除雪車

除雪

昨日の午後から暴風雪でJRも道路も止まっていましたが、朝、とりあえず道路は除雪されました。今回はテレビでは騒がれなかったけど、こちら現地は降雪の多い暴風雪。それも気温が低く、氷点下8度ぐらいで風が吹き荒れたためホント寒かったです。(正月のルイベピークに比べれば大したことないけど)道路も駐車場も吹き溜まりが1メートルほどの高さになっていました。

昨日今日と大学のセンター試験。JRは止まっちゃってるし道路も走れないところがあるけど、受験生はどうしているのだろう・・遠くから来る人はたぶんこうなることを見越して会場近くに泊まっているとは思うけど、やはりこの一斉受験、一発勝負のやり方はいいシステムではないですね。何年か後に変わるとのことだけどレスポンス悪いなぁ・・

キツツキたち

何かを写真に収めたいと思い知床の原生林をちょっと歩いてきました。

倒木や立枯した木の多い場所でジッとしているとキツツキが近づいてきました。

さすが逆さまに枝につかまるのも得意なコゲラ。

コゲラ

アカゲラは頭上でつつかずに実を食べているようでした。

アカゲラ

原生林の静けさの中の音は営みの音。生き物の音。聞いていて心温まる音です。

 

美味しい魚、釣れます!

今年も能取湖へ氷上穴釣りに行ってきました。全面結氷はしていないものの釣り場となる場所は十分の氷だということでM名人と出漁。

チカ能取

氷点下の中、皆さんテントを立てたり、寒さに強い人はそのまま釣っていたり。

アザラシ能取

凍っていない湖面近くの氷上にはアザラシがのんびりしています。30頭以上はいました。

チカテント

 

最初のポイントはちょっとやってダメだったのですぐに30メートルほど移動。テントを建てた我が家はこんな感じです。

こまい

水深が1メートルほどのここは穴をのぞいていると針に食いつくチカやコマイが丸見え。面白いったらありません。

M名人が「あ~斑点のある魚・・アメマスだ!」というので小さなチカを餌にして仕掛けを垂らしたりしましたが、これは空振入りました。

獲物能取

あまりにも釣れたので早めに店じまい。釣果は3時間ちょっとで2人でチカ約250匹コマイ数匹。

獲物はしっかりさばいて(これが一番大変)醤油とみりんに漬け込み中。

これを一夜干しにして焼いて食べると美味いっす!冬のお客さんにお出しすることもありますのでお楽しみに!

次回はコマイとアメマスを狙ってみます。

神の子池 しばらく行けません

神の子入り口

森林管理局から急に連絡があり、約1ヶ月の予定で神の子池上流の森を伐採するとのことで見に行ってきました。林道は除雪されていて入り口には進入禁止のロープが2重に・・看板には3月一杯となっていましたが、少しでも早く終わってほしいものです。同じく、さくらの滝方面も伐採が始まっていて入れません。直接連絡をもらっただけでも良かったけど、ウチではお客さんの神の子池スノーシューツアーの予約も取ってしまった後に来た連絡なので、どう対処するか悩むところ。でもこれだけ冬でも毎日のようにハイキング客が入っているのにいきなり立ち入り禁止、となったら来た人はがっかりするだろうなぁ・・管理局も伐採業者もハイキングの人のことはあまり考えてもいないのだろうけどこれからレクレーションで使っている場所や道路は工事の時期など事前に協議していく仕組みを作らねばいかんなぁ~と感じた次第です。日曜日は工事休みだろうから行けるだろうか・・?

野付の森

野付ネイチャーセンター主催のハイキングに参加してきました。普段は案内する立場ですが逆に案内されるのはちょっと緊張します。それにどうも職業病で、つい先頭を歩いたり、常に参加者の動きをみて危険かどうか考えたりして「あ~イカン!もっと感じることを楽しまねば!」と変に気合を入れたり・・

原生林

 

