エトンビ重登山

常連の皆さんのスノーシューツアーの行き先は、より達成感を求めて体力を使う山に向かうことが多いのですが、その達成感のため、ちょっと?つらいエトンビ山へ。まず除雪していない道路を歩き、林道入り口の鹿柵をすり抜け・・

アリ地獄のような雪質の森の斜面を汗だくになりながらひたすた登るうち、皆さん段々無言になっていきます。

稜線直下の霧氷がとてもキレイですが、体力気力の余裕がなくなってきました。皆、下を向いています。

稜線へでるとパノラマの大展望。ちょっと曇っていたけどこのスケールはさすがオホーツク。

稜線を20分ぐらい歩き、山頂から斜里岳を眺めます。

帰路も清里町の町、直線道路、流氷のオホーツク海を展望。たぶんあそこにあるのが自分たちの車、あそこがウチ、みたいに探す楽しさがあります。そしてここから海までの距離が藻琴山などより近いので流氷が大きく見えました。その流氷もどこに接岸していて、どこが海水面となっているのか一目瞭然。

ひたすら直登だったので、帰りは2時間という早さ、しかしもう足元が・・・転びました。

ホントよく転びました。下山までトータルの所要時間は6時間。こんなに大変だったっけ、というのが何度目かの参加者の方の感想。・・そうです、昔は若かったから大変じゃなかったのです・・皆でもっと鍛えましょう!

 

 

 

神の子池を楽しむ

森を歩き、沢を飛び越え、急斜面を滑り降りたり登ったりといろいろな楽しみができる神の子池周辺。若手の登山好きの方の場合は迷わず急斜面の直登。これもうまくスノーシューを使えば、意外に登れます。

オショロコマの泳ぐ神の子池はやはりきれい。浅く見えるけど、水深は5メートルあります。

帰路は川沿いに歩きます。湧き水は周りより温かく、しかし気温は氷点下20℃にもなるのでしぶきが凍っていろいろな造形物が現れます。

水の中を一生懸命のぞきこみエサを探すカワガラス。こんな近くでも逃げないヤツは初めて。なんか嬉しい気分でした。

来ました!

ようやく流氷がやってきて、ウチからもはっきり見えるようになりました。秋からかなり寒かったこの冬はもっと早くやって来ると思っていましたが自然現象の要因は多岐にわたるようです。またオホーツク海側は、寒い冬=雪が少なく冷え込む、ということが多く、寒い冬=雪が多いという本州とは逆の感覚が面白く、自然はアナログだな、といつも感じさせられるのでした。

・・・とりあえず、見に行ってきました。

斜里川河口から網走の能取岬方面の画像。今の時点で網走~知床周辺にもばっちり来ています。それにしても寒い!昼で氷点下6℃、北西の風が強くカメラを構えているだけで涙が出てきます。観光船などに乗られる方はかな~りの防寒を。スノーシューツアーの方は歩いている間はそれほど寒くないのですが(知床五湖だけはゆっくり歩かなくてはならないので寒いっすよ~)休んでいると冷えてきます。特に藻琴山などの軽登山ツアーは止まったら着る、ということで、こちらも防寒を完璧に。

神の子の時間

今日は神の子池のツアー。先日大雪の後に大人数で歩いたので(TVロケのサポート)道はラッセルも無く(帰路の川沿いはラッセルまでいかない程度の新雪)快適。日も射してキレイなブルーが見えました。

しぶき氷もあちこちに。池や川にはオショロコマ。冬の神の子池周辺はとても平和でちょっとアドベンチャーで自由でオススメです。

箸入ってないじゃん!

埼玉のKさんのご希望でスノーシューツアーの合間の網走湖ワカサギ釣りツアー、これも楽しいツアーです。

昼食用にと網走のローソ◯で買ったカップ麺に箸が入ってない!(経験ありますよね?)しかたなくワカサギつかみ用のトングで食べるKさん。意外と食べやすそう・・

魚も網走湖としては小ぶりながら2人で100匹以上釣れて食べるには満足です。さっそく夕食は唐揚げになりました。

すぐ後ろではいつものようにオジロワシが鳴いていましたが、こいつは釣りが始まって終わるまでずっとここにいました。そんなに魚をくれると思っていたのかな・・?

 

解けたなぁ~雪

今日も知床へ。昨日は数羽しかいなかったオオワシが何羽も飛んでいたのでよく見ると海岸に打ち上げられた何らかの動物があるようで、それに集まっている様子。カラスも含めて野生動物はさすが目ざといです。

ウトロのGVOさんで昼食。看板メニューはウニトマトクリームパスタ。美味いです。眺めも良く素晴らしいカフェ。

フレペの周辺は雪が稀に見る少なさで3月中旬の風景。一昨日の暖気と雨で一気に解けましたがまた降るでしょう。流氷は沖合10㌔ぐらいのところにあるようでした。明日あたり来るかなぁ・・

ジビエ・だよね・?

ランチはウトロの道の駅。ボクも初めてのエゾシカソースカツ丼。いかにも脂肪分の少ない黒々とした鹿肉は硬いけど筋張ってなく、お~これが鹿か!意外に食べやすいじゃん、というのが感想。他にもエゾシカカレーやイクラ関係もあるので道の駅としてはいい感じです。

食後は知床五湖。薄日が射すぐらいの寒い日ではありましたが、暖気の後の寒気で凍りついた雪面をカリカリ、ザシャーザシャーと歩くのも北海道らしい一面でした。

暖か~い恐怖

今年も来ました、真冬の暖気。気温は5℃。南風が雨と共に吹き荒れて雪は急速に解け、硬かった圧雪路もザックザク。車のハンドルはとられ路肩に落ちそうになったり、ハマって動けなくなったり(北海道弁だと「あずる」)道路は水浸し。そしてこれからが再びカキ~ンと冷えこんでカッチカチ、ツルツルに・・・明日が恐ろしい・・

能取の気嵐

  

能取湖にコマイ釣りに行き、しかし全く釣れず早々に引き上げようとテントを出ると、海のほうから気嵐(けあらし)がやってきました。港の漁船や外灯の上のオジロワシもみるみる霧に包まれていきます。

このまま霧が濃くなったら帰る方向がわからなくなるかも・・と心配しつつ撤収。先日何百匹も釣れたチカでさえ釣れなかったけど最後に幻想的な風景に出会えてよかったです。

さて今週末からスノーシューツアーが再び始まります。まだ流氷は来ていないようですが、素晴らしい風景や野生動物に会えることが楽しみです。

スタックの原因

北海道弁で「あずる」一般的にはハマる、乗り上げて脱出困難になる厄介な道路状況がこの吹き溜まり。風が強いと除雪車が雪をどけてもホンの1~2時間でたちまちこのように道路をふさぎます。そしてこれに突っ込み乗り上げてしまうと亀状態になり動けなくなるのです。幸いこのときは一番右側を通ってタイヤが2回転で1回転分進むぐらいで走り切りましたが、今まで何度も途中でお手上げになり、車の車軸が壊れたりスコップで掘って掘って脱出して経験を積んだものです。さて明日は朝から除雪です。