野付ネイチャーセンター主催のハイキングに参加してきました。普段は案内する立場ですが逆に案内されるのはちょっと緊張します。それにどうも職業病で、つい先頭を歩いたり、常に参加者の動きをみて危険かどうか考えたりして「あ~イカン!もっと感じることを楽しまねば!」と変に気合を入れたり・・
国有林のため入林許可を取ってもらって入ったのですが、道からみると荒涼とした印象の野付もトドマツとミズナラの見事な原生林が広がっていました。
動物たちも生活感が出ています。
鹿の群れが群れのリーダーらしき雄鹿を待っています。「お父さ~ん、早く気てよ~」
年末の爆弾低気圧でネイチャーセンター先の遊歩道と残ったトドマツもかなり流失してしまったようですが、森の際のナラワラは見事に残っています。
帰路も道路脇の浜にもオオワシたちが群れていてなんかくわえていました。この下には真っ赤な肉の塊が・・たぶんアザラシの死骸でしょう。大宴会という感じ。
そして「いるよ!」と言われてよく探したらいました!コミミズク。いいショットは撮れなかったけど丸い顔が愛嬌あります。
野付半島はまだかなり穴場です。あれだけの原生林と立ち枯れしていく森、動物たちと初夏の花々。道東の穴場はホント素晴らしいところばかりです。