去りゆく流氷とポカポカ昼寝。
氷船からエサ探し。そろそろ北へ帰るのかな。
埼玉のTさんのランチはトキシラズのルイベ!一休屋さんの芸術。ちなみにトキシラズとは春~夏と早い時期に捕れた、まだ卵や白子に栄養をとられていない脂ののったサケのことです。美味!
原生林ではクマゲラに会いました。森のあちこちではコンコンコンだけでなく、タララララッ~というドラミングも聞こえてきました。恋の季節の始まりです。
人にとっては絶景。キツネにとっては昼寝の寝床。
今年もイタヤカエデの樹液にありつけました。知床産メープルシロップ。
次の日は転勤で北海道から去ってしまうTさんとエトンビ山の軽・・?登山。自然林の中、徐々に斜度が増していく斜面を約2時間半、ひたすら登ります。この時期は雪の表面が締まっていて登りやすい!もし新雪だったら疲れと時間は倍かかっていたでしょう。
ルベス岳と同じく、途中にあった穴からは暖かい空気が出ていました。あちこちに地熱の高いところ、人知れずあるんですね~
上部のヤセてきた尾根を登ると、
写真では伝わりませんがオホーツクの大パノラマ。沖には流氷、歩き始めたところに停めた車、わが町清里、斜里、小清水、網走に知床。藻琴山に屈斜路湖まで見えました。
尾根を歩き、山頂へ。この日は斜里岳を西側から遠望。
次の日も快晴!今度は東側から斜里岳ルイベピークを目指します。ルイベピークとは以前そこで最高に(最低に)寒いおもいをしてルイベのようになってしまったので勝手に命名。まずは2時間、広くて気持ちのいいトドマツとダケカンバの自然林をゆったり登っていきます。
稜線に出ると正面には東斜里岳。その右側が本峰。北海道冬山の山岳景観。
目に入る風景は360度絶景。野付半島もまだ氷結中。
国後島の近さを実感。泊山、羅臼山。島の半分も見えていないけど佐渡島の2倍という大きな島。行ってみたい!
ルイベピークをすぎ、東斜里岳の手前、標高1200メートル付近まで行きました。暑くて背中汗だくだったり、寒くてプルプル震えたり、オオワシが上空を滑空していったり、クマゲラが鳴きながら飛んでいったり、今回も心に残るハイキングができました。