GW、知床峠が開通になったり、ならなかったり、今日は最高気温が29℃!それなのに海のほうへ2キロも行くと5℃ほども下がったりと服装も難しい季節。しかし宿の周りのシラカバは着実に新芽がひらき、もうすぐ一気にポンッと葉が一斉に開きます。そして桜の季節ももうすぐ。春と夏が混ざってやってきました。
カテゴリー: 自然
茶色の季節
今日は暖かく、外の温度計は18℃。一昨日積もっていた雪もすぐに解けて茶色の季節がやってきました。これで晴れが続いて乾燥し風が吹くと大地だけでなく、土ぼこりで空間も茶色くなります。(どうか風、あんまり吹きませんように!)そしてなかなか写真に撮れないのですが、キタキツネがとても活発に昼間から獲物を探しています。よく見るとネズミをくわえているのが多いのですが、それは母ギツネで巣穴で子育ての最中なのです。鹿やタヌキ(エゾタヌキという本州とほぼ同じ亜種)キツツキやリス、そしてヒグマなど動物たちも活発になってきました。GWに来られる方はまだ樹々に葉が生い茂らないこの時期は動物たちを見かける確率が高いのでカメラはすぐに写せる状態にしておくことをおすすめします。
そして夕方の一瞬、輝いた斜里岳。素晴らしくキレイでした。
挨拶に戻ってきてくれた
北海道の野生を堪能する
シーズンの締めはモアン山
スノーシューツアーウィーク最終週
冬のスノーシューツアーも終盤。まずは知床のガイド屋pikkiさん2人と裏摩周~神の湖池間の林道調査へ。まず旧裏摩周へ行く途中の稜線上、いきなり雪面陥没!落ち込む若月さん。穴に手を入れるとホンワカ暖か。あちこちでたまにあるのですが、暖気がどこかからか出ているようです。さすがカルデラ。
ここってたぶん昔の林道だよね?という雰囲気の樹々の間をひたすら2時間以上歩きます。もちろん誰もいません。静寂。
およそ1時間で神の子池から続く、しかし途中で崩落しまくっている広い元林道にでました。さらにここから1時間・・
ようやく見慣れた神の子池へ着きました。雪のない時期にMTBで降りてみると楽しいと思いますが、倒木だらけで整備しなくちゃたぶん無理かな・・
次の日からは連続知床。流氷、まだいっぱいあります!オオワシもいっぱい。
宮城から卒業旅行で来られたNさん。この流氷がこの時期に見られてラッキーでした。
流氷と風を避けて丸まっているキタキツネ。この下にエゾシカの亡骸というご馳走があるようです。
象の鼻もまだこの風景。
フランスから来られたNさんたちと男の涙、象の鼻、フレペの滝に行くと行く先々でヒグマちゃんの足跡が・・これってさっき通ったばかりだよなぁ・・・
しかしクマはクマでもクマゲラ発見!これはラッキーでした。
フレペの滝下では落ちてしまったエゾシカをめぐってワシとカラスが宴会中・・
その上ではまたまたヒグマちゃんのレアな足跡が・・降りようと思って断念したんだね・・
次の日は知床五湖へ。Nさんたちは知床の動物や森を興味深く見て感じていたようです。よかった!
羅臼の流氷
根室海峡(野付水道ともいいます)にかなり流氷が流れ込んでいるという情報で羅臼方面へ行ってきました。根北峠から標津に下りる直線道路の逃げ水の先が流氷でビッシリ!これほど南下しているのを見たのは初めてです。
オオワシ、流氷、国後島。羅臼の流氷はウトロ側とはかなり違い、沖合の流氷が知床半島の南側に流れ込むので、氷がキレイで雪があまり積もっていないので角張っていてシャープな感じ。開氷面もあるのでコントラストもいい感じです。
羅臼町の展望台からの眺め。絶景です。
夕方、標津付近からの雲に浮かぶ知床連山。いつも見ているのと反対側からなので山も裏側。でも羅臼岳はどこから見ても羅臼岳。目印になる山というのも親しみやすいいい山です。
晴天の風景
ここも絶景
連日、絶景の中にいると夢の中にいることが当たり前のような感覚になっていきます。連日ツアーの最後は標高1000㍍の藻琴山へ。
雪のない時期はハイマツのトンネルで展望のないここも冬はこれです!
屈斜路湖、阿寒の山々、知床、流氷のオホーツク海。出来過ぎてるなぁ~
北海道の冬山。開放感の中、緊張感も忘れてはいけない・・
ようやく湖の水が冷えて全面結氷した屈斜路湖。釣りができるのはいつからだろう・・
手軽、とはいえ、そこは山。ちょっと大変、それなのに最高の充実感。
もうちょっとで再接岸なんだけどなぁ~
大斜面を一気降り。ちょっと緊張、かなりの開放。
日焼けに春を感じる冬のスノーシューツアーもそろそろ終盤。









































