知床峠までは濃霧。しかし羅臼湖入り口付近までくると日差しが出てきました。程よい涼しさのなか、雪解けと共に現れるクマザザやハイマツをかわしながら4の沼へ。ここの水中にある雪は水の色と日の光の関係で不思議な薄緑。
霧の羅臼湖へ着き、散策したあと軽くエネルギー補給して帰路へ・・と思ったら北見に移住してきたYさんが雪の下の木道と木道の間を踏抜きスノーシューが引っかかって出られません!まずは助ける前に写真(笑)。(結局助けもしなかったけど)
今年も恒例の羅臼湖トレッキングへ行ってきました。やはりここは一級の絶景。これぞ知床の高山帯という風景が比較的に手軽に楽しめる場所です。これは4の沼上部から見た、知円別岳と羅臼湖。ここまで約1時間ほど。途中、この時期にしては極めて珍しい流氷も見渡せました。
湖を見下ろす高台で食事。気温は15℃で風があったため、じっとしていると少し寒いけど快適、爽快。
帰路もこんな風景。羅臼岳、国後島を望みながら歩きます。
ここの雪上トレッキングはこの時期だけのお楽しみ。あと数週間経つとハイマツやダケカンバが行く手を阻み、水びたしの夏のトレッキングコースを長靴で歩くようになっていきます。
素敵すぎて天気がよければ毎日でも行きたいところです。
子供の入学式のため網走へ向かう途中、畑にたくさんのコハクチョウが!?・・その中に一羽、タンチョウ鶴が混じっていました。
冬の給餌場が終わったのでしょうか、せっせとミミズでも探していたようです。
学校は網走の海沿いの崖の上にあり、窓からの風景は流氷の残るオホーツク海を挟んで斜里岳をはじめ知床連山が一望。
これほどの風景の高校はなかなかないかもしれません。
ちょうど夕暮れ時に自宅に帰る途中、さらに素晴らしい風景に出会いました。本屋に行くと「死ぬまでに一度みたい絶景・・」とか「一生に一度は訪れたい絶景・・」とかやたら絶景という言葉が目につくようになりましたが、ここでは「まず目の前に広がる風景をみて!」といいたい!これぞまさに絶景。残り少なくなってきた流氷に夕日があたり、バックの斜里岳と知床連山も赤くなっています。
毎日この場所を通っていて風景に興味のない人も「今日は綺麗だなぁ~」と皆よそ見をして運転しています。(脇見運転は危ないですよ)それこそ地元の人には「日常の中にもある絶景」といえるでしょう。