出漁 女満別湖ワカサギ

2017女満別湖

一日おいて再び出漁。今回は女満別湖(網走の人は網走湖と言います・・)。網走湖のワカサギ釣りといえば、博物館網走監獄近くの呼人が有名ですが、こちらは比較的空いている、女満別町側の(湖でいうと上流側)ワカサギ釣り場。気温は朝氷点下20℃・・やはり痛い。

女満別湖オオワシ

湖畔の森ではオジロワシとオオワシが釣り人や漁師の残した魚を狙って集まってきています。カッカッカッカッという大きな鳴き声も冬の風物詩。

おこぼれ

 

テント横ではオオワシが獲物待ちでたたずんでいます。

カレイ

釣果は・・ワカサギはとっても少なくて2人で100匹ぐらい。これは最低記録です。そしてカレイは専門で釣るとたぶんいくらでも釣れますが、手のひら大の唐揚げサイズなのでそこそこに。

ウグ

外道、厄介者ウグイ。それもこのときはダブルヒット・・何度も大きいやつが掛かって暴れ、隣の仕掛けも巻き込んでぐちゃぐちゃにされました。老眼のボクとM名人には細くて小さくて針のいっぱいついているワカサギ仕掛けの絡み外しは一苦労。笑うしかありません・・・ホント秋の大雨から多くの釣りは厳しい状況です。温暖化はともかく、これも自然の摂理なのでしょうね。

 

 

快晴・極寒・そしてついに・・?

TOPのような

昨日の夕方、風景画WebのTOP写真と同じような夕映えが見られました。撮影中は氷点下14℃。じっとしていると「痛い」感じです。

連山も

知床方面も海別岳・遠音別岳・羅臼岳から硫黄山・知床岳とすべての山々が紫に。

流氷?

海を見ると・・流氷!?水平線が白くなっています。これは本隊の前に来る先遣隊かあるいは強い冷え込みで現地産の流氷(海氷ともいう)か、どちらかでしょう。明日からの冬型の気圧配置による北風できっと本隊もやってくるでしょう。楽しみです!

2017能取1

寒~いこの冬は湖の氷結も早く、能取湖も安心して氷の上に乗ることができました。今年初の氷上釣り。これはもはや遊びということだけでなく、ロッジ風景画の食材調達のための「漁」です。

2017能取2

最初に開けた穴では全く釣れなかったので、次にちょっと深いところでテントを立て、暖かい中で本腰を入れました。凄いのは氷点下10℃以下なのに一日中外で立って釣りしているおっちゃんたち!尊敬。群れが来るか、あるいは寄せられるかが勝負のこの釣りでは、釣れるときはホント入れ食い、釣れないときは1時間以上何も無し、の状況。今回は最初の2時間ぐらいで一気に釣って、あとは仕掛けを替えてコマイ狙い。これがまったくのスカ・・ゼロ。なんでだかわからないけど、チカは釣れたからまあいいかっ。

2017能取3

釣ってきたのは約200匹。これぐらいにしておかないと捌くのが大変。(これでだけでも2時間・・)あとは醤油とみりんと酒に漬けて干して出来上がり。これを焼いてお出しします。冬も美味しい楽しい北海道、楽しんでください。

斜里岳夕映え

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今日の夕映えもとても見事でじっとしていられず、スノーシューを履いて宿の前の大雪原へ。写真はど素人なのでシャッターを押すことしかできないのでなかなか伝わりませんが、広大な風景の中にポツンと一人立ち、自分の耳鳴りしか聞こえない物音一つしない静寂の中、時間とともに染まっていき、やがて色が抜けていく山々を見ていると今でも「ここにホントに住んでいるんだよな!?」という非現実感に包まれます。これから流氷が来てさらに天気が安定すると(流氷が来ると海が蓋をされるため水蒸気も上がらず、陸と海の温度差も無くなるので風も弱くなり晴れが多くなる)ますますキレイなオホーツクの冬を楽しめます。是非お越しください。

 

冬の知床を歩く

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オシンコシンを久しぶりに撮影。(といってもコンパクトデジカメですが・・)すでに半分凍っていて真冬の様相。そしてここまで上る階段はただの氷の斜面になっていました・・転倒注意!

