効率化

天気予報のとおり、今シーズン初のそれなりの吹雪になりました。(昨日遊びに行ってよかった!)釧網線は運休、通学に鉄道を使う生徒は特別休暇という休みです。こんな日は天気の悪い日にやろう、と思っていた事務仕事や食材の仕込み、大工仕事や掃除,webの管理など、を”あ~だらだらしたい・・”という気持ちと戦いながら少しづつこなしていきます。

まずは昨日釣ってきたチカを3枚におろして昼食のおかず用に。干していた先日のワカサギを甘露煮に。これも仕事なんだか趣味なんだか・・?よく趣味を仕事にするもんじゃない、という方も多いですが、ボクは趣味を仕事にできた人間は幸せだと思います。・・・北海道の田舎で自分の好きな仕事をしたい!という方は是非一歩踏み出してみてください。小さな店でも会社でもいいので起業人、待っています!

日々変化

今日の夜から嵐ということでその前に能取湖コマイ再チャレンジ。M名人が新調したテントは明るく広く快適でしたが、チカはいくらでも釣れるけどコマイはねばったけど全く釣れず・・穴からのぞいて良く見ていると、ごくたま~にコマイがエサの近くを通るけど全くの無視・・やはり今年は朝晩じゃないと釣れないぐらい魚影が薄いのでしょう。チカも先日より一回り大きく太って、しかし動きが鈍くなっていました。成長したけど水温が低下したから?でしょうか・・

テントの中にずっと座っていると腰が痛い!・・腰を伸ばそうと外に出るとすぐ近くにオジロワシがこっちを睨んでいました。カッコイイ顔しています。宿は次の土曜日28日から冬の営業開始。それまでに朝食用のチカの醤油みりん干しとワカサギの甘露煮を作ってお待ちしております。

流氷足踏み

用事があり知床ウトロに行く途中、海を見渡しましたが流氷はまだのよう。海上保安庁の海氷状況をみると今日の時点では本隊は稚内から枝幸あたりの沖合にあるようです。しかしよく海を見ると流氷の出来始めである”氷泥”→”蓮の葉氷”が漂っています。これは知床産であるとはいえ成長すればそれなりに流氷になっていきます。

夕方は国立公園に入ってすぐのプユニ岬という崖の上の道路端から日の入りを撮影。知床から見ると我が家の方向に沈んでいく太陽が雲に挟まり赤く横に輝いていました。

輝ける知床岳

北海道の冬は最低気温がしょっちゅう15℃ぐらい変わります。昨日はマイナス20℃だったのに今日はマイナス5℃、という感じ。そのように変わるときは天気も不安定で曇ったり雪が降ったりが一日のうちに何度もあります。そんな日は一瞬の輝きがどこかに現れるときがあるのですが、昨日は夕方の知床岳でした。知床半島の先端のほうにある山でちゃんとした登山道も無く秘境中の秘境。ボクはまだ行っいない、行きたい場所の一つ。そんなところが浮かび上がり輝くのは、早くおいでよ、と言っているよう。待っていなさいよ~

 

知床五湖 ガイド集結

知床五湖下見17

もうすぐ冬の知床五湖のガイドウォークが始まります。それに際し、ガイド、知床斜里観光協会、環境省、知床自然センターの面々が集まり皆で現地にてコースを検討しました。植生保護や踏み固めによる散策コースの雪解けの遅延、湖面上の雪原の景観維持や水中への転落防止など多くの条件を考えて、皆でこうでもない、ああでもないと吹雪の中、何時間もヒートアップしていました。これもしゃべりが本業のガイドゆえ、でしょう。(何も言わずに聞いていた何人かの方々、寒かったでしょう・・早く帰りたかったでしょう・・ゴメンナサイね)でもちょっと引いて皆を見渡してみると、知床のガイドさんたちはみんな真面目で思慮深く、これだけ皆がガイドとしての意識のレベルが高い地域ってそうないだろうし素晴らしいと思います.

