爽快な季節がやってきた!

ちょっと不安定な週もありますが、「これぞ北海道!」という季節と気候がやってきました。日差しは強く、気温は15~22℃ぐらいで穏やかな風が吹き抜けるオホーツク。写真は宿から見た知床半島ですが、知床峠を回ってぐるっと遊んでくる、なんていうコースも最高です。

サクラマス跳んでます!

もうかなり有名になってきた、さくらの滝。今日は10秒に一回ぐらい跳んでいました。跳んでも跳んでもなかなか飛び越せないこの滝は出世の狭き門のよう。これから8月下旬までどんどん魚の量が増えていき、このサクラマスのジャンプが見られます。いい時間は午後で特に晴れた日の夕方近くなるとよくジャンプする傾向があるのでまだ見たことのない方は必見です。(朝は跳んでいないことが多いです)

久しぶりのバイク始動。XLR125はオンロードではたしかに非力だけどこんな林道はとっても軽快で安定もしているし楽しいのです。

神の子池へも行ってきました。今や観光バスがひっきりなしに来るほどの人気スポット。なんとか持続可能な観光地であるように色々な手を打っていきたいものです。

中央や右下に見えますか?神の子池の浅場ではオショロコマもあちこちで流れてきたり落ちてきたりする虫を食べています。

海へ向かう清里ストレートロード始点。横の風景は・・

もちろん斜里岳。北海道東オホーツクの広大さが味わえます。

今日はストロベリームーンとかいう赤く見える月。でも普段の月と違いがわかりませんでした・・

 

快適な眠りのために

風の吹き荒れた夕方の虹。清里町は虹の街でもあります。

虹とともに、「日本をよく見る」をテーマに関西よりやってきたMさん。まだ20代半ばなのに会社を辞め、数ヶ月かけて旅をしているまさに旅人。今の若者は内向き思考だ、なんてひとくくりにしてはいけない、将来の日本は明るい、と思わせる人物もいるのです!今の時代、一生の宝物となるこんな経験をするのはホント素晴らしい!心から応援しますよ~。そして旅達人の道具はこれ!布団です。車中泊をするときなど普通は寝袋で、と思うのですが、よほど慣れないと寝袋は窮屈で寝づらいのです。きれいにトランクに収まっていて車内もスッキリ。これからも快眠で楽しんでくださいね!

斜里岳登山シーズンスタート・・にはまだ早いか・・

今年も行ってきました、斜里岳。ここ数年の中では雪も水も少ないです。

羽衣の滝周辺も6月下旬頃の様相。

おっかないところ、あります。踏み抜いたらヤバイなぁ・・

ここもかなりヤバイなぁ・・・

股まで、胸まで、何度も踏み抜きました。まあ怪我しなくてよかった。

ここ、上二股です。無雪期と様相が違うので油断するとそのまま登ってきた旧道コースを降りてしまいそう。

上部に行くと雪がほとんど無いところもあります。山の上ほど雪が残る、ということとは限りません。今回の全行程の5分の4は雪の無い登山道でした。

馬の背へ続く雪渓。帰路はグリセード(足滑り)で楽しめました。

馬の背から上は大パノラマ。ちょっと薄曇りですが、知床連山、オホーツク海、国後島、摩周湖、屈斜路湖、野付半島、根室半島まで見えました。

馬の背から上はしばらくキレイに残雪。でもしっかり制動も効いて怖くはありません。

誰もいない山頂。我が家も見えました。

帰路の新道コースの稜線上のパノラマの風景。山頂が見えます。

今年最後かなぁ~と思われるチシマザクラも楽しめました。でもこの時期はまだ初めての方には危険度の高い状況です。でもあと2週間もしたら通常の夏山の状況になると予想しています。斜里岳はけっこうキツイ山ですがそれだけに充実感の高い山。是非チャレンジしてみてください。

 

 

爽快!初夏の釣り

長くて暗くて冷たい雨のトンネルを5日ぶりに抜け快晴。久しぶりに開通した屈斜路湖北岸へ行ってきました。ここは虫が凄い!特に蚊が多く樹々の周りがモヤがかかったようになり、数千~数万という数の羽音がうなりのよう。しかし刺す奴は少なかったのが救いでねばりました。

夕方、久しぶりにサクラマスがヒット。このあとレギュラーサイズや小さいサイズのアメマスやウグイも釣れて満足のいく釣果が得られました。これで猿払のウップンは天気とともにそこそこ晴れたかな。

道北イトウ釣行2017春

今年は日程的に行けないかな・・と思っていたのですが、丸一日時間が空き思い切って行ってきました。思い切りが必要なのは片道ちょうど300キロの距離。高速道路は無いのでオホーツク海側の一般道を北へひた走るのですが交通量は極めて少ないので5時間ほどのドライブで着きます。今回初めて気がついた北緯45度の標識。「北半球のど真ん中」とあります。地球を思い浮かべて、たしかに北極は北緯90度だから真ん中か・・。

もうすぐ釣り場!のテンションを上げてくれる猿払村村道エサヌカ線。ここは日本でも一押しの道路。直線、平すぎていつものように先が見えません。

なんでわざわざ車の前に出てくるの?エゾシカの20頭ほどの群れ。

今回は猿骨川でも竿を出しました。イトウはけっこういました。釣れません・・・

最近の猿払川でのスタイルはルアーフライの両刀使い。片方しかやらない人からは「ポリシーねぇ~」とか言われそうだけど、自分でも以前はフライにこだわり続け、そんな時代もあったね、と中島みゆきの歌を口ずさんでいます。今は幅の広い視野で魚と自然と釣りを楽しみたいという気持ちでしょうか。

