日本の東端を実感

地震の弱い揺れで目が覚めると午前3時40分。でも外はとても明るく知床連山が朝焼けに染まっていてとてもきれい。3時間前におやすみしたのにもう朝。明るいから朝だというのは東京あたりの標準じゃないか?ここで未明というと午前2時ごろになるのか?などと思いつつ・・おやすみなさい・・

寒い日を利用

薪割りをしています。ただ昨日までは暑かったのでブヨが発生しうっとおしかったので少し中断していました。(まだあまり刺さないけど)今日は最高気温が8度ほどと寒いぐらいで虫たちも一休み。ここぞとばかりに斧を振り下ろしました。今日の樹は水気の多いヤチダモなどが多いので2年は乾かしたいところ。次の次のシーズン用のため虫の少ない寒い日にいい運動です。

ライダー発進

バッテリーを新品にして今シーズンも始動したXLR125。ツーリングシーズンと宿の繁忙期が重なるため(そりゃそうだ、ツーリングもお客さんも多いのです)なかなか乗れませんが自分の北海道の旅の原点はバイクツーリング。乗るたびに「バイクってやっぱり気持ちいいなぁ~」と再確認するのでした。持っているバイクも、釣り具もみんな骨董品のようになってしまったけど大事なものは大切にしていきたいと思います。

トレイルを作る

裏摩周展望台から神の子池までの約8キロ。ここをつないでMTBも走れるトレイルを作ろうと我々ガイドと森林管理署、環境省、役場の方と調査に行きました。基本的にかつて伐採などで利用していた林道を利用しようという計画です。ここは裏摩周展望台から15分ぐらい歩いたところで30年ぐらい前まで車で来られた旧「裏摩周」というところ。展望はイマイチだけど、昔はここから湖面に降りたところで、今でも水質調査のときは特別にここから行っているようです。

もう何十年も手の入っていない林道は倒木だらけでその倒木も苔むしていたり幼木が生える倒木更新なども見られました。草も生え、よく周りを見渡さないとどこが道だったのかわからない感じで、こうやって森に帰っていくんだということが実感できます。

5~6キロなだらかな尾根筋を歩いて沢沿いの林道へ。ここは大雨で道路が流されてほとんど無くなっていて車は通行不可能。MTBは担がないとならない場所もあります。

神の子池へ到着。ほとんど緩い下りが主なのでのんびりダウンヒルにはいいコースになりそう。また冬のクロスカントリースキーやスノーシューハイキングにもいいコースとなりそうです。いつ完成するかはまだ未定ですがご期待ください。

 

道北イトウ釣行2018春

オホーツクを一路北へ。道路と並行して残っている鉄道の廃線後を見ながら歴史に思いをはせるのもいい旅です。

いつものエサヌカ。道路の端は逃げ水に。広い・まっすぐ・真っ平・北海道!

エサヌカ両側の牧草地にいつもいるエゾシカたち。そりゃごちそうの草原だよね・・

道路脇の湿った場所のそこかしこに生えている雑草、水芭蕉。

こんなところで釣りをしています。北海道だなぁ~と感じる風景。

M名人はさすが!。ホントによく釣ります。

あと8センチで1メーターでした。大物。

この魚、なんともお茶目な顔つきで、いつもなごみます。

ボクも名人の半分ぐらいは釣りました。

上空ではミサゴがホバリングして狙いを定めています。イトウを狙ったら逆に食われるんじゃないかな・・・

帰路はアイヌ語の川の意味が書いてある看板を見ながら勉強。なるほど!濁っている、という意味なのかな?

漢字を当てはめると風烈布。勇ましい意味かと思ったら赤いという意味。きっと昔は湿原の成分で赤茶色く濁っていたのでしょう。・・この上流はやまべ(ヤマメ)釣りのメッカ!?次回行ってみるか。今回は3年前に別寒辺牛川で会った人が偶然隣で釣りをしていたり、猿払のイトウの会の話を聞いたりといい旅でした。

 

少し早い春の風景

なかなかスカッと晴れないGWも後半。昨晩しっかり降った雨が太陽の日差しを浴びて一斉に蒸発していきます。

我が家の桜(エゾヤマザクラ)も開花宣言。例年より5日ぐらい早いかな、という春です。

楽しすぎてまた行きました

明日から宿再開。その前にどうしてもまた屈斜路湖へ釣りに行きたくなり午後より出陣。気温も一桁で北風が強く寒かったのですが、どうもガスっていて煙臭い・・と思ったらロシアの森林火災の煙が流れて来ているとのこと・・しかし釣りは好調。ミサゴも狩りも好調で水面へのダイブも見られました。これはM名人と知床K氏のアメマスダブルヒットで取り込んだところ。

そしてM名人の上げた50オーバーの弾丸ニジマス。完璧なプロポーションとハイパワーで上げるまでに一苦労していました。今日はフライはいまいちだったけどルアーは好調。魚体の太り具合、プラグでもよく釣れたことなどから、ワカサギなどの魚食性が強くなってきているようでした。今シーズンも好調です!

