いただきます!へ

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発足当時から体験したかった、帯広の「いただきますカンパニー」のツアー。このツアーは一般的な収穫体験ではなく、畑の中のピクニックということですが、畑のガイドが中心で、北海道を訪れる観光客にはとても興味深い楽しいツアーです。今回はきよさと観光協会主催で新しいことをやっていこうというやり手の農家の方を中心に体験です。・・でも農家の方に畑のガイドは「ちょっとやだなぁ~」と代表の井田さん。でもそんなことはまったく感じさせない興味深い解説でした。

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仕事に対する熱意がひしひしを伝わってくる井田さんの案内で日高山脈をバックに広大な畑の解説、そしてちょっとあるいて、この時期は長芋の収穫体験です。それにしても十勝は東オホーツクともちょっと違う広大さ。平らな土地が多いのが違いかな。

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長芋の根の深いこと!これは手掘りじゃホント大変。実際の収穫は機械でやるそうですが、手仕事も多い様子。この後収穫した長芋を焼いてもらい、大きなハウスの中で地元のパン屋さんのサンドイッチを頬張り、話を伺いました。前回井田さんにお会いしたときと同じく「立ち上げのときの苦労話、失敗をお聞かせください」と質問しましたが、答えはやはり同じ「苦労ってあんまりしていないですねぇ~」。これは私のような一般人が感じる苦労は井田さんには苦労じゃないのか、あるいはいちいち苦労を苦労だと思っていたら先に進まないと思っているのか、前向き、レベルとポテンシャルの深さを感じました。農家ではない人が人の農地に入り、体験させ、来訪者と農家の方に喜んでもらう、これにはアナログ的なコミュニケーション能力、調整能力の高さが特に必要。さて清里にも是非ほしい「ごちそうさまカンパニー」(皆で勝手に考えた)清里らしい畑ガイドのシステムが構築できるか・・?誰がやるか?これからも注目してください。

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おまけ・・帰路に寄った中札内道の駅の十勝野カマンベールチーズのジェラードアイス。これは美味い!!チーズの風味が程良くブレンドされていて絶品!おすすめです。

ついに冠雪

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冷たい北風が吹き付けていた夜も明けて斜里岳を見ると、清岳荘のあたりまで雪で真っ白。先日すでに山頂付近は冠雪していたのですが、ここまではっきりと積もったのは今季初です。温度計も朝は0.7℃と表示されていて、先日まで半袖だったのにもうダウンの季節か!といつものように急激な季節の移り変わりに慌てて衣替えをするのでした。

道北イトウ(ボウズ・・)釣行2016秋

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恒例の道北釣行。今回もカヌーで天塩川を下りながらイトウ狙いです。まずは前回の終着地点の音威子府村、松浦武四郎さんの北海道命名の地から。

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ここまで来ると大河の様相。たまにある瀬でちょっと焦りながら、魚の居そうなポイントを見つけてなるべく岸からルアーを投げます。

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川からの景色は新しい発見も多く、こんな古い橋脚もあります。・・雨が降ってきました・・

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10キロほど下りましたが、結局イトウは釣れずニジマスをM名人と一匹づつ。それにしてもこの天塩川は魚っ気の少ない川ですなぁ・・でも釣れなくてもやはりカヌーでの川下りはいい!

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夜半からの強風と大雨で次の日は半日観光。道北といえば秘境駅巡り。ここ天塩中川駅は古そうで・・

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実は新築!?トイレもウォッシュレット付きでカフェのようなスペースもありテーブル、イスも木工作家の作品のよう。雨漏りしていたのはご愛嬌ですが。

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秘境駅といえばこうでしょう!昔の客車を置いただけの安牛駅。こんなサビサビだったりカラフルな色だったり。

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しかし!!最高の秘境駅はここにありました。ホームにある物置はなに?踏み抜きそうな板を渡り、「いいのかなぁ~」とドアを開けてみると!

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なんとヨド物置に窓をつけた駅舎!?待合室!?でした。定員2名。しかし中が素晴らしい!この駅のファンや大切にしたい人たちの思いがつまっていてここのことを描いた4コママンガや秘境駅スタンプラリー用紙、消しゴムスタンプ、ノートなど手作り満載。気持ちが穏やかになっていくのがわかります。ありがとう!

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道路脇に北緯45℃ラインが草葉の陰にありました。「だからなに?」という感じ。100m先にある、なんて標識はあったけど、これはよく見ないとないとわかりません。

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いつか見学に入ってみようと思っていた、幌延町にある高レベル放射性廃棄物を深い地中に埋めて処分(処分というか生活圏から遠ざける)する方法を確立するための実験施設。恐ろしそうだけど、実際にはここに危ない現物は運ばれて来ない、あくまでも処分方法の実験施設です、とのことです。これからの大問題はホントの処分施設をどこに作るか、です・・・

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横にいたら20秒で100%あの世行き、という核のゴミをどのように固めて、囲って、埋めるかを細かく説明しています。途中説明のお姉さんに技術的なことを聞いたけど、とても細かく一生懸命に説明してくれました。でも固める前の超危険な(ヒグマより危険だよ)使用済み燃料は各原発に、固めたやつは青森県の六ケ所村にあるそうだけど、まさに原発はトイレのないマンション、でも人の排泄物は分解できるけど、これは・・・・・・・・・・・・・・・・・やばいよなぁ・・・・・

