斜里岳登山開始!

今年も斜里岳山開きに向けた準備が始まりました。まず山頂の看板が壊れている、との情報を確認へ。また今年は積雪が少なかったので一週間早くなった山開き(6月24日)のときには危ないスノーブリッジはもう残っていなければいいな・・と願っています・・下二股は昨年のしめ縄が残っていて雪もなく少し安心。

何か所かの残雪にステップを刻みながら上っていくとやはりここ、羽衣の滝や見晴らしの滝付近にはかなりやばいスノーブリッジが・・上二股の上や胸突き八丁の上、馬の背にも残雪はありましたが10日後の山開きにはなんとか危ない部分だけでも解けてほしいものです。

上部では控え目に咲くチシマザクラが満開。この春?最後の花見。

山頂直下より馬の背を望む。ガスがかかって風も出てきました。

気温は8℃。風が吹き抜ける上部では汗をかいた体は一気に冷えていきます。

同行のシャローム・ガイドオフィスの門田さん。やはり山頂の看板は破壊されていました。よく見ると斜め上からドンと突くように壊れていて石のプレートもバラバラ、それを留めていた金属のプレートとネジには焦げがあったのでたぶん雷による破壊でしょう。これから新しい標を立てるつもりですが大変は重労働になりそうです。近いうちに登る予定の方、例年より沢の水も少なく、アイゼンもいらないですが、スノーブリッジの踏み抜きと雪の崩落には細心の注意を!

 

見どころ案内完成

 ホントにいい見どころを伝えたいなぁ・・と考え、部屋のファイルを追加、更新しました。今までご希望の方に地図の載ったパンフレットにおすすめ場所を赤マジックで記入してお渡ししていたものを、範囲を広げて東北海道全域のおすすめ、見どころコースの案内を追加し各部屋のファイルに入れました。これを見ていただけば周遊する行程が組みやすいと思います。でも東北海道のおすすめはまだまだ膨大で載せきれず、これでも見どころ遊びどころの情報は半分ぐらいでしょうか・・広大な風景をひとり占めできる場所、車や自転車、バイクで走る爽快ロード、実はテレビドラマのロケ地にもなった日本離れしたハイキングコース、絶景の山、ここに行ったらこれは食べたいもの、ヒグマやエゾシカやオオワシ、サケの遡上を見られる場所、釣り情報、雨の日のおすすめ場所、地域別季節ごとの天候の違いなどなどキリがないので来られたときに聞いていただければお伝えします。それからファイルの後半はwebでも紹介している「北海道移住記」とブログでも紹介している「北海道を旅する人におすすめの本」を載せてあります。こちらに来る前も来られてからも北海道を楽しんでください。

気温で仕事を決める

今日は北風、気温も昼で7℃という寒さ。先日の30℃はなんだったんだ!という北海道らしい気候です。これなら嫌なブヨ、蚊、アブなども出ない!と敷地内(正確には微妙に道路用地かな・・)にあるカラマツを伐採。爆風で折れたら電線を直撃しそうなので前々から切ろうと思っていたのです。カラマツは乾燥すると硬いけど生木はとても柔らかくうまく切れました。(急斜面に生えていたので倒れる方向や足元が不安定でチェーンソーを使うのがとても怖かった・・)しかしこの後、薪にする太い部分の幹が側溝に落ちてしまい、底で細かく切って何度も担ぎあげました。おかげで今日は全身少し筋肉痛。でも気持ちは爽快な肉体労働、かな・・

春の釣り終了

春の釣りもおそらく最後。午後から屈斜路湖へ。気温は25℃で水も暖かくなってきて虫も多く発生して釣りにはいい感じですが・・小さいヤマメやアメマスが少しとウグイが入れ食い・・その無数にいるウグイは産卵のためあちこちの岸際でバシャバシャやっています。そしてそれを狙うキタキツネ。すっかり夏毛になって痩せっぽっちに見えますがあれが夏の普通の姿。このキツネ、浅瀬に飛び込み3打数2安打ぐらいでウグイを食べ放題。自分にはイマイチでも彼らにはご馳走です。小川が流れ込むところではワカサギを捕まえていたからすっかり魚食になっているよう。健康だねぇ~

この時期屈斜路湖周辺でよく発生する雷雨を車の中でやり過ごした後、湖面に出るとウィ~ンと高周波の音が全体に鳴り響いています。見上げると雲のように無数の蚊が飛翔していました。もちろん自分の体も蚊に囲まれてうっとおしかったけど、よく見るといつものかゆい蚊とちょっと体型が違い刺してくるやつは一匹もいませんでした。この虫たちが魚や鳥や他の昆虫たちの栄養の源をなっていることを考えると「刺さないならまあいいか」と水面に突き出る一本の木と化して休息所となっているのでした。これから宿もハイシーズン。山開きに向けた登山道整備の段取りや自転車の大会の準備などでいったん釣りは一区切り。次の釣りは仕事の合間のお昼時に8月のカラフトマスかな・・

