緑濃く

暖かい日が続き大地も暖まってきたのでしょう、この数日で畑の小麦がスイッチが入ったように成長し森の樹々の葉っぱが一斉に開き緑になりました。そして斜里岳の沢の残雪も急に減ってきてひと月後の山開きまでには解けるかな・・?という感じです。見て感じ取れるこの劇的な四季の変化が北海道らしさでもあります。

ブラウンアウト

裏摩周展望台はやはり高いところ、今日の爆風を見事に受けていて樹々の風切り音が怖いほどでした。

そんな風でもここ神の子池は森に囲まれたくぼ地だけあって静かで水面の波立っていません。

問題は我が家もある畑作地帯。まだ葉の出ていないジャガイモ、ビートの畑は土が飛び町中がブラウンになり薄暗くなっています。作物は土と一緒に植えたものも飛んでしまう風害が発生しているでしょう。車は点灯して運転。

運転中の状況。この数秒後にはホント目の前も見えなくなる猛吹雪のときのホワイトアウトとおなじ状況に!(茶色だからブラウンアウト)走っていると前の車にぶつかりそうだし、停まっていると後ろから追突されそうだし・・最徐行か止まるしかありませんが焦ります。

帰宅すると家中がほこりまみれに・・・(泣)今日のような爆風+ほこりのときは数年に一度あり、新築のときから何度もこういう目にあったのでサッシも自分でコーキングして隙間をふさいでいます・・それでもこんな感じ・・(涙)汎用品のサッシの気密性なんてこの程度です。家は高気密高断熱で作っても完璧なんてありませんし、もしホントに気密性が完璧なら窒息や中毒など危険度も増すでしょう。と、いうことで明日は雨の予報。まずは大掃除。観光の方には申し訳ないですが恵の雨を期待しています。

 

釣り中毒ですね

一昨日疲労困憊でイトウ釣りより帰宅したのにもう釣りに行きたくなり屈斜路湖へ出陣。連日の南からの強風を受ける北岸西部へ行ったのは高い波で少し濁りも入り魚の警戒心がゆるむからとふんだため。それにエサとなるワカサギも岸よりしているはず・・それが当たってすぐにフライにきた45センチサクラマス。やはりこの魚はいかつい顔、そしてよく引きます。

波が高いのは魚には優しく人には厳しく服も濡れてきて南岸へ移動。風裏だけあって穏やかで桜の花びらが体の周りに落ちてきて風流だなぁ~なんて言っていると

連発で出たアメマスたちは皆太っていました。たぶんワカサギをたらふく食べているのでしょう。

花びらの落とし主は後ろにありました。エゾヤマザクラ・・?いやなんだろう?今回は花見フィッシング。急に暑くなって夏のようですが、また北海道らしい気温の急降下がちょっと楽しみです。

清里町の魅力を伝える仕事

今日はCS旅チャンネルのロケのガイドで神の子池へ。今の神の子池は比較的静かで色もきれいでとてもいい感じです。そして皆さん深さは2メートルもないと思っていますが、実は5メートルもあります。すり鉢状になっている底の形状と光の屈折の具合からでしょうか、ホントに浅く見える不思議。

きよ~るで焼酎試飲の笑える撮影をしてから最後はストレートロードへ。周りに樹木が伸びてきてちょっと広大さが狭められてきましたが、海へと向かう道はこれぞ北海道。何十年と住んでもやはり北海道は魅力的です。

トレイルを作る

裏摩周~神の子池間の森の中を歩く、あるいは自転車で走る道を一昨年から検討、策定しています。新たな道はあまり作らないように今ある林道をなるべく利用するのですが、原始の自然が残る国立公園内が多いので環境省、森林管理署、町役場等との調整も必須。下見やコースマップ作製もGPSや目印を付けてでしっかりやらねばなりません。まず出発点の旧裏摩周からカムイトを展望。近く見えます。

摩周カルデラの周りの森はかなり昔より木材が利用されていますが、切り株更新や倒木更新が多く、自然の再生力を感じることができます。

あちこちからクマゲラやアカゲラをはじめ野鳥たちの営みの音が聞こえ、痕跡がみられます。クマゲラ=アイヌ語でチプタチカプカムイ~丸木舟を彫る神。いつも思うのですがホント素晴らしいネーミング。

神の子池まで7キロほどの間にこんな倒木が30カ所以上あり、これがコースを作る、あるいは維持するうえで最大の労力となりそうです。車も入れないしどこまで除去できるかなぁ・・?

今の時期はエゾエンゴサクがキレイ。

昨年のセミの抜け殻も残っています。風雪にも耐えるようにしっかりしがみついているのが凄い。

出発点ではあんなに晴れて暖かったのに終点の神の子池手前で気温が急降下しザッ~と雨。でもコース策定、除去の必要な倒木の把握もできました。きっと素晴らしいコースができます。お楽しみに!

いつも外です。

これを書いている今、知床峠では雪が降っているとか・・まだ氷点下になる日もたまにあるようですが、さすがに雪は積もらないと判断してタイヤ交換。GWも終わり夏のシーズンに向けて遊びも仕事の準備も全開です。

天気の良くない日はやはり釣り。アメマスは雨鱒と書くように雨の時やその後が釣れるのです。

ワカサギを食べ始めたようでGW前に比べて一回り太ってきた魚体。50センチほどになると引きも強烈でニジマスかと思ったりします。

ニジマスはお腹パンパン。まずたらふく食べてしばらく経つとマッチョになります。

今日は自然と畑ガイドのためのガイド研修、ヒグマ対処編。座学と野外でのロールプレーイング、熊撃退スプレーの試射練習などみっちり1日勉強です。・・この直後、試射の的を引っ張るK氏が風で流れたスプレーを浴びてしまい悶絶!。一同「ああやっぱりスプレーは効果あるんだ」と実感(見ているほうは(笑))。

野外での研修は雨でしたが、帰路、知床の海に沈む夕日があまりにもキレイで撮影。山の斜面は赤く染まり虹も出ました。北海道らしい広い空には雨が降っている場所もよくわかります。

いつも雲が水平線上に出てしまう日没、珍しく海に沈みました。明日もよろしく、太陽さん!

 

桜咲く

我が家のエゾヤマザクラも3分咲き。急に暖かく、いや暑くなり25℃ほどまでに上がっています。後ろの羅臼岳も急に雪解けが進んでいる様子なので早いうちに羅臼湖へ行って最上の風景を味わいたいと思います。

じゃんけんパーのように

宿の周りの樹々が一斉に葉を開こうとしています。その様はじゃんけんでパーを出すときのよう。数日前まで雪が降っていたのに今日は半袖。劇的な季節の移り変わりに北海道を感じます。

君にとっても美しのか・?

今日は快晴!少し寒いくらいの爽やかさのある快適な天候をなりました。掃除をしていると庭にトコトコとキタキツネがやってきました。この時期は子ギツネのために多くのエサが必要なとき。きっと主食のネズミを探しているのだと思いますが・・

座って斜里岳を眺めているの・?という姿。キタキツネも魅了する斜里岳の雄姿、ということにしておきましょうか・・

一変

一昨日は半袖で動いていたのに、今朝は・・最高気温が25℃の2日後が0℃というのが北海道。旅行者にとって一番難しいのは服装で、「どんな格好で行けばいいですか?」とよく聞かれるのですが、25℃から0℃まで対応できる服装で・・なんて答えにならない答え方をしています。薄手のアウターのジャケットは必携ですが、今はコンパクトにまとまるインナーダウンなど出ているのでそんなものを携行されてくるのがいいでしょう。知床峠も開通したのにまた閉まりました・・いつ開くのかな?