食べるために釣る

チカ釣り11月

気温は2~3℃と低いけど風も弱く穏やかな晴天の今日、網走港へ行ってきました。サケがあまり釣れていないのと大混雑だったのでちょっと離れたところでワカサギの海育ちの大型版である「チカ」釣りです。エサも付けない擬餌針を上下しただけで、釣れてしまうチカ。ちょっと気の毒だけどこの魚は美味しいのです。

獲物11月

数匹上げてからいろいろな誘い方をしてみるとこの日のコツがわかり1時間ほどで30匹以上釣って終了。今日は美味しい唐揚げです。

積雪はいいけど

どんより

雪が積もりました。まだ数日で解けるはずですが、気分的にイヤなのは空模様。この時期は一年でも一番どんよりどよどよ~。最近運動不足なので新聞を取りに町まで往復8キロを歩いて行ってきましたが、(配達区域外なので毎朝新聞屋さんに取りに行っている)途中、カラスの群れ、オオワシの飛翔、キツネの警戒などをうかがいつつ、いまさらながら、北海道だなぁ~と感じたのでした。

仕舞うもの・出すもの

バイク仕舞い

季節の変わりの激しい北海道では、(特におもちゃが多く、大工仕事もやるボクは)この時期もやっておくことが盛り沢山。バイクはバッテリーを外して充電し室内に仕舞い、キャブレターのガソリンも抜きます。こうしないとこんな何十年も前のバイクは春にエンジンをかけるのに一苦労。そして春までおやすみなさ~い。

ストック修理

 

そして出すものはスノーシューツアーのときに使うストック。知人からいただいたレキの3段ストックのバスケット(輪っかの部分)を雪に潜りづらいように大型の雪用に変更。取り外しには慣れてもけっこう力を使います。ついでにバラしてストッパーを掃除。ボクはガラスクリーナー(シリコンなどの入っていないやつ)をウエスにつけて汚れを除去。こうすると長さを変えてもしっかり留まります。もう一つ、劣化し、割れてしまったブラックダイヤモンドのストックのバスケットも交換。これも力仕事だったなぁ・・

今日は車のワイパーも雪用に換えました。これから積雪期に向けて少しづつ気持ちと物の準備です。

 

氷の季節到来

水抜き

冬への準備、水抜き。これは外の水道の凍結しそうな部分の水を抜く作業でこれを忘れると水道管が破裂することがあります。これでこの蛇口は使えなくなり、水道さん、春から今までありがとう、次の春までお休みなさい~です。この季節の北海道は最低気温が2~3℃の次の日に一気に0℃を飛び越して氷点下7℃ぐらいになったりするので油断は禁物。これも北海道らしい作業ですね。

斜里岳1511

今日の斜里岳の夕映え。秋蒔き小麦もちょっと伸びて、もうじき雪の布団で冬眠です。

別寒辺牛湿原を下りながら釣れない釣り

別寒辺牛カヌー

またまたカヌーを出動し、3年ぶりの別寒辺牛湿原。M名人が「ここはゴミがほとんど無い」と言っていましたが、上流は湿原を主体とした原野で自衛隊の演習場以外は人も入ることのないそのままの自然。1時間ほど下ると国道を走る車の音が聞こえてきますが、それまでは小鳥と鹿と、丹頂鶴の声だけの世界。でも釣れません(泣)

ルパン列車

下流は鉄道も並走しており、作者のモンキー・パンチさんの故郷、浜中町にちなんでルパン三世のラッピングがされています。しっかし下手な写真だ~樹木にかかってしまっているうえ、ピンボケなおかつフレームから外れている・・ここまで失敗だとかえって面白いな、と思ってくださいね・・

道東を楽しむ

鶴

 

寒々しい空の下、鶴居村方面に行ってみると牧草地帯のあちこちに普通に丹頂鶴がいました。オオワシとちがい人馴れしているので近くにいっても逃げません。アップで顔をみると黒い顔に黒く鋭い目をしていて見た目とも先日釣ったイトウとも対象的な冷ややかさ(といったら鶴ファンに怒られそうですが)を感じます。

サルボ

サルボ展望台にも行ってみました。急な階段をヒイヒイいいながら登ると「ああやっぱり釧路湿原だなぁ」と感じる広大さ。カヌーで川を漕いで、降りたら高いところから見る、というのがオススメの湿原の楽しみ方。

