水を止める機能が壊れ、ついにこの洗濯機とお別れすることとなりました。結婚する前の1994年に購入し21年間、群馬~新潟~栃木~北海道上川町~斜里町~そして清里町と、子供らより長い付き合いだった日立の洗濯機。プラスチックの部分は割れ、何度か異音がしたり、水が出なくなったり止まらなくなったりしましたが、その都度持ちなおしてよく働いてくれた我が家で一番の長持ち家電でした。元機械設計者としてもこんなに壊れない洗濯機を作ってくれた日立の設計者や製造の方たちには敬意を称します。「モーター物は日立だ!」と若いころ技術者のオヤジから聞いていたのと、この洗濯機のおかげで他にも日立の製品は我が家に多く、こんなところからメーカーの信用は生まれるのだと感じました。(でも炊飯器はハズしたな・・掃除機は当たったけど)昨日さっそくY電器に行って次の洗濯機を購入予約しましたが、今の洗濯機の寿命は平均7年とのこと。「そんな短いんだ」ということと、なんとか洗いとかなんとか除菌だとか余計な機能ばかりついていて複雑、操作はわかりづらく値段も高く、劣化しそうなゴムパッキン類の使用も多く一見して「こりゃもたないだろうな」と感じたのと、「だから韓国や中国のメーカーにおされるんだよ、メーカーの人間は何をやっているんだ?高品質とは、まず丈夫で長持ち、その上で簡単操作で汚れも落ちて、キレイに乾くというのが優先順位だよ」と思うのでした。購入する消費者の方も保証とかじゃなくて耐久性をもっと重視することが必要だなと思うのでした。でもいつまでも壊れなかったら次の製品売れないしなぁ・・・・