高いところはおっかない

なし

宿の水洗トイレや台所、洗濯などすべての汚水は浄化槽へ。公共の下水道がきていない田舎では水洗トイレや水回りの排水を浄化した後に捨てるためのミニ浄水場といえる浄化槽があります。その多くの地方の宿の悩みが浄化槽の悪臭。通常の稼働であれば大した臭いもでないのですが、これからの繁忙期には洗濯機や風呂など、多めの排水が浄化槽の分解能力を越えてしまい、悪臭がでるようになってしまいます。洗剤も除菌能力の強いヤツは浄化槽のバクテリアちゃんによくないので,netで探してドイツやフランスなどからインパクトの低いものを購入している(意外に安い)のですが、それでも悪臭は出ます。悩んだ末、浄化槽管理のプロにも相談して排気筒をつけてファンで放出するという方法をとりました。これが効果がでて、悪臭も気にならないレベルに。

そして2年。かな?ファンがいつのまにか回らなくなり、屋根に登って外してみると・・

ファン

右側が外したものですが、金属の部分がサビだらけ・・硫化水素がでるんだろうなぁ・・これじゃ回りません。そしてホームセンターへ飛び、新品を購入。(左側)

屋根の上

屋根に登るときの姿がこれ。まず往年の名品、力王足袋。スニーカーなどいろいろ試しましたが足袋は滑らず、足裏の感覚も使えて最高でした。それに登攀用のハーネスにロープなど。でもこういう命綱を付けると、緊張感が下がり油断し危ない目にもあいます。

あり

新品取り付け後。快調で、すぐに効果がでました。見た目はわるいけど、効果のある日曜大工は楽しいものです。

 

ハンドル交換

水栓

水道のハンドルを掃除するためにバラしたらパーツが破損している・・パーツだけでは売っていなかったため、ハンドルもデザインの違うものを付けてみました。変更できない基部は15年も経つと腐食もあり磨くのに一苦労。コーキングの部分もカビが生えてしまいカッターやヘラでこそぎ落とし再コーキング。塗装を3重にしてようやくリフレッシュ。日々のメンテナンスやパーツの交換など、田舎暮らしに日曜大工は必須ですね。

メンテと仕込み

壁塗り

今日はしっかり降ってる、という感じの雪。久しぶりに除雪してから汚れが目立ってきた壁を塗りました。一番手間がかかるのは他のところに塗料が付かないように貼るマスキング。床も養生紙を敷いたりと、3分の2の仕事は塗るまでの下準備。でもこれが重要で段取り八分とはよく言ったものです。

コマイ干し

昨日のコマイを美味しく食べるためワタを出し(ちょっとだけあったタチとタラコは美味しくいただきます)キレイに血合いも取って12%ぐらいの塩水に1時間ほど漬けてサッと洗い干します。一夜干しですが、これだけ寒いとまず凍るのでほどよく乾くのは3日後ぐらいでしょうか?このコマイを焼いて日本酒で一杯、最高です。

 

知床だけが・・

知床だけ雪

ウチの居間から見た知床方面。晴れの日は岬までよく見えるのに今日は見事に知床だけ雪。それも気温が一日中マイナス5~6℃で北西の強風。ここは晴れているのでまだマシですが陽射しのない知床は吹雪で特に寒く感じる極寒の日でしょう。知床半島では作物の生育が不安定で清里のほうへ移ってきたという開拓者もいたことも納得です。

パッキン交換

でも家の中は陽射しで暖房もいらないほど暖か。そこで今日は薪ストーブの天蓋のパッキン交換をしました。接着剤代わりの耐熱セメントがすっかり固くなっちゃって硬いバニラアイスを柔らかくするように練って混ぜてようやく使えるようになったけどおかげで今日も手のひらが筋肉痛。鍛え方が足りんなぁ~

ギシギシ音解消!

ゴムパッキン

以前お客さんから指摘のあったベッドのギシギシ音。ネジを増し締めしたり組み立て直してみたりしたけど治らず、今日は原因究明と対策に本腰を入れました。布団とマットレスを取り、ベッドの骨組みを解体。ここから音が出ているんだろうと目星をつけておいたウッドフレームの接合部分に、部屋の遮音に使った余りのゴムシートを切り取り、穴を開けて

ゴムパッキン組

 

このように挟み再組付。よっしゃ!これでOKだ。マットレスを敷き寝返りしてみると‥‥!?全然直ってないじゃん(泣)・・さて本命はどこだろうと寝転んだり押したり・・もしかして基本的なところ・・・?