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考える場所から感じる場所へ。太平洋側である天塩川の雨と濁りに負けてホームグランドのオホーツク海側、猿払川へ。こっちは雨はたまにパラパラだけど増水が凄い。40センチ以上水が増えて周りもズブズブです。

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次の日、猿払で気温6℃の寒い朝を向かえると朝だけ太陽さんを拝めました。

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道の駅のところにあるアートな地下歩道。春はとても冷えていたけど今は逆に暖か。地中の温度は気温に遅れて追従するのでした。

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しかし釣れません・・ルアーをあれにしたりこれにしたり小魚を追っているイトウ君に向かって投げても投げても釣れません。

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すぐ近くで鹿が鳴き、空にはオジロワシが円を描くという原野の中の湿原の川は平和でした。足元には何かの骨も転がっています。人のじゃないよね!?・・

イトウは釣れなかったけど楽しい旅行でした。旅はやめられませんね。

 

 

全う

 

 

 

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今年はサケが不漁。よって釣りもボクはボウズの連続。いつもの河口もあまりにも釣れないので(魚が極端に少ない)M名人は防水カメラでカラフトマス撮影。この魚は産卵を終え、ボロボロの魚体となり、もうすぐ天寿を全うする姿。お疲れ様でした。

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おまけ・・滑ってしまってなかなかカラフトマスがつかめないH氏。笑えます。

 

最適!?

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群馬Nさんのカブ110。荷物満載OK、超低燃費、小回りがきく、雨にも強い、バイクの信頼性はピカイチで乗りやすいという究極の実用性をもつこのマシンはツーリングにももちろん最適。Nさんはシートにメッシュを付けフロントはグリップのいいタイヤを装着、さらにツーリング仕様にしていました。最近少なくなってきた(ように感じる・・?)カブライダーですが、みんなどうしているんだろう・・?

なるほど!

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ナナメ後ろからのアングルが特にセクシーな埼玉Yさんの87年型911カレラをちょっと運転させてもらいました!ずいぶん中央寄りだな、と思っていたペダル、大柄なドイツ人向けの低いシート、重いクラッチにローギヤの前あたりにリバースギヤの位置があるポルシェシフト(これは最初に乗っていたサニーGXと同じだ!)、久しぶりのノンパワーステアリングなどちゃんと運転できるかな?と思っていましたが、走り出すと軽快、それにトルクもあり、しかし高回転型でもあるエンジンはさすがポルシェ。リアに重量があり、この車はこういうバランスなんだ!という感覚がわかるのが楽しい、と思わせる車でした。今の車はバランスをとりすぎていて「その車の走り方」というのがあまりないのかも。その意味でもポルシェは根強いファンがいるのもわかる気がします。こんな車に北海道ドライブはピッタリですよ!

水墨画の世界

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今日はシトシトと小雨が降ったり曇ったりという天気でしたが、そろそろ北海道らしい秋晴れが続く日が来るはずです。そして夕方、雲の中に山頂が姿を見せました。白い雲の中に浮かぶ山頂の風景は水墨画の世界。このあと数分でまた一面の雲となってしまいましたが明日には全容が見えることを期待です。

斜里岳ロードレース

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今年も斜里岳ロードレースというマラソン大会が開催されました。穏やかな天候のなか、本州の大会と何が違うか?というとその一つは「音」でしょう。ほとんど人工的な音のない風景の中、選手が近づくと足音がまず聞こえ次に息遣い、そしてそれがだんだん遠のいていくという、人間の動きの音のみが聞こえるのです。やはり地元清里は走るのにも最高の環境だなぁ~といつも思っていましたが、この音をダイナミックに聞けるのもここの特徴です。

カスタマイズ

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兵庫のN女史のセロー250。身長152センチと小柄なNさんはセローを操るためにフロントフォーク突き出し、ローダウンリヤサス(かな?)サイドスタンドもショートカットしてカスタマイズ。形を自分好みにしたり改造したりはよく聞きますが、自分のサイズに合わせる改造もなかなか素晴らしい!メーカーももっと小柄女性向けに軽くてキビキビ走り足付きのいいバイクを開発してほしいものです。もちろん若い人でも乗れるようにリーズナブルなやつをね。

清中登山2016

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恒例の清里中学校一年生の斜里岳登山。私を含めて4名のガイドがついて案内するのですが、この時期は天候が安定せず開催確率は50%。今年は1週間延期してのトライでしたが気温も低く、風をひいた生徒も多く出て、原生林ハイキングコースのガイドウォーク+ショート登山に変更。登山の目的地は約1時間で着く下二股までとなりました。原生林ハイキングでは自然に対する興味と感性に差がでましたが、地元清里でこんな原生林が残っていることを誇りに思ってほしいものです。そしてショート登山ではちょっと増水した沢をスニーカーの生徒たちはヒザ下まで水に浸かりながら身軽に歩いていきました。

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これは女子生徒の一人が歩きながら作った笹舟。素敵な感性に感心。男子も女子も中学1年生は純真無垢てまだとても可愛くて自分の子供、いや、もう孫か・?のようで、こちらが元気をもらったようです。これからいろいろなことが待っていると思うけど、清里町の象徴である斜里岳の姿をいつまでも忘れないように!