静かな知床

冬の間、整備が勧められた知床五湖の遊歩道。ここも閉鎖が解除され、まだ誰もいない知床五湖を認定ガイドPikkiさんの案内で歩いてきました。道の駅も営業を再開し(レストランは明日から)ホテルも緊急事態の解除に合わせて営業を再開するでしょう。これから少しづつ人が戻ってくるようになると思います。知床一番の観光地であるここは訪れる人が多く土壌も痛むので場所により景観に配慮した色のしっかりした歩道が設置されていました。我が清里町の観光地整備にも参考になります。

まだ鳴き声は確認できなかったけど、エゾハルゼミも出てきました。

オシドリも静かな湖面を滑るように泳いでいます。

たぶん50年以上昔に切られた切り株。そこに樹木が育っていく切り株更新や倒木更新があちこちで見られるのが知床五湖の一つの特徴。樹木の生命力には感心します。

あちこちに水芭蕉。すでに葉が大きくなって物が多いですがまだキレイに咲いているところもあり狭い範囲でも気候の違いが感じられます。警戒音を発していたエゾシカの親子。別に何もしないよ。

晴天の今日は湖面に写る逆さ連山が見事。知床五湖は有名すぎて足が向かないこともあるけど、箱庭的自然の美しさが凝縮されているところ。穏やかな気持ちで風景を眺め自然を感じながらゆっくり歩くのは気持ちも体もリフレッシュされます。今の状況が落ち着いたら是非お越しください。ヒグマの気配は今日は全く無かったです。安心なような少し残念なような・・

夕方、帰路につく前に海でルアーを投げてみました。しかし目的のホッケ、タラは釣れず・・

釣れてくるのはギスカジカ?ばかり。汁物にすると美味しいらしいけどリリースしました。K氏によるとこのカジカが釣れだすとここの釣りは一段落することが多いとのこと。そうすると海のサクラマスと湖のアメマスかな、次は。その前に大工仕事だった・・