干す=美味い!

昨日釣ってきたチカの内蔵を昨晩のうちに取り、醤油、みりん、砂糖、酒を合わせたものに一晩漬けて干しました。この干すという作業は蛋白質を分解して旨味成分のアミノ酸を増すとか焼いたときに実は生魚より水分が残るため食感がいいとか言われていますが確かに美味しくなります。これで温度や風などから乾燥具合を見極めつつ3日~5日干して完成。焼く時に焦げやすいことに注意してこの冬も美味しくいただきます!(毎日ではありませんが朝食でお出しします)

能取湖コマイ撃沈

今日は能取湖へコマイリベンジ。前回の反省からまずテントを張る前にあちこち穴を開け、釣れそうなところを見極めてから本腰を入れてテント設営だ!と意気込んでいたけどチカさえ釣れません。・・ということでまたまたちょっと情けないけど入れ食いで釣れているオジサンたちの4メートル横でテントを設営してさあ!・・でも釣れません・・なんでぇ・・・・??

それでも我慢して釣っていると午後からポツポツとチカが釣れ始めて3人で100匹ほどの釣果。目当てのコマイはK氏の小さな一匹のみ。穴から水中を覗くとコマイの姿は何度か見えたので、美味しそうなエサを目の前でヒラヒラさせて誘ってみると・・・今日の昼間は食欲がまるで無いようでした(泣)。今年のチカも含めた魚影の少なさはたぶん一昨年の台風での大増水と濁りの影響が尾を引いているのでしょう。今シーズンのボクの能取湖の釣りは終了かな。来年はもう少し良くなっていることを期待します。

初めて行く湖

北見市郊外の豊里湖というダム湖へ行ってみました。山間の人造湖ですが今日は風もなく快晴。氷点下5℃なのに暖かくテントも張らず快適に2時間ほど釣りをしました。ここは水がとてもきれいで景色もよく子供連れが多い釣り場。素晴らしいのは入漁料はいらないのにちゃんと管理されていること。入漁料が必要だとあちこちの管理に文句を付けたくなったり、一生懸命な釣りになってしまうのですが、無料で管理もされていると、おおらかな気持ちで、しかしかえってここは大事にしなくては、という気持ちで楽しめます。釣果のほうは栄養の少なさそうな湖らしく魚の型は小さかったですが充分に楽しめました。また北見に行くついでに来たいと思います。

知床五湖冬のシーズンへ

冬季知床五湖のガイドコースの下見に警察、消防、斜里町役場、環境省などの方々と知床のガイドの皆さんと行ってきました。しかし今年は雪が少ない!平地や窪地は歩けるぐらいはあるけれど笹の深いところはまだ笹林。雪が少ないので湖面の氷は結構厚く(断熱材としての雪が少ないと湖の水がよく冷えて氷が厚くなる)安心感はあるのですが、森の中一面が銀世界!というまでにはあとドカ雪2回ぐらいはかかりそう。晴天なら最高の風景の知床五湖。これからはドカッと降ってスカッと晴れてほしいものです。

能取湖2018アイスフィッシング

昨年台風の影響かほとんど釣れなかった能取湖。気合入れて穴を開けテントを張り、ウトロへ移住してきたK君、M名人と釣り始めます、が、1時間経っても釣れません・・一昨年までは仕掛けを入れるとすぐに入れ食いだったのに最初の場所は丸ボウズ。30メートル横では数人のオジサンたちがコマイもチカも入れ食い状態!なんでここはウンともスンとも言わないの・?重い腰を上げて釣れている人達の10メートル横へ移動・・・でも釣れません・・広い湖で10メートルしか離れていないのに・・・仕方ない・・オジサンたちが帰った後、自尊心を捨てハイエナのように釣れていたオジサンの穴に仕掛けを入れると・・・ホントの入れ食い!