情に流され・・

もう何年使ったのかも忘れるほど前から使っている目覚まし時計。秒針が壊れそれに他の針も引っかかってついに壊れました。さすがに修理もいいかな、と思い新しいものを買ったのですが、毎日こいつに起こされていたな、と思うと情が移ってなかなか捨てられませんでした。しかしこれだとゴミ屋敷の始まりだ!と言い聞かせ「ありがとう!」と廃棄。年を取ると何も捨てられなくなる人の気持ちが少し理解できるような気がしました。

究極

毎年来てくれるT3TEC http://t3tec.jp/ のTさん。助手席に乗せてもらい近所を走りましたが、この車の楽しさは究極かもしれません。低回転からトルクもあり、回すともちろん「おっー!」という加速。コーナーもシャキッと回って(そう回るのはコツがいるよう)さすがこの車のショップの代表さんです。普通に走るのも飛ばすのもサーキットを走るのも楽しそうで、しかもいろいろなアレンジもできる車のよう。ホンダも面白い車を作っていたのですね。今はどうなんだろう・・?

月を愛でる

今日は一日快晴。夕食を作りながら満月の月の出を楽しみにしていると斜里岳の斜面から上がってきました。月はこのあと稜線から30度ぐらいの角度を保ちながら上っていき眩しいぐらいの明るさで大地を照らしています。小麦をはじめとする作物たちはもしかしたら月の光で光合成をわずかでもしているのでは?なんてことを考えたりしながらの月見酒は幸せ気分です。

晴れました!

ここ数日間肌寒く、暗く湿った天気が続いていましたが、先程ようやく晴れました。これは10分ほど前に撮ったもの。今朝までに出発したお客さんに見てもらいたかったです・・

宿横のジャガイモ畑は葉が出てきました。早く伸びてね、ほこりがたたなくなるから。

春の釣り終盤

24年間使ってきたシマノのリールがついに壊れ、昨日新たに購入。今日は自分では初めて使うPEライン(ポリエチレンのより糸)を巻いて(今までは普通の釣り糸、ナイロン)さっそく屈斜路湖へ。今主流となりつつあるこのPEライン、とにかく伸びが少ない、細いのです。これは40センチほどのワカサギをたらふく食べて(たらふく、とはタラお腹ののようにでっぷりしていること)太ったアメマス。今までのナイロンラインは魚が来た時にグゥン!と来るのですが、このラインだとガツッ!です。投げ方や傷に注意をはらわねばなりませんが、ナイロンがRV車、PEがレーシングカーといったところでしょうか。

写真ではよくわかりませんが、知床K氏の上げた体高がとても高いサクラマス。いい引きしてました。

午後からは曇りの予報が完全に外れてかなりの雨。釣りで上げ下げする腕は袖口から雨が侵入し皆びっしょり。おまけにボクが中古で買ったカッパは・・ただのウインドブレーカー並みの防水。背中ビショビショでした。そして夕方、一瞬雨が上がりキレイに紫となった日の入りの風景。釣りをしているからなおいいのですが、一か所にしばらくゆっくりしてあちこち眺めて、動物の声を聞いて過ごすのもいい休日ですね。

ぐるっとツーリング

夕方までデスクワークをしていたけど天気の良さと暖かさに「ちょっと走るか!」と急きょぐるっと一周ツーリングへ。自転車の大会「グランフォンドきよさと」のコースの路面状況の調査も兼ねて出発。まずは裏摩周展望台。今まで「湖面がほとんど見えない」というクレームが多かったけど、環境省や森林管理署の協力でようやく枝をちょっとだけ切らせてもらい見晴らしが良くなりました。これであと3年ぐらいは湖面が見えるかな・・

上りは楽しいワインディング。下りは爽快ロード!

峠の中標津側はまだサクラが咲いていました。

冬によく登ったモアン山の今の姿。緑の牧草がキレイ。

北海道の風景

開陽台で見つけた「登り口・・?」へ行ってみると・・

こんな細~い泥の道。上のキャンプ場に着くのだけど、これは運転のうまい人かオフロードバイクじゃなきゃ厳しい・・でもこんなチャレンジし甲斐のあるところがあるのがいかにも北海道。いいですね~(都会だったらすぐに文句言う人が出て通行止めでしょう)

北19号。いわずと知れた元祖爽快ロードだけど、他にもいい道、いっぱいあります。

直線道路と広大な牧草地帯。こういう道を走りたくて北海道に来ていたんだな、ということをいつも思い出します。やっぱり気持ちいい!ツーリングシーズン始まりです!

帰宅して「走ったなぁ~」を実感