じゃんけんパーのように

宿の周りの樹々が一斉に葉を開こうとしています。その様はじゃんけんでパーを出すときのよう。数日前まで雪が降っていたのに今日は半袖。劇的な季節の移り変わりに北海道を感じます。

君にとっても美しのか・?

今日は快晴!少し寒いくらいの爽やかさのある快適な天候をなりました。掃除をしていると庭にトコトコとキタキツネがやってきました。この時期は子ギツネのために多くのエサが必要なとき。きっと主食のネズミを探しているのだと思いますが・・

座って斜里岳を眺めているの・?という姿。キタキツネも魅了する斜里岳の雄姿、ということにしておきましょうか・・

一変

一昨日は半袖で動いていたのに、今朝は・・最高気温が25℃の2日後が0℃というのが北海道。旅行者にとって一番難しいのは服装で、「どんな格好で行けばいいですか?」とよく聞かれるのですが、25℃から0℃まで対応できる服装で・・なんて答えにならない答え方をしています。薄手のアウターのジャケットは必携ですが、今はコンパクトにまとまるインナーダウンなど出ているのでそんなものを携行されてくるのがいいでしょう。知床峠も開通したのにまた閉まりました・・いつ開くのかな?

バードウォッチングに

今日は14℃まで気温が上がり晴れ。湖もそろそろ解けたか、解けていなかったらミサゴを写してこよう、と午後ゆっくりと出発・・しかし特に湖面が空いていたここでも50メートルぐらい沖はまだこんな感じ。氷の上にロッドをおいて休憩です。

カモのカップルはメスは氷上、オスは水上。

アオサギも戻ってきていました。

飛んでいる鳥をズームで撮るのはとても難しい・・特にコンパクトデジカメだったのですぐに画面から外れてしまうのです。これが20枚ぐらい撮ったうちの唯一まともな一枚。停飛(ていひ?)というのか、ミサゴが狙いを定める一瞬、羽の動きを止めます。そして急降下、水に飛び込み見事魚をワシづかみ。次はなんとかして飛び込む瞬間を撮りたいと思います。

春の音

連日穏やかな小春日和(といっても10℃はない)で昼間とはいえほとんど音のしない外に出て耳を澄ますと聞こえてくるのがヒバリの鳴き声。ズームで撮っても点にしか写りませんが雪解けを目で見てヒバリの鳴き声を耳で聞いて春を実感するのはいい時間。

真冬よりシャープになったシジュウカラも連日やってきます。

雲が多くなってきた夕方、数日前に降った雪が白さを引き立てている羅臼岳が光っていました。あと2週間ぐらいで知床峠も開通予定。今年は雪がとても少ないから峠から羅臼湖までの道も雪の踏み抜きが多そう。待ち遠しいことがいっぱいです。

 

春到来されど氷はまだ解けない・・

雪解けも進んできました。畑も白から茶色へ。北海道の春は視覚でも大きな変化を楽しめます。

屈斜路湖へトラウトフィッシング初出陣・・しかし湖面の9割以上が氷で覆われていました。ここは岸から一番水面が出ていた川湯~砂湯間。5グラムのスプーンをフルキャストして氷に届かないぐらいだったので一応釣り開始。結構粘りましたが同行のM名人、知床K氏、ボクの3人とも丸坊主。他のポイントでも魚の気配も少なくウグイすら釣れませんでした。原因はたぶん・・この時は波が無いから釣りで届く範囲の浅場にやってこなかった、氷の下が安全(上空からミサゴに狙われる)、深いところのワカサギを追っている、水が冷たくてエサとなる虫が羽化していない、ということでしょうか。

と、いうことでキツツキのドラミングの音を聞きつつ白鳥観察。水の中に入りたいのだろうけど先客のボクらに遠慮してか氷の上をよちよち歩いています。今回は状況視察と自然観察。湖越しの斜里岳は輝いていたし、この冬もよく登った藻琴山もとてもキレイ。動物もエゾリス、キタキツネ、エゾシカ、アカゲラやカラ類の小鳥たち、白鳥、ミサゴ、夕方にはエゾタヌキも見かけて北海道を感じた一日でした。

流氷さん今年もありがとう!