自分で直したる!

毎年のように同じところが壊れるアトラスのスノーシュー。(でもスノーシューのメーカーの中では優秀なメーカーだと思う)歩行面のもっとも負荷がかかり硬いものにもぶつかる場所にリベット留めがしてあるという設計ミスのようなモデルなのですが、こんなものでも2万円ぐらい出して買ってしまったので大事に使いながらも何度も取り扱い会社のモ〇〇ルに修理に出していました。(最近のモデルは”ここの”設計は改善された)しかし、もうこんな古いモデルの修理は勘弁してくれ、と言われ(それも電話をかけるとその言い方は無いんじゃないの、というような対応をする担当者が出ることがあるので注意)がっくりしていましたが、もし修理できればまだまだ使えるので(これこそエコです!)自分で部品を探してやってみることにしました。ホームセンターをハシゴして探しても合いそうなリベットは無かったのでノギスで穴径やカシメ厚を測り、ネットでメーカーを探し直接電話。材質も相談して送ってもらいました。それが上のリベット。

これを差し込み鋲の部分をハンマーで軽く打ち込むと見事に、あっけなく、簡単に修理完了。スノーシューのフレームのアルミパイプの肉厚が薄いのと繊維強化樹脂が柔らかいこと、構造上どうしてもリベットに負荷がかかる、等の理由でどこまで使用に耐えられるかわかりませんが自分としては満足。これから知床峠周辺の残雪で耐久テストをしてみる予定です。しかし老舗メーカーのスノーシューは高い!製造数も少ないので仕方ないのかもしれないけど、こんなものがなんで3万円もするの?というものが多いのです。それもすぐに靴と外れちゃったり壊れちゃったりという設計のあまいものもあるので、まだスノーシューは未完成の分野の商品なのでしょう。毎日使っている知床のガイドたちにモニターをしてもらえばもっといいものができると思うのだけどなぁ・・・ガンバレ、メーカー担当者!

釣り曜日

神奈川Y氏と3日半屈斜路湖へ通い釣り三昧。やはりロケーションも最高です。

まずはコイツを仕留めなければなりません。この大物、よ~く見ると・・

でっぷりお腹、もっさりお顔のオチャメなウグイのキュウちゃん。(キュウと鳴くので)しかしこの魚も釣れないときはトラウト類もなかなか釣れません。

一日目は苦戦、25℃まで上がった2日目も苦戦。しかしこの3日目は気温が5℃ほどにもかかわらず魚は活性が高く、ドデカドライフライでアメマスを何匹も釣り上げたY氏。見事!

でっぷりニジもドライで仕留め・・で、このままリリース。

M名人はいぶし銀のような粘りと腕前で次々にアメマスを上げていました。

コンビニのおねーさんが箸を入れ忘れ、枝とナイフでマイ箸を作って食べているY氏。

飛ぶは跳ねるは、すごく元気な銀ピカの魚、よく見るとヒメマス!これは今朝、ムニエルでいただきました。素晴らしく美味!

最終日の今日はウトロ料理人K氏、網走パテシエTさんも合流。K氏は今日はサクラマス、ニジマス、アメマスの3目釣り。しかし!なぜかウグイを釣らない立派な?人。不思議だ・・・

Tさんも見事にアメマスをゲット。屈斜路湖初獲物とのこと、やりましたね!

白鳥もまだ在宅。いい風景です。

ミサゴのダイブも見事に魚を捕らえます。しかしこの後、2回りも大きなオジロワシに猛然と追いかけられ獲物を捨てて逃げました。もちろんオジロワシは獲物の魚を横取り。

今回は3日半のうち、良かったのは一日、まあまあが1日、いかんなぁ~が1日半といったところでしょうか。しかし自然も含めてとても楽しく大満足の釣り三昧。これだからやめられません!

 

今日も湖へ

新調したフライラインは高いだけあって・?素晴らしく、今まで使っていた20年以上前のラインはただの紐のように思えます。藻琴山をバックにルアーをかっ飛ばし銀ピカのニジマスをかけているM名人。いい絵です。

知床のシェフK氏も初アメマス。午前中は別の場所でニジマスやサクラマスの大物などを上げて好調です。

ボクと知床ガイドS氏(写ってないけど・)はフライでウグイいっぱい、たまにアメマス。終盤、ルアーで弾丸サクラマスをなんとかゲット。引き強かったなぁ・・という釣果でした。今日はオジロワシがカモを追いかけているのを見ました。いつものアイツ、ミサゴ君も健在。白鳥もまだ何羽か滞在中。明後日からは神奈川Y氏も参戦して連日釣行。今のところそこそこ好調だけどさてどうなるやら・・