大満足!

一昨日の釣果に味をしめてまた網走へ出陣。さっそくゴマフアザラシが目の前に出てきてこれはダメかな・・と思ったらポンポンと2つサケトバ用ゲット。あとは目標の鮭児を釣るだけです。(1匹5万円ぐらいする未成熟のサケ。一生かかって釣れるかどうか・・)

そしていっときニシンと大チカの入れ食い!写真は小物ですがこの倍の大きさの食べごろニシンと大チカはエキサイトしました。気温は氷点下なのに完全装備で風も弱く、靴の中敷き型ホッカイロで寒くなかったです。

3枚おろしのできる大きさ。この後もっとデカイのも釣れてチカとしては記録ものでした。

正面はウチの裏山、斜里岳と知床連山。幸せな時間です。そして明日は朝から魚の仕込みだ(これが大変・・)

 

ワシだらけ

今年も清里にワシたちがやって来ました。体は大きいのにカラ松のてっぺんに留まるやつが結構います。でも先端の枝が折れ曲がって不安定そう。

オオワシの幼鳥。オジロワシとの見分けが難しい。よ~く見るとまだら模様でくちばしもまだ色は薄いけどオオワシの形です。アップでみたらしっかりこちらを睨んでいました。

留まりやすく飛び立ちやすい枝は人気があります。まあ仲良くやってよ。

よく見るとお腹のあたりの毛が濡れて凍っています。

その下にはサケがいっぱい遡上中。70㌢もあるサケを持ち上げるようです。

斜里岳とオオワシ。北海道だなぁ~ 例年1月中旬まではオオワシが多数滞在するのでお正月の撮影も最高でしょう。

 

 

ブルー&ブラック

今シーズン最初で最後の?網走港のサケ釣り。ここはこの周辺でもっとも釣りやすく、車を目の前に停めれて安全度も高く、よく釣れるので大人気の場所。でも寒いしそろそろ釣れなくなってきているだろうしここも空いているかな、と思ったらほぼ満員状態。最高気温が氷点下でもやはりサケ釣りは熱いのです。ボクは新調してまだ使っていなかった釣り竿に魂を入れるため(新しい竿で初めて魚を釣るのことを魂を入れる、と勝手に言っている)昼過ぎからゆるりと釣り始め・・・たら2投目ですぐに釣れました!その5分後にはもう一匹追加の絶好調。これでサケトバの材料が増えました。しかし満足したからかこの後はさっぱり・・魚体は黒いブラックと青光するブルー。終盤のサケは毎年優しい顔をした青っぽい体のやつが釣れるのです。明らかに9~10月のサケとは違う魚体。遺伝子もたぶん違うのでしょう。誰か解析してくれないかな・・

M名人はチカ釣り。いっぺんに何匹も掛かるとあたふたしてしまいます。手は冷たいし、仕掛けの針は多いし魚を針から外すのが大変で・・・でもこんな美味しいチカが釣り放題!っていうのはホント贅沢な北海道の遊びです。

 

食べておこう

エサの少ない季節に備えてキタキツネも忙しそうに宿の周りでエサ探し。畑は雪が無くなってネズミも探しやすそうだけど次に降る雪はそろそろ根雪になるだろうか。でもネズミにとっても雪が積もる=雪の下は逆に暖かで敵も見つかりづらい=大胆に動ける・・のかもしれません。今のキツネは毛もフカフカ。外の寒さが伝わってくるようです。

鮮明な虹色

昨日の夕方、にわかに空が暗くなりサァーと雨がぱらつき外を見ると鮮やかな虹。よく見ると2重でキレイな半円でした。昨日はニジマスで今日は虹。これで人生虹色となるでしょう・・

最後のトラウト

久しぶりに暖かい日(一昨日ですが)、屈斜路湖へ今シーズン最後の釣りへ(たぶん)。最高気温でも氷点下という日が多い中でこの日はプラス7℃で厚着して歩くと汗が出るほどでした。人間が寒いと魚も寒いのかな?と勝手に思い込み温泉の湧いている岸から始めるとウェダーを伝わってくる水が暖かく快適。しかし魚は入浴中ではないようなので一番人気のポイントへ。ひたすた待つ釣りをしていたり、投げる練習を兼ねての釣りのような人がいたりと平日にも関わらず束の間の暖かさを皆さん楽しんでいます。

フライ、ルアーと2刀流だと釣れない時間が長くてもこんなことやってみよう、こんなところ狙ってみようという方法が多いのでモチベーションが続きます。そしてルアーに変えてすぐに釣れたニジマス。かけた瞬間にドラグを逆転させて突っ走ったのでこれはバレるかな?と嬉しい興奮でした。ルアーもいただいたアメリカ製のアイティーク物で今年の屈斜路湖で釣った魚の9割はそのルアーただ一つ。もうインテリアにしようと思う大事にしたいルアーです。これからはラインやガイドが凍りつき釣りも人も厳しい季節。淡水の釣りもこれで今シーズン終了です。

 

恒例!お正月企画

ロッジ風景画ではお正月は北海道で!という提案で楽しい企画を行っております。是非おいでください。(正月特別割り増しなんてこともありません)

宿の前より見るお正月の斜里岳。こんな風景が見られれば今年も良いこときっとある!!

