたところに出ると我が裏山も見えます。

汗と疲労と笹薮についている白い粉でズボンを白くしつつ笹をかき分け進みます。たまに見える青い摩周湖の湖面と向うには阿寒の山々が素晴らしい!

登山道までもう少しの最後の登り・・獣道さえほとんどないためかダニも意外に少ないのは幸いでした。

3時間半のクマザサこぎを終え登山道へ出ました。ガサパキッ、ガサパキッという笹薮を進む音になんか船酔いならぬ笹酔いしたよう。登山道が高速道路に思えます。

霧の中、フウロウやシオガマなどの花に癒されながら登山道を登ります。

西別岳山頂。あとは膝をいたわりつつ下るだけ。笹薮こぎで西原さんの長靴はボロボロ。手は擦り傷だらけ。新しいコースは笹を刈るだけでできますが国立公園特別地域だったり保安林だったりするので許可の高いハードルがあります。しかしこのコースができたら摩周岳・西別岳から裏摩周を結ぶ素晴らしいトレイルができるのは確実でしょう。環境保全に配慮しつつこんな理想のコースが実現するように進みたいとおもいます。