ちょっと寒気がおさまった夕方、斜里岳も知床連山も夕日に照らされ朱く染まりました。夕暮れの一瞬の美しさを感じることができて今日もいい気分で夜を迎えられました。
未来を考える
ロッジ風景画のお正月企画
大晦日。恒例の年越しそば。長野県戸隠村でそば打ちを学んだ宿主が地元清里産の高品質のそば粉(秀峰そば)を使い、北海道流の打ち方で作った本格的なものをお出しします。おいしいそばの食べ方の一番は「ざる」です。いままで「うどん派」だった人もこの機会にそばにはまってみては・・
あけましておめでとう!の時報を聞いてから、宿から歩いて行ける来運神社に初詣。天気がよく、積雪が充分にあれば
星空の下スノーシューやかんじきで森を抜けて神社までショートツアー。
小さな神社でお賽銭を入れ、鈴を鳴らし、目の前に座っている地元のおじさんたちに手を合わせるとお神酒をくれます。ここの御神体はおじさんたち・・!?
朝食はちょっとしたおせち料理。お正月気分をあじわってください。
元日は町内近郊自然ツアー催行(参加無料!)。まだサケが遡上してきている川へ。(天候により行き先を決めます)
サケの一生をとりまく生き物たちの生活の一部が見られるでしょう。
サケの上る川の周辺には翼の幅が2メートル以上のオオワシ(絶滅危惧種)たちも多くやってきます。
この年は斜里岳を望む丘の上で昼食。風がなければそれほど寒くありません。
ちょっと飲み過ぎ、食べ過ぎの元日はスノーシューを履いて宿までウォーキング。
神々しい斜里岳の夕映え。是非見てほしい光景。
町営温泉に入った後はゆっくり夕食。星も見事です。
2日からはご希望により通常のツアーを催行します。ピリッとした空気の中、山も森も川も爽快。是非お越しください。
宿屋の裏側
今、宿業は2ヶ月の長期休暇。「いいねぇ~そんなに休めて」と言う方もおられますが、春から秋にかけて休みの少ないこの仕事は今しっかり休んでリフレッシュ。よく「休みの日は何をやっているのですか?」と「(ヒマすぎない?)」みたいに聞かれますが、やりきれないほどやらなきゃならないこと、やりたいことが多く充実しています。今日は家族の用事、宿の宣伝に関するパソコン仕事(Web関係)、バイクや草刈り機の片付け(キャブのガソリンを抜いたり、バッテリーを外したり)そしてゆっくりコーヒーを飲みながら新聞を見たり、急なお客さん(泊まりではない方)と話をしたりしていました。これから年末までの予定を紙に書き出し一つずつやっていくのですが、毎年半分もできずに春の時期まで持ち越してしまうのが現状です。宿のリフォーム、大掃除、薪割りなどやりがいのある肉体労働も待っていますが、天気と相談しながら、たまに遊びに行きながら冬の準備です。ちなみに今日はめちゃ寒くて、昼でマイナス5℃、夕方の今はマイナス9℃。北風も吹いていて体感温度も真冬の一番寒い時と同じ。こういう日は室内仕事優先、という感じです。
道北イトウ釣行2016秋再チャレンジ
同じオホーツク海側でも、こうも天気が違うのか!冬の始まりのこの季節、ウチのある東オホーツクでは晴れているのに、道北では毎日、小雨→雪→曇→小雨→雪→曇の繰り返し・・ここは一面真っ白のエサヌカの直線道路。天気予報が晴れだったので「さあ行くぞ!」とM名人と気合を入れて行ったのに太陽さんが出たのは3日間で10分ほど・・ああ~寒々しい、これじゃ週末でも釣り人は少ないだろうな・・
と思いきや、10メートル間隔に30人以上がひしめいていました・・本州でいう平日の管理釣り場状態。この寒いのによくやるよ~というよくやる人間に自分たちも入っています・・
初日にきた唯一のイトウ。サケとも違う重~い引きにSAGE#8のフライロッドがバットから曲がりました。
88センチ。今回は一部の場所(30メートルぐらいの幅)だけが一日で何十匹も釣れていて、他は魚はたまにボイルしているのにまったく釣れないという状況でした。アメマスと同じように1か所に魚が集まる、あるいはその場所が食事処になっている、ということがイトウでもあるのですね。いつ、なんで、そこに集まるの?ということがわかればいいのにそれがわからないのです・・特にイトウってやつは。
あまり沈めたくなくて細軸のサーモンフックに巻いたのですが、もうちょっとで伸びて外れるところでした・・
ボクは2刀流。ルアーも振りましたが、いつのまにか竿先が折れていました、それも買って間もないD社のモアザンが・・M名人もライントラブルで同じ竿の先が2つに折れて、もうオレオレ泣き・・やはり極限まで軽くしてある最高性能のロッドは扱いも慎重を期す必要があるのでした。
けっこう来ています
再チャレンジ
2週間ほど前にいい思いと悔しい思いをした川へ再び「あの大物」を狙いにM名人と釣行。熊ちゃんの気配濃厚なので一人では行きたくない場所でもあります。しかしずっと入れ食いだった場所には、ただの一匹もいません・・・魚たちは移動した様子。
魚の付き場が変わっていました。多くの魚は深いところや岸沿いのエグレで静かにしていました。エッグフライでポツポツ釣れるアメマス。M名人もルアーで特定の場所で入れ食い。
ニジマスは元気でしたが、今回はオショロコマが一匹も釣れない・・サケの卵を飽食してこれから産卵なのか?産卵が終わってからサケの卵を食べて、これからどこかで越冬準備なのか?どこ行っちゃったのでしょう・・
40㌢ほどのアメマス。サビが出ている割にそんなに痩せていません。サケのような精悍な顔が素敵でした。さてそろそろ最後の大物を狙いに行くか!
脂ののっている魚
北海道暮らしフェアー2016ひさびさ
移住、という文字の立ち上がった初回から関わってきた北海道暮らしフェアー。しばらく宿業の忙しい時期だったので行けなかったのですが、5年ぶり?に行ってきました。場所は浅草、今回は移住者サロンという質問コーナの回答者のような役もあったのですがお伝えしたいことを話す時間が少なかったですねぇ・・・焦っていて言葉も内容も毒づいてしまったことも多く、ほんの少しだけ反省していますが思い出すだけで、「なんなんだ~!」ということが多いのが北海道の田舎暮らし(特に人に関して)。ちょっとわかってくれたかな、でも魅力も伝えられたかな、と。もっと時間をかけて落ちついてお話をしたいので、北海道に限らず、どこかに住んでみたいなぁ、店とかやってみたいなぁという方は是非宿に泊まりにおいでくださいね。
でもこの広大な北海道で暮らすってホントいいですよ!そして今回は浅草。こんな状況になっているとは・・
道路には人力車が走り、
お寺はもちろん昔の日本の文化を象徴するお店の並ぶ通りは人の渋滞。人種のるつぼ。北海道はアジア人が多いのですがここは欧米人も多数。
これは今朝、早起きして行ってきた雷門。有名な風神、雷神を人の少ないときにすかさずパチリ。ここが昼から歩くのが大変なほどの人なのでした。
今回は浅草寺近くのホテルに泊まったのですが宿泊料の高さにビックリ。従業員さんの愛想は日本を代表するくらい素晴らしいのですが、施設に対して3割は高く感じます。まあそれでもあれだけ人が来れば部屋は埋まることは間違いないですが、それでいいのかなぁ・・と思ってしまいました。たぶんいいんだろうな。ボクには真似できませんが・・