近くを通ったついでにいつもの場所へオオワシ観察。ざっと数えたら200羽ぐらいいました。彼らは留まりやすい樹木がわかっていて「ワシのなる木」があちこちにできています。
そしてその下の川はまだ産卵行動をしているサケがかなりいました。人工孵化など人為的影響があるとはいえ、サケたちは9月の最初から1月中旬まで4~5ヶ月も遡上に幅があるのですね。ここのサケ目当てのワシたちももうすぐ国後島や知床、南下してくる流氷の海へ行くようです。
あけましておめでとうございます。
宿はいつものように楽しい年末年始でした!知床、神の子、摩周湖、藻琴山などへのスノーシューツアーや元日の清里近隣ツアーそして来運神社への初詣に毎晩のほろ酔い。お越しいただいた皆さん、ありがとうございました。
で、この初詣、なんでぇ~というか笑えるのはお賽銭を入れて手を合わせる目の前に地元のおじさんたちが座っているのです・・「おじさんもうで」のご利益はいかに・?
神の子池では産卵床を守るオショコマを発見!そんなに目立つところに産まなくてもいいのに・・
イワナの骨酒をご所望のI嬢のためにH氏とM氏が釣ってきた魚をさばいているバイトのR嬢。嫌がるRを「これは仕事だ!」と叱咤して無理強い。これってパワハラ・・!?
景色のいい場所でスコップで椅子を作りお湯を沸かして昼食。ちょっと寒いけど最高の贅沢。
藻琴山では屈斜路湖を眼下に望みながら。どちらも氷点下10℃でしたが風さえよけて日差しはあればそれほど寒くありません。
それにしても出来はじめの藻琴山のスノーモンスター(樹氷)のロケーションは見事で、酔いしれてしまいました。
これからのシーズンが楽しみです。
日本でも特筆すべき風景の根室フットパス。フットパスとは遊歩道のことで、今回は太平洋側にある別当賀パスを四国のNさんと歩いてきました。まずは厚床の伊藤牧場にあるグラッシーヒルというカフェ兼事務局で通行証となる地図を買い、丁寧にコース説明をしてもらってからゲートの鍵を借り、出発点の別当賀駅へ。この駅だけ見てもこれからの風景が楽しみ。
サインボードも洒落ています。ルールは記載してあるけど、あっち歩け、こっち歩け、これやるな、的な看板はほとんどなくていい感じです。
馬や牛が出られないように、工夫して古い道具で作ったゲートもいけてます。
森を抜け、牧草地の真ん中を抜けて・・
高台から望む太平洋。湿原、沼、原野、牧草地の絶景。海岸へも行きました。
映画「許されざる者」のロケ地も見学。よくこんな撮影にいい場所を見つけたものです。昔、クリントイーストウッドが主演したものの日本版のリメイクで渡辺兼主演のこの映画、見るのが楽しみです。
山登りもいいけど文化や歴史にも触れられるフットパスも最高です。
長くて10キロぐらいのコースが多いのでちょうど半日歩くぐらい。その後の温泉と食事も満足の行くものでした。さて次はどこを歩こうか。
実は一昨日と5日前にもいつもの網走港に釣りに行ったのですが全く釣れず、今日が最後と決めて出陣しました。12月も結構釣れた昨年までと違って今年は魚がいない・・・ワカサギも少ない・・・自然のサイクルなのか、人為的影響なのか・・?15人ほどの釣り人は誰一人釣れていなくて、たまたま、偶然、事故的にボクにきました。これは腕じゃないですね。でも嬉しいというかホッとしました。メスが釣れたので正月のミニお節料理のためにイクラを作っておきます。(卵は熟していて硬いと思いますが・)
そしてゴマ野郎!場所を変える先々で目の前に出てきやがって、魚がいなくなっちまうじゃねえか!・・というわけでアザラシくんが出てきたら釣りは終了です。今年もずいぶん鮭たちには遊んでもらいました。感謝。
プラス気温の少し生暖かい今朝、もやで真っ白でしたが、だんだん晴れてきて10分ほど幻想的な風景になりました。でも晴れたと思ったら1時間ほどで湿った雪がドカドカ降りそしてまた3時間もすると晴れてきて今(18時半)は氷点下7℃。めまぐるしく天候の変わるオホーツクの初冬。今度こそ根雪になったかな・・
鮭とばに続いて寒風干し作り。秋に「干したら旨味が出そうだなぁ・・」と思われるサケだけを釣って冷凍庫でキープし、1日かけて解凍、2~3日塩を摺りこんで寝かせ、さっと塩抜きして干しました。年末にお出しする予定ですので、ご宿泊の方は楽しみに・・?していてください。(ちょっと塩っぱいかも・・塩加減が難しいのです)