M名人と合流、50センチほどの小型ながらイトウをゲット。さすがです。で、私はウグイ2匹、ヤマメ3匹。イトウはボウスでした。ちょっと悔しい・・秋は時間をとりしっかり釣りたいと思います。

 

 

1年半後、まだ足りません

今日は最高気温が7℃、霧。嫌なブヨもこれなら出ない薪収集のチャンス。車検から戻ってきた22万キロ走行の好調ヴォクシーで森の中まで入りチェーンソーで切って運びます。気持ちよく切っていると「ガキッ!」・・・あちゃぁ~・・薪の下に落ちていた金属のゴミを切ってしまい刃が・・・チェーンソーの刃は焼きが入っておらず軟らかいのですぐに切れなくなるのです。(でもその分すぐに研げるけど)さて明日は斧で割る作業。まだ1年半後のための燃料作りは終わりません。

1年半後の冬のために

斜里の知り合いから「倒してある木、持っていって」との連絡で、ちょっと怠っていた薪割りをようやく始めました。今回はチェーンソーの刃を新品に交換。すると豆腐を切るようにスパスパと硬い木も切れて気持ちいい~!「ここ数年の苦労は何だったんだ・・次からはあまりセコくいつまでも砥いで使ってないで早めに刃を換えていこう・・」。そして今までは木を倒して集めるだけで力尽き、割るのは秋だったけど今回は無理せず少ない量を切ってきてすぐに割ってみました。たぶんオニグルミ?の木だと思うけど気持ちよくパカッと割れます。薪となる木が豊富にある場合、「いかに労力を使わないか=なるべく割らなくてもストーブに入る太さの木を薪にするか」というのもポイントです。しかしちょっと作業に入る日が遅かったのと25℃と暑かったのでしつこいブヨがワッサワサ・・長袖を着て虫除けを塗りまくり滴る汗を拭いながらの作業。これも田舎ならではの洗礼。土地が広く建物も大きいので日曜大工や庭の片付け、あちこちのメンテナンス、修理、薪割り、草刈りとやらなきゃならないことが目白押し。でも釣りも行きたい、山も登りたい、バイクにも乗りたい、旅に出たいとホントセワしないのでした。女将いわく「よくそんなに動くね・・」・・

摩周湖探検

暑い!30℃近い気温の中、摩周湖外輪山のけもの道を歩いてきました。メンバーはプロガイドの知床サイクリングサポート西原氏http://www.shiretokocycling.com/ja/、知床アルパ笠井氏https://www.shiretoko-arpa.com/、きよさと観光協会K嬢。彼らがいれば道に迷ってもクマが出ても?ダニが出ても?安心。(知床のガイドさんってトータルのレベルかなり高いです)外輪山の稜線は風の通り道ということもあり、笹の丈も低く、また疎林でもありエゾシカとヒグマのけもの道が続いていて意外と歩きやすかったです。

湖岸の火山灰の崖が崩れているところの水中は青。これも摩周ブルーの一つでしょう。

2時間近く歩き通称「西原展望台」からの摩周湖の絶景。摩周岳、西別岳、後ろは斜里岳。

帰路はエゾエンゴサクの咲く道なき道を歩き

地図にはない、縱橫に走っている林道を歩いて神の子池まで降りてきました。今回は新たなハイキング、サイクリングコース発掘のための探検。まだまだ楽しいコースが作れそうです。

考える遊びと感じる遊び

さいたまへの実家に行ったついでに小江戸(という呼び名で売っている)川越を歩いてきました。自分としては30年ぐらい前にバイクで行った以来。近いと行かない観光地とはこのこと。しかし川越は外人も多く、こんなしっかりしたところになっちゃったんだ、と思いました。しかし残念なのはメインストリートの車の交通量が多く少し危ないこと。多くの困難もあると思うけど、もうここまで有名になったら車の通行は止めるのが普通では・・?

あちこちにあったシェアリングのレンタサイクル。活用は今ひとつのようだけどこういうところはさすが都会、進んでいます。

有名な時の鐘。ほかにも神社もいくつか行きました。これは江戸時代のいつ頃?そのときの城主は?など、町の遊びは知的好奇心を追求する考える遊び。

そして食も楽しめます。さいたま名物さつまいもを使ったおこわ、うなぎ、煮物など純和風が嬉しい。その上意外にリーズナブルなのです。他にもさつまいもソフト、さつまいものお菓子など、食べすぎた~

そして北海道へ戻って・・

さっそく湖へ。気温は28℃・・暑いけど水は冷たい・・M名人のロッドが折れそうなぐらいひん曲がって・・

54センチのタラのようなヒレピンニジ。この重さは記録かも。

ワカサギを追っているアメマスを仕留めるとお腹がでっぷり。元気が良くてレンズに水滴が。

湖面の向こうに斜里岳の夕映え。(写ってないけど)空からダイブして魚を仕留めるミサゴ。後ろの森にはキツツキたちのドラミング、帰路はエゾタヌキに3回も遭遇。キタキツネ4回、エゾシカ多数。2人ともアメマス、ニジマスとも釣れて、(M名人は小サクラマスも)楽しく嬉しい今日の釣り。最後に大ニジをネットですくうときに逃してちょ~悔しい・・このように感じる遊びが満喫できるのが北海道の特徴でしょう。