アメ釧路

 

帰路に先日いい想いをした釧路川でちょっと竿を出すと一投目からアメマスが顔を出しました。お腹はサケの卵でパンパン。グルメなやつらです。

道北イトウ釣行15秋2

8エサヌカ

天塩川は難しい!カヌーで強い向か風と戦い、しかし釣りもダメで2日目は猿払へ。夜明けのエサヌカ。また来たぞ!と気合が入ります。

9エゾシカ

 

広大な牧草地であるエサヌカは鹿も多く、この日はでかいオス鹿が2頭、M名人のエスクードの行手を遮っていました。立派だ。

10猿払

いつもの猿払川。ここでのボクのやりたい釣りはハンティング的な釣り。フライもやったけど、ルアーを主体にあちこち歩きました。

11イトウ

いつものように「根掛かり?」というようなアタリ、その後の首を振りながらの重~いトルクフルな走り。

12イトウ顔

イトウは釣り上げたときになんか間抜けというか「お~いもういいだろっ、はやく離せよ~」とでも言いたげな落ち着いた顔。この顔を見るために釣りにいくようなもんです。

13イトウ

 

M名人も同じく2日で3匹づつ、大きさも80㌢を筆頭に72と78、魚体も傷もなくどれも太っていて大満足。素手で持っていますが、水がえらく冷たい!こんな水温でも元気なんだからイトウはやっぱりかなり冷水性の魚なのでしょう。このあと、ガイドは凍りついていました。

20151107の1匹目③

最後のヒットシーン。投げ続けて、ひたすら投げ続けてだから、嬉しそうでしょ!

 

 

暖かいので

7宇宙展望台

釣りのときはあんなに寒いおもいをしたのに合間の日、急に20℃以上のポカポカというか暑い陽気になりました。これはちょっとでも乗るしかない!とCBにまたがり宇宙展望台へ。もうちょっとでバイクは冬眠。こんな暖かい日があるのに今は昼間で2℃、雪がちらついています。この温度差、ご注意ください。

フライフィッシングウィーク15秋

0屈斜路湖

毎年秋恒例のフライフィッシングウィーク。今年はいつもの神奈川Y君+ルアーのM名人も参戦。まずはドライフライで釣りたくて屈斜路湖へ‥・釣れません・・ロケーション抜群で特に好きな北岸も林道の荒廃?で通行止め。そんな中でもM名人はルアーでニジマスを釣っていましたが、秋は特にドライフライでは釣れなくなってきているような気がします・・

1砂湯

でも見上げればカエデ類がステンドグラスのよう。この中で竿を振れることだけでも良しとしますか。

1山口西別

湧水の川はいけるだろうと、サケのいる場所の下流側にエッグフライを流すとアメマス、ニジマスが大きくないながらも入れ食い状態。「これでこそ北海道だ!」とY君も楽しんでいます。

2西別

ここのアメマスは黒くて痩せ気味の、たぶん産卵後のやつと、プリプリでメタボでこれから産卵?というような色白なやつが混ざっていました。

4西興部

次に昨年好調だった渚滑川へ。ここは泊まった西興部村の風景。建物はオレンジ色で統一されていて、山間の過疎地を明るく色付けするのもありだな、と思いました。でもホテルはトータル的にもっと上を目指してほしいなぁ・・滝上のホテル渓谷は料理もちゃんとしたコースで従業員もきちんと気遣いができていて好感度でした。また泊まろう。

3滝上

渚滑周辺はとにかく寒い!今年はハズしました・・川は濁りと増水。山は雪・・3日間もかけたのにY君が川で一匹上げただけの貧果。低温注意報が出ていて曇りの予報のときは雪も降るし、虫は出ていないのでライズは無いし・・勉強になりました。もうクマのふりするしかないね。(ちかくにでっかい糞がありました・・)

5釧路川

清里に戻り、M名人の案内で釧路川へ。ここは釣れました!このアメマスたち何匹いるんだろう、というぐらい。やはりサケの卵を狙っていて魚体も丸々。40~50㌢の型揃いで大満足。

6釧路川アメ

今回はここの魚に救われました。M名人ありがとうございます。