毎年遅刻

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いつも「早くやらなくちゃぁ~」と思いつつ、遊んでばかりでいつも遅くなってしまう薪割り。今年は薪として集めた量も少なく、また枝ばかりなので丸のこでササッと切って終了、というつもりですが積雪が多いおかげでこのように薪切りをする段取りまでまず除雪。このときの気温は氷点下7℃なのに汗が出てきます。除雪もどこにどう捨てたらこれから降ったときに捨てやすいか、邪魔にならないか、をよく考えてやらねば後で余計面倒なことになります。(ただ周りに山にしちゃうと次の除雪のときにその固くなった山の向こうに捨てなくてはならない。どこに除雪しているかを見れば雪国暮らしに慣れているかどうかわかります)除雪はまず先読み。今シーズンはどのような冬になるか楽しみです。

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家庭用ですが真空パック器を購入しました。いつもひと月もすると冷凍焼けしてしまっていたサケトバもこれでしばらく大丈夫。こういう機械は密閉するのにギュッと押す力をかけるので、プラスチックの耐久性が心配ですが、パッキングの状態には満足。釣った魚も加工して商品化できそうです。

動物を見に来たわけでは・・

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知床岬まで見渡せる網走港。一年の最後の釣りはここで、サケを狙います。が・・

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M名人のウキの近くに浮いてきた頭!?ゴマちゃんアザラシ・・これじゃ魚は釣れません。

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ウミウもやってきました。カモ類も多数。空はオジロワシ。先日は鯨も港に入ってきたそうです。

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白鳥の親子も(左下に見えるのがM名人のウキ)白鳥って海にも来るんですね。

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ウミウたちが潜って出てくると小魚をくわえていて、なんかいるな、と足元でサビキを上下すると小さいニシンが釣れました。今日の釣果はこれがすべて。魚っ気の少ない今回でしたが、鳥たちとアザラシに囲まれて平和な時間を過ごせたので良しとしましょう。

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寒く冷たく長いトンネルを抜け、ようやく晴れあがりました。これでこそ清里!今日の夕方は風景画WebのTOPページの写真と同じような絶景。斜里岳山頂にちょっと雲が残っちゃいましたが、雪が音を消し、というか誰もいない、音もしない静かで広大な空間の中にいるとなんとも不思議な感覚になってきます。「おお~キレイだ!}と言って写真を何枚か撮っていると、手のかじかみで気温をの低さを感じました。このときは氷点下10℃。2時間後の今(18時)は氷点下16℃となっています。風が無いので体感温度は大したことないですが、この冬一番の低温。ついに来たなぁ!と、なんか嬉しいです。

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山頂はこんな感じでした。

プチリフォーム

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ここ連日雪も降ったり止んだり、また事務仕事やら会議やらで座りっぱなしで少しストレスがたまってきました。そこで午後は少し宿をリフォーム。といってもシミのついたカウンター下の壁を塗るだけなのですが、やはりマスキング(余計なところに塗料がつかないようにテープとビニールで覆う)が手間です。が、これをいい加減にやると「あ~あ・垂れちゃった・・」となるのでしっかりやります。ウチの建物はいつも建築途中のような場所がどこかにあり、お客さんに「いつ完成するのですか?」と聞かれることもありますが、セルフビルドでもあるここは、ライフワーク的にずっと手を入れていくことになりそう。でそれが充実感として味わえるので楽しみと思ってやっていきます。

絶対オススメ!

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「ふるさと納税」。国が進めるこの政策はよくよく聞くと、納めた税金が後で控除されて、かつ返礼品ももらえる、という理解した人は得をする、という制度でした。我が清里町も焼酎などを出しているのですが、清里にもっと来てもらおうよ、ファンを作ろうよ、ということから、ウチも宿の宿泊券と宿泊+スノーシューツアーを出すことにしました。要するにウチの場合、ふるさと納税をすると、タダで泊まれるよ、スノーシューツアーも参加できるよ、という理解でいいようです。もちろんウチも宿泊料やツアー代は町からもらうので大歓迎。利用しない手はないでしょう。

https://www.satofull.jp/town-kiyosato-hokkaido/

 

上空からの眺め

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諸用でまた埼玉へ行ってきましたが、いつも往復とも窓際の席をとり上空からの風景を楽しんでいます。晴れていると女満別~羽田間の1時間半ほとんど外を見ているので、「あの人はあまり飛行機に乗ったことないから嬉しいんだな」と思われているかもしれませんが、そのとおりです。地図好き、旅好きな人はよくわかると思いますが、いままで旅した場所、住んでいた場所、登ったことがある山、滑ったスキー場、釣りをしに行った湖や港などを「あっあそこだ!」と眺めるのはいいものです。飛行機はだいたい高度1万メートルを飛んでいるので東北地方などは日本海から太平洋までの地形が地図そのものと同じく見えます。今回の行きのフライトでは、いつもより札幌寄り(西寄り)に航路をとったようで、羊蹄山から下北半島を南下し、アルプスまでよく見えました。この写真は帰路の福島と宮城の県境のあたり。今まで埼玉、福島、長野、新潟、群馬、栃木、北海道と暮らしてきて、すいぶんあちこちにいたなぁ~と感じていたのですが、北海道以外、飛行機なら見渡せるほどの範囲を移動していたんだな、でもその範囲でも気候風土が全く違うのが日本の面白いところだ、と再認識したのでした。旅はいいものです。