流氷が去って行きました。知床五湖ツアーへの行きには氷のかけらが点在していたけど帰りは無くなっていました。また戻ってくるかもしれないけど、流氷さん、今シーズンもとりあえずありがとう。

M名人の差し入れ!地元北見で並んで買ってきてくれたこのチーズケーキはしっとりとふんわりの中間の食感。さすがカーリング娘たちのモグモグタイムです。

午後から天気が回復し快晴。気持ちよさにふらっと近所へお出かけ。海に続く道の春。

宇宙展望台までもすでに除雪されていてこの風景を堪能しました。

左下の一の字に白く見えるのは清岳荘。右の谷を逆くの字に登っていくのが夏の登山道。あと3か月でもうあそこを歩く夏山シーズンなんだなぁ・・とおもうと少し焦って遊ぼうという気になってきます。

昨日の夕映え。ちょうど雲の中から山頂が現れました。

宿も今日からGW前まで休館になります。遊ぶ、直す、作るの毎日ですが、そんな日々の様子を上げていきますので、宿の休みに何やってるんだろう?と思う方はお付き合いくださいませ。

”体験”の重要性を再認識

久しぶりに団体さんのスノーシューハイキングのガイドで神の子池へ。参加者の皆さんは九州から北海道まで全国から来た旅行会社の若い人たち。一緒に歩いていると、雪の無い地方から来た方には雪そのものが珍しく、足跡のない新雪を歩く、斜面を滑る、雪原に寝転ぶ、といった基本的なことが非日常でとても楽しいのだということを再認識させてくれました。

日が射し込まなかった神の子池の色は地味でしたが、遊ぶことに対して自由度の高い神の子池周辺は多くの楽しみの潜在能力を秘めた場所だと再認識したところです。スノーシューツアーも終盤。新しいコースを開拓することに近年は力を入れてきましたが、来シーズンからは今までのコースでもより楽しむ方法を追加していこうと思います。

春・快晴

昨日は8℃、今日は2℃まで上がり急速に雪解けが進んでいます。宿の周りの畑の雪もも表面が解けて水になり日差しで反射してキラキラと。春実感の光景。

今日の斜里岳と我が宿。写せなかったけど静寂の中、鳴き声を見上げると白鳥がV字編隊で屈斜路湖のほうへ飛んでいきました。

斜里岳上部も樹々が段々出てきました。

斜里岳の夕映えを望みながら家の周りの白樺の枝払い、屋根の雪下ろしとけっこう肉体労働。ビールが美味い!

ワシだらけ

今シーズン最後のワカサギ釣りへ。M名人とオジロワシ。いつもの女満別湖ですが今日も周りはワシたちがおこぼれを狙っています。

今日は今シーズンで一番釣れました。釣れなくなる時間が無く、ずっと入れ食い一歩手前ぐらいの釣れ方。釣果は2人で4キロ。500匹ぐらいかな・・当分甘露煮がお出しできそう。

20センチほどですがワカサギ釣りでの初アメマス!ちょっと嬉しい!エサとして仕掛けておいたワカサギにではなく、ワカサギ仕掛けのサシに来ました。

後ろの樹木の上にも多くのワシたちがこちらを凝視しています。

オジロワシが飛んできました!

釣り師がおいていった魚をワシづかみする瞬間。オオワシの若鳥か・・

小さいワカサギを針に付けて底に沈めるとすぐにこんな感じ・・おちょぼ口の貪欲さん。

私たちが去るとそこにもわさわさとやってきました。なにも無いよ~ 今シーズンも楽しかったワカサギ釣り。釣りしている間、たまにバキバキッと氷に亀裂が入る音がちょっと不気味でした。あと1ヶ月で屈斜路湖のシーズンの始まり。それまで腕慣らしでどこへ行こうか楽しい悩みです。