 五湖下見

また会議室ではなく、現地での打ち合わせって一番いいですね。また個人のガイドは皆社長さんみたいなものだけど、こうやって集まって意志の確認などをすることが同じ土俵で仕事する上で特に大事だと再確認しました。面白かったなぁ~今シーズンも知床のガイドさんたちをよろしくお願いします。(もちろんウチも)

現地産

斜里港

朝、斜里港へ行ってみると流氷の一歩手前の状態である”蓮の葉氷”で埋め尽くされていました。一昨日宿の窓から見えたのも先に来ていた流氷の一部(かな?)と現地産の蓮の葉氷のよう。流氷の状況は海氷状況のwebで見られますのでチェックしてみてください。http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/ice_chart/ice_calendar.html

出漁 女満別湖ワカサギ

2017女満別湖

一日おいて再び出漁。今回は女満別湖(網走の人は網走湖と言います・・)。網走湖のワカサギ釣りといえば、博物館網走監獄近くの呼人が有名ですが、こちらは比較的空いている、女満別町側の(湖でいうと上流側)ワカサギ釣り場。気温は朝氷点下20℃・・やはり痛い。

女満別湖オオワシ

湖畔の森ではオジロワシとオオワシが釣り人や漁師の残した魚を狙って集まってきています。カッカッカッカッという大きな鳴き声も冬の風物詩。

おこぼれ

 

テント横ではオオワシが獲物待ちでたたずんでいます。

カレイ

釣果は・・ワカサギはとっても少なくて2人で100匹ぐらい。これは最低記録です。そしてカレイは専門で釣るとたぶんいくらでも釣れますが、手のひら大の唐揚げサイズなのでそこそこに。

ウグ

外道、厄介者ウグイ。それもこのときはダブルヒット・・何度も大きいやつが掛かって暴れ、隣の仕掛けも巻き込んでぐちゃぐちゃにされました。老眼のボクとM名人には細くて小さくて針のいっぱいついているワカサギ仕掛けの絡み外しは一苦労。笑うしかありません・・・ホント秋の大雨から多くの釣りは厳しい状況です。温暖化はともかく、これも自然の摂理なのでしょうね。

 

 

快晴・極寒・そしてついに・・?

TOPのような

昨日の夕方、風景画WebのTOP写真と同じような夕映えが見られました。撮影中は氷点下14℃。じっとしていると「痛い」感じです。

連山も

知床方面も海別岳・遠音別岳・羅臼岳から硫黄山・知床岳とすべての山々が紫に。

流氷?

海を見ると・・流氷!?水平線が白くなっています。これは本隊の前に来る先遣隊かあるいは強い冷え込みで現地産の流氷(海氷ともいう)か、どちらかでしょう。明日からの冬型の気圧配置による北風できっと本隊もやってくるでしょう。楽しみです!

2017能取1

寒~いこの冬は湖の氷結も早く、能取湖も安心して氷の上に乗ることができました。今年初の氷上釣り。これはもはや遊びということだけでなく、ロッジ風景画の食材調達のための「漁」です。

2017能取2

最初に開けた穴では全く釣れなかったので、次にちょっと深いところでテントを立て、暖かい中で本腰を入れました。凄いのは氷点下10℃以下なのに一日中外で立って釣りしているおっちゃんたち!尊敬。群れが来るか、あるいは寄せられるかが勝負のこの釣りでは、釣れるときはホント入れ食い、釣れないときは1時間以上何も無し、の状況。今回は最初の2時間ぐらいで一気に釣って、あとは仕掛けを替えてコマイ狙い。これがまったくのスカ・・ゼロ。なんでだかわからないけど、チカは釣れたからまあいいかっ。

2017能取3

釣ってきたのは約200匹。これぐらいにしておかないと捌くのが大変。(これでだけでも2時間・・)あとは醤油とみりんと酒に漬けて干して出来上がり。これを焼いてお出しします。冬も美味しい楽しい北海道、楽しんでください。

斜里岳夕映え

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今日の夕映えもとても見事でじっとしていられず、スノーシューを履いて宿の前の大雪原へ。写真はど素人なのでシャッターを押すことしかできないのでなかなか伝わりませんが、広大な風景の中にポツンと一人立ち、自分の耳鳴りしか聞こえない物音一つしない静寂の中、時間とともに染まっていき、やがて色が抜けていく山々を見ていると今でも「ここにホントに住んでいるんだよな!?」という非現実感に包まれます。これから流氷が来てさらに天気が安定すると(流氷が来ると海が蓋をされるため水蒸気も上がらず、陸と海の温度差も無くなるので風も弱くなり晴れが多くなる)ますますキレイなオホーツクの冬を楽しめます。是非お越しください。