大晦日。長野県戸隠村でそば打ちを学んだオーナーが地元清里産の高品質のそば粉(秀峰そば)を使い北海道流の打ち方で手打ちしたものをお出しします。おいしいそばの食べ方の一番は「ざる」です。いままで「うどん派」だった人もこの機会にそばにはまってみては・・

深夜11時半過ぎ、歩いて20分ほどのところにある湧き水で有名な来運神社へ初詣に出発。前回は歩いているときに「明けましておめでとうございます!」

とても小さなここの神社ではお賽銭を入れ手を合わせると目の前に地元のおじちゃんたちが神様のように座っていてお神酒を渡してくれます。

元日の朝食はおせち料理とお雑煮。ちょっと寝坊して8時半ごろにお出しします。

食後はゆっくりと町内ツアー(無料)清里町にはオオワシとオジロワシが多くやってくる場所があります。

ちょっと見づらいですが前回はツアー中にエゾフクロウに出会いました。元日から縁起がいい!

お正月でもサケの遡上が見られます!今年は最低の漁獲量だったので遡上も少ないかも・と心配・・

天気が良ければこんな風景の中で昼食。イマイチの場合はパパスランドの足湯につかりながら・・・かな(正月は外食もほとんどやっていないのです・・)

夕暮れは一番山々が輝く瞬間。防寒バッチリで撮影を。

2日からはレギュラーコースのスノーシューツアーを催行。冬は北海道が一番輝く季節。是非おいでください。

 

今年は貴重品

今日はサケトバ作り。サケは今年は過去最低の漁獲量、そして高騰と厳しい状況ですが、少しづつ釣っておいたり、M名人や知人からいただたりしてもので製作。釣ったものは早い時期だったので魚体も大きくトバにするより焼いて食べたいようないい魚です。解凍、解体と3枚下ろし、塩漬け、塩抜き、そして干し。味噌汁で美味しいアラの処理。かなりの重労働ではあるけど、サケの肴に最高のトバを食べるため、そして冬のお客さんにお出しするためにがんばります

根室を旅する

1週間引きこもりのように朝から夜中までデスクワークをしてすっかり心身が弱り、”今日は根室へ行こう”とおもいたち出発。さすが冬の太平洋側、天気が良く、冷たい風が吹いています。風蓮湖の道路脇にいたタンチョウヅルのペア。ずっと仲良く寄り添い同じようにエサ探し。

根室半島の付け根、春国岱では久しぶりに森をハイキング。ここには800年ほど前の竪穴式住居跡があちこちに残っています。気候風土のせいでなかなか侵食などが進まないとか。こんな海沿いの崖の上に家があったのですね。彼らの暮らしはたぶん、私たちが思っているより快適で、自然と共存し本当に持続可能な社会であったようです。

その森にも多数のエゾシカがいました。ここ数十年で一気に増えたようです。頭蓋骨が転がっていました。

日本最東端の東根室駅。周りは意外に住宅地なのに駅舎も無く本数も少なくこの鉄路も存続させることが大きな問題です。

34年前、ここで同じ写真をとったはず・・・

納沙布岬の北方館では北方領土問題の発生の状況や歴史的経緯を展示。間宮林蔵さんが書いた地図などがあり、正面にはその領土がすぐ近くに見渡せる。

岩の上の海鳥の楽園と向こうに草原が広がっていそうな北方領土。まさに近くて遠い・・そのうち行ってみたいです。

夕方、回転寿司の根室はなまるへ。こまいやニシン、ホッキなど根室産の魚介メニューも多く美味しくて大満足。ホント北海道の回転寿司はレベル高いです!是非行ってみてください。握っていた職人さん見事な握り方だったなぁ~!

まだちょっと早いんじゃない?

昨晩から気温も下がり雪もずいぶん降ってきたな・・と思って朝になるとこの風景。一気に30㌢ぐらいの積雪となりました。最低気温もここ数日氷点下3℃ぐらいだったのに今朝はいきなり13℃(もちろん氷点下)。急激に気温が下がるのがこちらの特徴で年数の経っている住宅では水道管が凍ってしまったお宅もあるのではないかと思います。でもまだ11月中旬。たぶんまた10℃ぐらいになる日もあって雪も解けるはず。根雪になるのは例年12月から。衣替え、積雪対策など冬に向かってやらねばならないことが多いのですが、それも季節を感じるいい仕事でしょう。