子供たちを野に

昨日は朝から清里の子供たちの「体験発見スクール」で神の子池へかんじきハイキング。1泊2日の2日目の行事のため寝不足の子供もいて「ウァ~楽しい!」から「なんでこんな疲れることさせるのよ~!」という子まで様々。

かんじきが外れるトラブルはあったものの滑って飛んで最後は体力が余って走り出す子、疲れて不機嫌全開の子までいて、「ああそうだ、これが子供の行事だったんだ」と再確認。でもホント清里の子供たちはいい子です。

午後は宿の洗面所の塗装。ウチの宿は多い石膏ボードそのままの壁が多く水が付くとシミになるので清潔感を保つため春と秋は常にどこかしら塗ったり貼ったり大工仕事。まず洗濯機や乾燥機、スイッチ類を外して壁も掃除。丁寧にマスキング。ここまで丸一日かけ前日までにやっておきました。このマスキングが塗装のキモ。段取り8分ですね。

いつもの水性塗料(アサヒペンインテリアカラー)で細かいところは刷毛で、大きな面はローラーで塗って乾燥させ、2度塗りしてマスキングテープを剥がし完成。先日お客さんに「この宿は来る度にキレイになっていくね!」と、最高な褒め言葉をいただいたのでますますやる気が出たのでした。今日は働いたぜ!

絶景!

今日は久しぶりの快晴。何年経ってもこの風景は心を癒やしてくれます。風もなく夕方からは冷えこんで氷点下10℃以下に下がりました。

夕映えもほんの数分紫色。まだ積雪は少ないけど、もしかしたらこのままこの冬はいくのかな。

自分には教材

ゴールデンカムイ 野田サトル 集英社  2016年のマンガ大賞の作品。作者が「可哀想なアイヌはもう描かなくていい、強いアイヌを描いてくれ」と言われて描いた、戦場帰りの杉本とアイヌの少女アシリパ(リは小さいリ)の2人の主人公の旅の物語。基本的なストーリーは残忍だが狩猟や食事、自然崇拝や宗教観についてもアイヌの文化がよく書かれていてとても参考になる。いつもながら小説、漫画、TVドラマ、映画など、北海道=極寒=監獄=ヒグマ=人食い・・というシーンが多々出てくるのは仕方ないか・・快適な天候=善人=かわいい動物たち・・ではストーリを作るのが難しいもんね・・・人として「生かされている」ではなくて「生きている」という実感を感じながら充実した生活をするのには北海道はとてもいいところなんだけど・・誰かそんな楽しく明るい北海道を描いてくれないかな。

2018氷上初釣り

今日はM名人、協力隊Kさんと網走湖へ。12月下旬からの暖気で氷の厚さは例年より薄く穴は開けやすい状態。そして午前中は雨・・でもテントの中は快適です。

不漁だった去年よりに比べて「回復!」という感じでいつものようにワカサギじゃなくてチカなんじゃないかとおもうような大物が次々と上がりました。

Kさんもカレイにウグイにワカサギにとそれなりに連発。素晴らしいのはダミーのエサ付きの針でずっと釣れたこと。彼女は一度もエサのサシを触ることがありませんでした。腕がいいのか・?仕掛けがいいのか・?

スカリという専用の網はもう一杯で溢れそう・・300匹ぐらいはいるかな?これを甘露煮にしてお客さんに出すとすると一人あたり5匹計算で60人分・・まだこの何倍かはほしいところ、というわけでまたそのうちに網走湖に仕入れに来ようと思います。遊びじゃないです、仕入れです(笑)

 

それぞれの夕映え

昨日は晴れたり曇ったりでしたが夕映えの海別岳が特に素晴らしかったです。斜里岳とは反対に穏やかな表情の海別岳。色々な表情の山々が楽しめるのもここの特徴でしょう。

買えないし、買いたくないし

高騰!いくら何でもこの値段では料理においそれとは使えませんが、毎日提供する料理が白菜と大根ばかりとはいかずに涙を飲んで購入しました。他の葉物野菜を4つ買って2,000円(涙)・・LEDコンテナで生産した野菜でいいので安く安定した野菜の供給を少しでも早く進めてくださ~い。自分でやっちゃおうかな・・とも考えたりして