足フェルト

ということで太い足の裏にもありあわせのフェルトを貼って、またまた寝返りをしてみると・・・ここも違うじゃん(泣)・・こういう時の音は木がたわんで接合部や接地部から音がしているのは確かだろう、と月曜大工の経験からあちこり見てみると・・

ゴムパッキン肝

本命はここだったのです!マットレスの下に敷く板とその骨の木。この板の部品がたわんで乗る部分の木部とがこすれて音が出ていたのでした。それならばとゴムシートを細長く切って両面テープで貼り付け組んでみて、さあ寝返り・・やりました。そして同じ型の残りのベッド8台を一気に貼っていきました。丸一日かかってしまったけど、これで9割方ギシギシ音は無くなりました。皆さんこれで寝返りをうっても静かだと思います。しかし、正直高価ではないベッドってこんなもんなのでしょう。木と木をネジや釘に頼らずしっかり組んで接着剤までつければ音はほとんどしないと思いますが、バラせないベッドじゃ部屋に入れられないし出せないし・・この辺がベッドや椅子のノウハウなのでしょう。でも家具って設計したらちょっとおもしろそう。今度家具屋に行ったときはこのへんの作りをしっかり見てみようと思います。ホントに「おねだん以上~◯トリ」なのか、高級路線一辺倒から舵を切った骨肉の「◯塚家具」はどうなのか、など都会に行くときの楽しみが増えました。

 

 

 

ちょっとひらめいた!

脱着式

 

この長手方向からも薪を取り出せたらいいなぁ・・と思ってひらめいた薪の崩れをおさえる脱着式の部品。2段にしたのでこの部分を作るのに半日かかりましたが、うまくいきました。また雑草対策で小屋下に敷いたビニールに押さえのレンガと砂を載せたりと、あっちをやったり、こっちをやったり。

暫定完成

日も暮れて投光機も出し、屋根のポリカーボネートの波板をはりました。屋根の骨組みを金具で柱に取り付け、塗装も終わり暫定完成です。しかし、横から押してみたりすると、もっと強度が欲しいと欲が出てきました。材料もあるものですませるのでちょっとかっこ悪くなってくるけど明日は仕上がるでしょう。で・・・薪割りが待っているんだなぁ・・・(泣)

進行状況徐々に遅れる

薪小屋塗装

やっぱり日曜大工よりちょっとましなぐらいの月曜大工、組んでくると、「あっここは先に塗っておかなきゃまずい・・」「なんか歪んでる・・うぁ~留める位置間違ってるよ~!」「材料足りね~じゃん!」「これじゃ雨ふきこんじゃうわ・・」などなど不具合噴出。完成に近づくにつれ進行が遅くなります。今日は暗くなる16時で作業終了。塗装をしていたら全身が冷えきっていて、なんか寒いな、と温度計を見るとマイナス5℃。まあ風が無かったから作業できたけど冷えには気をつけねば。その後、網走まで不足が判明したツーバイ材とポリカの波板を買いにいき(波板と波板の重ね代の分の長さを引くの忘れた=波板が足りなくなった)さて、明日も頑張るぞ!

 

薪小屋建設

薪小屋1

降る前にさっさとやっておけば余計な除雪なんてしなくてよかったのに・・とがっくりしながら積もった雪をどかし、トタン板やブルーシートを取って薪をどかします。(ここに作ります)

薪小屋図面

どんなものを作るか、ですが、ボクはそれなりに図面を書きます。仕事として設計をやっていたときは辛いときにあったけど、自分で好きなように簡単な図面を描くのは楽しいもの。それに必要な材料がどのぐらいかを出すのも、売っている店が遠いので買い物はなるべく一度で決めたいのです。

薪小屋2

ボクとしては一番面倒なのがこの基礎。水平を測って土を入れたり取ったり固めたり距離を測ったりと地味な作業ですが一番手抜きできないところです。

薪小屋3

今日は薪を置く下枠を組み付けて塗って終了。塗装もこの時期は乾かないんだよなぁ・・明日は雨と雪の予報です(泣)

より使いやすく

スロープ前 スロープ後

大小混ざった砂利を最初はしっかり固めても、時が経つと大きな石がだんだん浮いてきて、特にカーポートの敷石が周りが浮き、バイクのUターンの時などの不安材料でした。そこでちょっとの幅だけどスロープを作成。材料はもう何年も前にもらった廃材で薪にしようと思っていたもの。ちょっと腐っているものもあったけど、2シーズンぐらいは持つでしょう。今日は暑く汗だくになったのですが、逆に暑いのと風があったので最近出てきたいやらしいブヨにも邪魔されることなくできました。このあとさっそくバイクを出して20キロぐらい走ってきたけど、爽やかでいい季節ですよ~

 

 

外壁塗装最終面

ペンキ最終面

まん中からボクの頭が出ているの、わかります?母屋の2階から撮ってもらったのですが、これでも脚立の上に乗っています。カフェの外壁塗装も最終面の西側。しかし青い空がにわかに曇り、この後、雨が降ってきてここで中止・・また明日に延期です。まあ作業をしているときは楽しいからいいか。