珍しく短かった今年の夏も終わり、涼しく済んだ秋晴れも多くなってきました。これはちょっとでも乗ろう!とサイクリングイベント、グランフォンドきよさとのコースへ。交通量皆無、整った舗装路、しかしたまに泥や石ころの農道は爽快、快適。バイクを走らせ風を受けると「やっぱり北海道はこれだよな~」と思うのでした。
夕方は快晴。段々と緑が茶色になっていく斜里岳。毎日見ていても飽きません。そして実はこれからが沢の水も虫も少なく、涼しく登りやすい季節でもあります。
昨日休んだので今日の午前中しか行けない!と知床へ。台風前の強風が吹き荒れて何度も転びそうになりましたが、やはり好きな人はいるものです。こんな真っ昼間じゃどうせ釣れないな・・となんとなく遠くに投げて浮きを見ていると、「あれっ?無いっ?・・」・・・まさか・・(あわせる)・・ジィー・バッシャーン(リールが逆転し、サケが跳ねる音)で、一投目から釣れちゃいました!
1時間半ほどで5匹(一匹リリース)。銀ピカのオスも2つ釣れて、今晩の美味しいおかずができました。一年近く忘れていたあの強烈な引きの感触!たまりません。今日はたまたま新しい群れが回ってきて簡単に釣れたけどいつもはこうはいかないのが釣りというもの。名人とは「釣れないときには釣りをしない」という中国の古いことわざがあるようですが、そこまで感じ取れるように楽しみながら目指していきます。
年に一度は行きたくなる大雪山。今回は旭岳から間宮岳~裾合平と回ってきました。ロープウェーで簡単に来れる姿見の池。16年前にガイドでいつも来ていた場所。北海道に来てすぐの頃、あんまりにも必死だったので逆にあまり覚えていないのでした。
さすが人気の北海道最高峰、旭岳。このときはまだ晴れていて・・・
ひたすら、ヒイヒイいいながらの山頂は霧の中・・・成層火山って我慢と忍耐だ・・
少し下るとこの風景。壮大、雄大。大雪に来ると山の大きさを感じ、人の小ささを知ります。
チングルマの綿毛も広大。これだけの群生地は他に無いのでは。
紅葉も始まっていました。早い!
間宮岳山頂周辺。この山は広大な大地が山頂なのです。不思議な風景。
気温は上部は急に下がって10数℃。歩くのにちょうどいい涼しさ。止まると寒いけど。
高所にある中岳温泉。浅いなぁとおもっていると横にスコップが置いてありました。
上から見る裾合平。いつまでも見ていたい風景。行き先は真ん中の登山道。
いたるところにエゾオヤマリンドウが咲いていました。
次の日は天気を見ながら沼の原へ。ここまで荒れた急登の登山道を1時間、これまたヒイヒイいいながら登ったらご褒美のような高層湿原の風景。後ろはトムラウシ山。見事!
沼々をはさんで反対側は石狩岳。出来すぎているような自然の造形美。多様な楽しみ方のある大雪山。今回も最高でした。次はどこに登ろうかな。
下山後、途中の川で毛鉤を振るとオショロコマがいました。大雪ダムに続くこの川はいくつもの砂防ダムで寸断されているのに、細々と、しかし脈々と命をつないでいるようです。
オホーツク海側へ降りてきて途中の川で小雨の中、ロッドを振ると30数センチのニジマスが遊んでくれました。大雪山トレッキングの余興的な釣りとしては大満足。山と川を満喫した2日間でした。
水を止める機能が壊れ、ついにこの洗濯機とお別れすることとなりました。結婚する前の1994年に購入し21年間、群馬~新潟~栃木~北海道上川町~斜里町~そして清里町と、子供らより長い付き合いだった日立の洗濯機。プラスチックの部分は割れ、何度か異音がしたり、水が出なくなったり止まらなくなったりしましたが、その都度持ちなおしてよく働いてくれた我が家で一番の長持ち家電でした。元機械設計者としてもこんなに壊れない洗濯機を作ってくれた日立の設計者や製造の方たちには敬意を称します。「モーター物は日立だ!」と若いころ技術者のオヤジから聞いていたのと、この洗濯機のおかげで他にも日立の製品は我が家に多く、こんなところからメーカーの信用は生まれるのだと感じました。(でも炊飯器はハズしたな・・掃除機は当たったけど)昨日さっそくY電器に行って次の洗濯機を購入予約しましたが、今の洗濯機の寿命は平均7年とのこと。「そんな短いんだ」ということと、なんとか洗いとかなんとか除菌だとか余計な機能ばかりついていて複雑、操作はわかりづらく値段も高く、劣化しそうなゴムパッキン類の使用も多く一見して「こりゃもたないだろうな」と感じたのと、「だから韓国や中国のメーカーにおされるんだよ、メーカーの人間は何をやっているんだ?高品質とは、まず丈夫で長持ち、その上で簡単操作で汚れも落ちて、キレイに乾くというのが優先順位だよ」と思うのでした。購入する消費者の方も保証とかじゃなくて耐久性をもっと重視することが必要だなと思うのでした。でもいつまでも壊れなかったら次の製品売れないしなぁ・・・・