乗ってこそ車

2000年式のインテグラタイプRで来てくれた群馬のKさん。サーキットから山奥の林道まで走行距離は30万キロ以上。錆で穴の空いた車体からエンジンまであちこち直して乗っているきれいな車。走るのも楽しそうですが車もなんとなく嬉しそうな感じでした。

年越し

12月31日、年越しそばを食べ、酒とサケを食らい来運神社へ初詣。月明かりの明るさを感じながら道路上で明けましておめでとうございま~す、の後、いつものように手を合わせた先にはおじさんたちが何人も座りタバコをすったり喋ったりしています。皆さんには「あの方たちは神様です」と伝えました。・・

新年の朝はおせちを食べ(写真撮るの忘れた・・)清里町内のオオワシポイントへ。ワシも多かったですが、今年は今さらサケの遡上が多い!それも小型の魚ばかりで池の鯉か鮒のよう。もともと終盤のサケは小型なのですが、ここまで小さくて数が多いのは初めてです。なにか異変が起こっているようですが、それが自然の流れならまだしも人為的なものなら問題ありそう・・

天気がイマイチな日が続いていましたが、このときは一本のシラカバ(写ってないけど・・)からは斜里岳が望めました。

2日目からはスノーシューツアー再開。皆さん初の牛文字のモアン山へ。このコースはやはり素晴らしい!こんな牧場の真ん中を歩かせてくれるとは感激です。

沢沿いでお湯を沸かし昼食。

山頂着。運動不足な方には汗をかくちょっとキツイ運動ぐらい。この後は湯宿だいいちで温泉を満喫。皆さんのおかげでこの正月も楽しく過ごせました。一年後もまたよろしくお願いいたします。

 

 

 

釣り、首都圏

再び首都圏へ。羽田へ下りるときに夕焼けに照らされた富士山が見事で機内アナウンスもされていました。もっと「今、下北半島が見えます」とか「猪苗代湖の上です」とかガイドしてくれれば面白いのだけどやってくれないかな・・そして都会での用事は色々だけど楽しみは一つ、管理釣り場での釣り。

今回はあきる野市にあるサマーランド横の秋川湖という釣り堀です。ちょっと大げさなポジションだけど70センチ近い大ニジマスがかかってヒイコラいっているところ。さすがに3番ロッドに細い糸ではなかなか寄りませんでした。結局バラシ・・

アルビノも釣れました。オレンジの体に赤い目、へぇ~という魚。

ちょっと洒落たものも食べました。サバにハマチにマグロか・・手前は養殖ニジマスかな・・これがこっちなら、カレイにヒラメ、サケのルイベ、ソイ、イカという感じでしょうか。

釣り2日目は川越の水上公園。夏はプール。ここは流れるプールです。魚の写真は無いけどニジマスが一日入れ食い。今の釣り堀はどこもルアーの人が多いけどフライのようには釣れません。釣れる数は20対1ぐらいでしょうか。魚達が食べている小さなユスリカのようなフライで釣れば最高に面白いのになぁ・・フライは巻くのも、投げるのも(投げれるようになるのも)、釣るのも楽しいからみんなフライやればいいのに・・業界の人たちは美女フライマンでも使ってもっと宣伝したほうがいいのでは・・ちなみにボクはルアーも好きです。

池袋のルアーフライの店の隣はソープランド。歩いている人も外人が多く文化も人もごちゃごちゃです。これでいいのかなぁ・・

東京の夜景は眩しいぐらい。北海道上空で明かりの少ない大地を見たらなんかホッとしました。しかし川や湖でのルアーフライの釣りはひどく下火になったようで釣具屋は相次いで縮小、撤退。そりゃ自然の川や湖ではよほどじゃないとほとんど釣れないし、というか魚がいないし、若者は車を持たなくなってきているから駅近でないと行かないし釣り業界にとっては受難の時代でしょう。でも北海道はまだまだ天国。釣り堀に通っている皆さん、是非一度北海道へ。

サケトバ完成!

寒空の下、およそ3週間干したサケ。身の厚さにより乾燥度合いが異なるけど、ほぼ完成。釣り用の先端に引っ掛けのついたペンチで皮を引き剥がし(これが結構力必要)ハサミでチョキンチョキンと一つづつ切っていきます。切れたら真空パックして冷凍庫へ。年末よりお出ししますのでお楽しみに。