国有林のため入林許可を取ってもらって入ったのですが、道からみると荒涼とした印象の野付もトドマツとミズナラの見事な原生林が広がっていました。

動物たちも生活感が出ています。

鹿群れ

鹿の群れが群れのリーダーらしき雄鹿を待っています。「お父さ~ん、早く気てよ~」

ナラワラ1000

年末の爆弾低気圧でネイチャーセンター先の遊歩道と残ったトドマツもかなり流失してしまったようですが、森の際のナラワラは見事に残っています。

ワシ食事

帰路も道路脇の浜にもオオワシたちが群れていてなんかくわえていました。この下には真っ赤な肉の塊が・・たぶんアザラシの死骸でしょう。大宴会という感じ。

コミミズク

そして「いるよ!」と言われてよく探したらいました!コミミズク。いいショットは撮れなかったけど丸い顔が愛嬌あります。

野付半島はまだかなり穴場です。あれだけの原生林と立ち枯れしていく森、動物たちと初夏の花々。道東の穴場はホント素晴らしいところばかりです。

事務仕事の毎日

夜明け

 

年始で皆さんが帰られた後は連日曇り→雪→曇→雪・・太平洋側は晴天のようですが、こちらは北西の風が吹き続き流氷が近づいてきているようです。でも流氷がくると晴天が多くなり気温は下がるけど体感温度は上がりさらに楽しい季節の始まり。まちどおしいものです。今は毎日事務仕事。書類作り、パンフレット校正、そしてHPのリニューアルの打ち合わせ。今までは女将や友人の作ったものを更新していたのですが、スマホ対応も必要と考え、しかしボクがやっていたら5年ぐらいかかりそうなのでプロにお願いしました。そしていつもブログを見ていただいている皆さん、新しいHPと連動させるため、またまたブログのアドレスが変わった・・?かもしれません。短い間に何度も変更しホントお手数かけますが今後はこちらのブログを見てください。もうしばらくは変わらない予定です。でもソフトは日進月歩。追いかけるのも終わりにしたいのですが、この社会の経済活動の中で生きるには仕方ないので、頭の体操だと思って楽しむつもりでやっていきます。ここではこんな景色を見ながらなので苦手なパソコンに向かっていても幸せなのですが、もうそろそろ外で遊びたいなと週末を末つ会社員の気分。さてどこを歩くか、藻琴山の樹氷は成長したか、高いところから流氷は見えるか、湖は氷結しているか釣れているか・・行ってきます!

楽しかった年末年始!

今年も年末年始は楽しい方たちと遊びました!飲みました!食べました!
まずは神の子池へのスノーシューツアー

池はもちろんきれいだけど、最近の低温でシブキ氷が見事。スノーシューでは滑ったり転んだり。


初回の藻琴山では素晴らしくハッピーなことがありました!
Sさん、これからも二人で楽しんでください。

よく見るとSさん二人が藻琴山山頂にいるのですが、このとき空には指輪のようなリングがかかっていましたよ!

次の日は吹雪で山は途中で撤退し、川湯のアカエゾマツの原生林をちょっとウォーク。
植林みたいに同じ木が生えていますが原生林。アカエゾマツの群生地です。

大みそかの夜は恒例の来運神社へのお参り。名犬?ムギも深夜の散歩に大喜び。泥酔者数名(笑)


元日はオオワシを見て宇宙展望台そしてスノーシューで広大な風景の中、宿まで戻りました。
気持ちいいです。

藻琴山へ。雪は少ないながらもさすが絶景。転んだり、もぐったり、引っかかったりと楽しかったなぁ~

帰路は夕映えに成長しかけの樹氷が屈斜路湖をバックにため息の風景

そして次の日、今までのツアーでもっとも寒かった斜里岳ルイベピークへ。(誰だっ!こんなネームミングしたのは!)

ポーズをとっていますが、ちょっと言えないぐらいの低温と強風。体感温度は相当なものでこれはマズイ!と
ただちに下山。少し下ってNさんのジャケットを見ると

内側が氷結していました・・あんな寒い思いはボクも初めてです。つらい思いをさせてしまいましたが
これでオーロラでも南極でもシベリアでも大丈夫でしょう・・

最終日のツアーは知床の原生林へ。

いい写真はありませんがラッキーなことにクマゲラが見れました。
やはり原生林はいいものです。

最後はフレぺの滝。流氷の季節前のだれもいない知床。自然の音や風を「考える」ことではなく「感じる」ことができたでしょうか?

お越しいただいた皆さん、ほんとうにありがとうございました。常連さんたちと笑い、初めてのお客さんともいろいろ話ができて
私もとても楽しかったです。これぞ宿冥利ですね。
まだこれから流氷の季節。さらなる絶景が待っていますので是非お越しください。