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女満別空港に着いたらこんなでした・・

例年のように

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太陽が斜里岳から昇る時期になりましたが、昨日までの暖気と雨で雪がほとんど解けて例年どおりの「日陰にちょっと雪が残る風景」に戻りました。でも平均すると根雪になるのがちょうど今日ぐらいなので、に降ったらさすがに解けないかもしれません。

サケトバ作り

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今年は不漁だったサケ。魚もやっと釣れたときに丸ごと冷凍しておいたものを一晩かけて解凍です。サケ3匹にマス3匹。

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サケは捌くのが大仕事。冷凍すると解凍したときにヌメリが多く出てくるので、それを包丁やヘラ、たわしなどでこすってしっかり取ります。私流では、片手で吊るして包丁で尾びれ以外のヒレを取り内蔵を出して、血合いもハブラシでしっかりキレイに取ってから3枚下ろし。頭もエラをとって(これが手間・・)骨とともにアラ汁用に細かく切る、というか出刃包丁で砕く感じ。カマの部分は塩を降って冷蔵庫で2~3日熟成。焼いて食べるととても美味しいです。アバラ骨もそぐように切ってようやく下ごしらえ完了。テーブルの上はヌメリ、血などでけっこう修羅場。これを普通の家庭の台所でやったら奥方からはかなりヒンシュクをかうでしょう・・・

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そして粗塩をキツめに表裏に振り、3時間ほどなじませます。

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塩をさっと洗い流してあとは干し。ある程度水分が抜けたらカッターで切れ目を入れてさらに乾かして(熟成)12月中旬頃に完成予定。あ~楽しみ。

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サケもマスもメスには筋子が。冷凍した卵は潰れやすくてイクラにほぐすのが難航。特に軟らかいマスの卵は3分の一ぐらいの量になってしまいましたが、なんとか冷蔵庫で醤油漬け込み中。今年のお正月のおせちにはお出しできそうです。

気温は低い

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車通りも少なくこれぞ北海道!の虹別59線道路。お気にいりの道路を通って厚岸の別寒辺牛川へカヌーフィッシング。狙うはもちろんイトウですが・・雪の中、清里を出るとき、カヌーを積んでいるところを見て女将は「この寒い中、ホントにカヌーに乗るの?」と呆れ顔。でもこの直線道路を南下していくうちにだんだんと雪は無くなっていきました。

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さすが太平洋側。冬はよく晴れるのです。景色も抜群で風も無いこのときは太陽さんのおかげで気温は0℃ぐらいでも暖か。

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なにか突き出ている・・?よく見るとオス鹿の骨まるごと1頭。アバラも見えていてこれも北海道の光景。

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頭上には丹頂鶴、オジロワシに白鳥、カモ類などがのんびり飛んでいました。

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結局目的のイトウは今回も釣れず。満潮と風で浮かんでいるとどんどん上流側で流されてしまいます。満潮により狭くなった橋と水面の間をくぐり抜け上陸地点へ・・岸近くが凍っていて出発するときにも苦労しましたが、帰りも風に流され氷にぶつかり、少し焦りました。もし落ちたら上がれないな・・

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ちょっとした冒険カヌーを終えて川の上流へ。アメマスも釣れましたが、この日の心に残る一匹(一個?)はこれ!カラス貝・・ちゃんとフッキングしていました。

 

お部屋リフォーム

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ちょっと神経質かな・・と思うぐらい気を使う宿の清潔感。その清潔感を維持するためにこの秋は4号室の壁を塗りました。ウチの壁の仕上げは石膏ボードそのもの。コストダウンもできるし釘やネジがむき出しになっているのも手作り感があって好きなので壁紙などを張らずにそのままなのですが、水がつくとすぐにシミになってしまうのが弱点。そこで毎年一部屋づつ壁用の水性塗料を塗っています。ベッドを運び出し、ハンガーや火災報知器、FFストーブや鏡、コンセントなどを外し、窓や木枠など塗料がつかないようにビニールシート付きのマスキングテープで正確に覆っていきます。このマスキングが手間でここまで約一日。

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段取り8分といいますがまさにそうで、マスキングをしたら刷毛でコーナーや窓、ドア周りなど細かいところを塗り、大きな面はローラーでコロコロ。12時間ぐらい乾燥させてもう一度塗ると塗りムラも無くなり完成。この11,12月は忙しいので(釣りで・・?)あまり進みませんがそれでも少しづつ、「すごくキレイ!」と顔ではなく宿が褒められるようにガンバリます!