今年も来ました、真冬の暖気。気温は5℃。南風が雨と共に吹き荒れて雪は急速に解け、硬かった圧雪路もザックザク。車のハンドルはとられ路肩に落ちそうになったり、ハマって動けなくなったり(北海道弁だと「あずる」)道路は水浸し。そしてこれからが再びカキ~ンと冷えこんでカッチカチ、ツルツルに・・・明日が恐ろしい・・
能取の気嵐
スタックの原因
完成!
網走湖で釣ってきたワカサギの甘露煮、完成です。最初に作ったときは釣ってすぐに煮ていたので頭がみな取れてしまい見栄えが良くなったのですが、3日ぐらい氷点下の寒空の下で干して水分を飛ばしたのが功を奏してうまくいきました。醤油、みりん、砂糖、酒の分量はクックパッドなどのレシピを参考に砂糖と醤油を減らしたり、酒を増やしたりしましたが、一番のポイントは水分を飛ばすときに焦がさないようにほぼ付きっきりに煮汁の量をみていて少し残った状態で火を止めること。糖分が多いので気を抜くとすぐに焦げてしまいます。さて夕食の一品としてお出ししますが、2月のお客さんの分ぐらいはあるかな・・?いや足りないだろうから再度出漁しなくては・・(釣りに行きたい口実)
効率化
天気予報のとおり、今シーズン初のそれなりの吹雪になりました。(昨日遊びに行ってよかった!)釧網線は運休、通学に鉄道を使う生徒は特別休暇という休みです。こんな日は天気の悪い日にやろう、と思っていた事務仕事や食材の仕込み、大工仕事や掃除,webの管理など、を”あ~だらだらしたい・・”という気持ちと戦いながら少しづつこなしていきます。
まずは昨日釣ってきたチカを3枚におろして昼食のおかず用に。干していた先日のワカサギを甘露煮に。これも仕事なんだか趣味なんだか・・?よく趣味を仕事にするもんじゃない、という方も多いですが、ボクは趣味を仕事にできた人間は幸せだと思います。・・・北海道の田舎で自分の好きな仕事をしたい!という方は是非一歩踏み出してみてください。小さな店でも会社でもいいので起業人、待っています!
日々変化
今日の夜から嵐ということでその前に能取湖コマイ再チャレンジ。M名人が新調したテントは明るく広く快適でしたが、チカはいくらでも釣れるけどコマイはねばったけど全く釣れず・・穴からのぞいて良く見ていると、ごくたま~にコマイがエサの近くを通るけど全くの無視・・やはり今年は朝晩じゃないと釣れないぐらい魚影が薄いのでしょう。チカも先日より一回り大きく太って、しかし動きが鈍くなっていました。成長したけど水温が低下したから?でしょうか・・
テントの中にずっと座っていると腰が痛い!・・腰を伸ばそうと外に出るとすぐ近くにオジロワシがこっちを睨んでいました。カッコイイ顔しています。宿は次の土曜日28日から冬の営業開始。それまでに朝食用のチカの醤油みりん干しとワカサギの甘露煮を作ってお待ちしております。
流氷足踏み
輝ける知床岳
知床五湖 ガイド集結
もうすぐ冬の知床五湖のガイドウォークが始まります。それに際し、ガイド、知床斜里観光協会、環境省、知床自然センターの面々が集まり皆で現地にてコースを検討しました。植生保護や踏み固めによる散策コースの雪解けの遅延、湖面上の雪原の景観維持や水中への転落防止など多くの条件を考えて、皆でこうでもない、ああでもないと吹雪の中、何時間もヒートアップしていました。これもしゃべりが本業のガイドゆえ、でしょう。(何も言わずに聞いていた何人かの方々、寒かったでしょう・・早く帰りたかったでしょう・・ゴメンナサイね)でもちょっと引いて皆を見渡してみると、知床のガイドさんたちはみんな真面目で思慮深く、これだけ皆がガイドとしての意識のレベルが高い地域ってそうないだろうし素晴らしいと思います.
また会議室ではなく、現地での打ち合わせって一番いいですね。また個人のガイドは皆社長さんみたいなものだけど、こうやって集まって意志の確認などをすることが同じ土俵で仕事する上で特に大事だと再確認しました。面白かったなぁ~今シーズンも知床のガイドさんたちをよろしくお願いします。(もちろんウチも)