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今日は知床方面レギュラーコースヘのスノーシューツアー。自然センターから男の涙を目指します。今は意外に積雪が少なく、例年隠れていることもある倒木更新の切り株があちこちに見えていました。昔はこんな太い木がジャングルのように生い茂っていたんだろうなと想像。

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男の涙はまだ厚さは薄いですが、ほぼ氷爆。

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その先の象の鼻間にある、特に原生林の輪廻を感じる場所。立ち枯れした木がトーテムポールのように生えています。

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フレペの滝展望台からは知床連山が一望!天気予報も良い方に外れて絶景でした。

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滝の氷の造形も今年も見事!そしてあと1~2週間で流氷が来るのではないかと期待です。

新天地

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藻琴山へのスノーシューツアーの予定が悪天候のため、ずっと行きたかった北根室ランチウェイのモアン山コースに変更。中標津からFさんも参加し大阪のOさんと3人で誰もいない雪原を歩き始めます。

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ここが特に素晴らしいのは個人の牧場の真ん中を歩かせてくれること。これは日本ではとても先進的でコースを作った方々の志の高さが伺えます。ときにはこんなちょっとしたアドベンチャーもあり。

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小川を渡ることも何度かあります。(腰、引けてますよ~)

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牛が出られないように、しかし人が通れるように、ということでこんな「乗り越え」も随所にあり。Fさんはスノーシューを履いた足がうまく上がらずフリーズしています(笑)

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丘を登って一気降り!これがフワフワと、とても楽しいのです!

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風をしのげる沢筋で昼食。

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見かけるといつも転んであたふたしているFさん。後ろに転び、前に転び、斜面を滑り落ち・・マジ爆笑。%e3%83%a2%e3%82%a2%e3%83%b3%ef%bc%98

目指す山頂へ。

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振り向くと歩いてきた足あとが丘の向こうまでずっと続いています。

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モアン山山頂。この山の下を通った方はわかると思いますが、でっかい「牛」の文字が書いてある山です。格子状防風林が続く広大な根釧原野を見渡す展望。これぞ北海道!

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帰りはちょっと迷ったけど無事帰着。歩行時間およそ2時間半。ちょうどいい長さ。北海道でもここでしか味わえない広大な牧場の真ん中を歩ける開放感。これは他にはちょっとない素晴らしさ。これからも行きたいとおもいます。

 

 

 

年末年始

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清里産のそば粉で私の手打ちした年越しそばを食べてしばし酒盛りの後、無風、氷点下6℃の中、新年0時の時報を聞きつつ暗闇の中を恒例の来運神社へ初詣。

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今年も神社の中にいる方々に手を合わせ・?お神酒をもらいおみくじを引きました。しかし毎年目に見えて人が少なくなってきています・・マズイよなぁ~過疎・・

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斜里岳から昇る初日の出。これだけの晴天の元日は久しぶり。今年も楽しく過ごせますように!

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今年のおせちは釣ったサケのイクラもしっかりあります。

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スノーシューを履き、3年ぶりに一本の白樺へ。木の高さ、太さが1.5倍ぐらいになっていました。時間の経過を実感。

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そこから斜里岳へ向かい一気降り。爽快

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川筋には少ないながらもオオワシ、オジロワシが佇んでいて、時折「クワックワックワッ」と鳴いています。やはりデカイ。

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帰路、家の近くでYさんがエゾフクロウを見つけました!福を呼ぶフクロウ。今年もいいことありそう!

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夕焼けが見事でした。皆さん今年もよろしくお願いいたします。

絶景! 藻琴山

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久しぶりの朝から晴れ。そして積雪も充分で藻琴山は絶好のハイキング日和。前回途中吹雪で撤退した京都のOさんたちとリベンジです。ウチの裏山の斜里岳もバッチリ。

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この時期にしては珍しく全方向晴れ!遠くには大雪の山々も見えました。ただ人の歩いたトレースがほとんどなく、たまにハイマツ踏み抜き、そしてラッセル、雪庇要注意と体力と注意力も満喫です。

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標高1,000メートルの山頂。氷点下15℃だったので顔は冷たく体は暑くの冬の山登り。知床、阿寒の山々、大雪、オホーツク海と清里や斜里、北見、女満別などの町並み。そしてまだ凍っていない屈斜路湖の眺めはまざに絶景でした。

不漁の影響

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毎年100羽以上清里町にやってくるオオワシ。しかし今年はサケの遡上がとても少なかっため、ワシたちの姿も少なく例年の10分の1ぐらいしか見当たりません。エサを求めてさあちこち探し回っているのだと思いますが、サケもワシもどこに行っちゃったんだろう・・

焚き付け作り

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薪ストーブの焚き付け用の薪作り。ウチでは家の大工仕事のときに出た建築用の乾燥した板の端材を主に使うので気持ちよく小さな手斧でパカッと割れます。

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明後日からの営業再開に備えて暖まりながらいろいろ準備。

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スノーシューも出しました。まだ積雪が多くないので調査には行っていませんが、昨日からの吹雪で雪が増えたことを期待して好天待ちです。