ここまで曇りの続いた8月は無かったと感じるほどだったのですが、ついに晴れました。昨晩は天の川、流れ星、人工衛星もよく見えて、皆でしばらく夜空に感動。気温はかなり低めだけどこんな夏もまた北海道らしいといえばそうでしょうか。こういった涼しく爽やかな晴れが続くことを願うばかりです。
今でも斬新
噂の車
会社員時代の同僚の神奈川H氏が乗ってきたレンタカー。これが噂のガソリンエンジンで発電してモーターで走る日産ノートeパワー。プリウスのようなハイブリッドではなくエンジンはあくまで発電だけ。試乗させてもらいましたが、実にうまく出来ていて普通に走ったらモーターで走っているとはわからないぐらい。モーターはリーフと同じものらしいですが、出だしの加速が凄い!というか音もなく、シートに押し付けられるような加速でもなくそれなのにあっという間にスピードが出ている感覚なのです。モータは回りだしの初期トルクが一番強いといいますが、こういうことか!という感じで、荒いところもなくうまく制御されています。この車、EVといっていいのかわかりませんが、純粋なEVへの移行期の車として技術の進歩を味わうのにいい車でしょう。実燃費はリッター20キロぐらいのようです。売れているのがわかりました。やるじゃん、日産!
一望・雨の場所
夕映えと小麦
ホントに大雨になるのかな・?
清里の中学生は斜里岳へ登るのだ!
花めぐり斜里岳
昨日は斜里岳へ。登山道の状況を見に行かねばならないという使命感、そして宿引きこもりの体に喝を入れるべく出発・・・しかし霧雨で真っ白、何も見えません。しかしこういうときは山頂は意外と晴れているもの、また晴れていなくても高山植物が出迎えてくれるので気持ちは晴れやかです。
例年よりさらに赤茶けているようにみえる沢の岩。鉄分の流出が多いのでしょう。寒いぐらい涼しく、上二股周辺は9℃しかありませんでした。
バクバクいう心臓に生きている実感を感じながら、チシマノキンバイソウが出迎えてくれます。
チシマフウロウ。今年は少し違うところにも生えていました。毎年少しづつ変わる植生、アメリカオニアザミなど迷惑な外来種もありますが・・
エゾツツジはちょっと元気なかったなぁ・・終盤か・・
なんだっけ・?たしか兄が弟を切ったという伝説から名付けられたハイオトギリ・・だったかな・・名前って忘れますよね・・
今年もありました。神社近くの白のハクサンチドリ。もう草葉の影で地味にようやく咲いている感じです。
ここはがれ場の急斜面。ムラサキに見えるのは・
ミヤマオダマキ。特に可憐に感じる花です。
チシマギキョウも岩にへばりついています。
チングルマはすでに総綿毛。
山頂までずっと霧と霧雨。晴れを待ちます。
山頂は16℃。上が暖かく、中間が寒いというこの日の気温。
一瞬の一面雲海。青すぎる青空。羅臼岳と硫黄山の山頂が見られました。そして良かったのはアマツバメの飛翔音が聞こえたこと。フォンと近くを何度も飛んでいました。なんか秋の空みたい。
帰路はまたまた霧の中へ。雲と花を感じる斜里岳登山。いい気分でした。