あっという間に200匹以上のチカが釣れました。(加工が大変だ・・)

夕方で残り時間も少なく暖かかったのでテントを出てそのまま「入れ食いオジサンの穴」で3人で黙々と釣り上げました。向こうの黄色いM名人のテントは誰もいません。「空き家バンクへ登録してくれ」とM名人。次回はコマイ狙いで釣れる場所だということがわかるまでテント設営はせず頑張ることに。でも全体的に一昨年までの好釣果とは違い釣れる場所はほんの数メートル四方のここだけ。昨年の不漁の影響はまだあると感じました。早く回復してほしいものです。

子供たちを野に

昨日は朝から清里の子供たちの「体験発見スクール」で神の子池へかんじきハイキング。1泊2日の2日目の行事のため寝不足の子供もいて「ウァ~楽しい!」から「なんでこんな疲れることさせるのよ~!」という子まで様々。

かんじきが外れるトラブルはあったものの滑って飛んで最後は体力が余って走り出す子、疲れて不機嫌全開の子までいて、「ああそうだ、これが子供の行事だったんだ」と再確認。でもホント清里の子供たちはいい子です。

午後は宿の洗面所の塗装。ウチの宿は多い石膏ボードそのままの壁が多く水が付くとシミになるので清潔感を保つため春と秋は常にどこかしら塗ったり貼ったり大工仕事。まず洗濯機や乾燥機、スイッチ類を外して壁も掃除。丁寧にマスキング。ここまで丸一日かけ前日までにやっておきました。このマスキングが塗装のキモ。段取り8分ですね。

いつもの水性塗料(アサヒペンインテリアカラー)で細かいところは刷毛で、大きな面はローラーで塗って乾燥させ、2度塗りしてマスキングテープを剥がし完成。先日お客さんに「この宿は来る度にキレイになっていくね!」と、最高な褒め言葉をいただいたのでますますやる気が出たのでした。今日は働いたぜ!

絶景!

今日は久しぶりの快晴。何年経ってもこの風景は心を癒やしてくれます。風もなく夕方からは冷えこんで氷点下10℃以下に下がりました。

夕映えもほんの数分紫色。まだ積雪は少ないけど、もしかしたらこのままこの冬はいくのかな。

自分には教材

ゴールデンカムイ 野田サトル 集英社  2016年のマンガ大賞の作品。作者が「可哀想なアイヌはもう描かなくていい、強いアイヌを描いてくれ」と言われて描いた、戦場帰りの杉本とアイヌの少女アシリパ(リは小さいリ)の2人の主人公の旅の物語。基本的なストーリーは残忍だが狩猟や食事、自然崇拝や宗教観についてもアイヌの文化がよく書かれていてとても参考になる。いつもながら小説、漫画、TVドラマ、映画など、北海道=極寒=監獄=ヒグマ=人食い・・というシーンが多々出てくるのは仕方ないか・・快適な天候=善人=かわいい動物たち・・ではストーリを作るのが難しいもんね・・・人として「生かされている」ではなくて「生きている」という実感を感じながら充実した生活をするのには北海道はとてもいいところなんだけど・・誰かそんな楽しく明るい北海道を描いてくれないかな。

2018氷上初釣り

今日はM名人、協力隊Kさんと網走湖へ。12月下旬からの暖気で氷の厚さは例年より薄く穴は開けやすい状態。そして午前中は雨・・でもテントの中は快適です。

不漁だった去年よりに比べて「回復!」という感じでいつものようにワカサギじゃなくてチカなんじゃないかとおもうような大物が次々と上がりました。

Kさんもカレイにウグイにワカサギにとそれなりに連発。素晴らしいのはダミーのエサ付きの針でずっと釣れたこと。彼女は一度もエサのサシを触ることがありませんでした。腕がいいのか・?仕掛けがいいのか・?

スカリという専用の網はもう一杯で溢れそう・・300匹ぐらいはいるかな?これを甘露煮にしてお客さんに出すとすると一人あたり5匹計算で60人分・・まだこの何倍かはほしいところ、というわけでまたそのうちに網走湖に仕入れに来ようと思います。遊びじゃないです、仕入れです(笑)

 

それぞれの夕映え

昨日は晴れたり曇ったりでしたが夕映えの海別岳が特に素晴らしかったです。斜里岳とは反対に穏やかな表情の海別岳。色々な表情の山々が楽しめるのもここの特徴でしょう。