道北への旅 文化

Photo_5
ここまで深刻なんです、過疎化。普通の家を作るのに一坪100万円ぐらいする首都圏のベッドタウンから「住んでくれればタダで土地あげるよ」という地域まで・・これもある意味、格差なのでしょうか・・知人が「その土地で動いているお金の量が土地の価格だ」
と言っていたけど「その土地で受ける幸福度の度合い」とは価格は比例しない部分が多々あるようです。
Photo_6
道路の山側に不自然な盛り土を見つけ、寄ってみるとどうやら鉄道の廃線跡のよう。調べてみると、美深と仁宇布間の国鉄美幸線
(びこうせん)のよう。1985年に廃止されてもう28年経つけどこれだけはっきり残っているなら、歴史を探訪するフットパスにするのもいいのではとおもいました。

道北への旅 川

Photo_3

自衛隊の駐屯地や演習場のある場所だからでしょう、こんな名前、いかにも北海道らしいテキトーさ、いや面白さ。

Photo_4

すぐ近くの川は知来別川。チライとはアイヌ語で幻の魚といわれるイトウ。ベツは川。そっとしておきたい小さな川でした。
アイヌ語地名を考えながらの旅もいいですね。

道北への旅 道

Photo
オホーツクを北上するときには必ず走るエサヌカ線。真っ平、直線、道路以外は牧草地と遠くに見える山のみという特に素晴らしい道路。経済活動に要か不要かと言われると?だけど観光資源的見地からいうと、ここは素晴らしい!入り口がちょっとわかりづらいけど遠くが消えてみえるここは必見です。鹿もいつもいます。

Photo_2

殻を砕いて敷きつめたホタテ道。暗くても見やすく、ホタテの産地では資源再利用という面でもあちこちで使われています。

月曜大工2013春

Photo_2
もう開業当初からいつか作ろう、いつか作ろうっていっていたスリッパラック。宿的に、また自分的にもこういうものを既製品ですますのがとてもイヤで、また、形状のアイディアがやっと浮かんできたため今回は重い腰を上げました。
まずはただの板の組み合わせはスリッパ入れにしては重い雰囲気なのでワンバイフォー材を10枚ほど購入。それをまず定尺に切断。ミゾ切りカッターという道具を持っていないのとノミで削るのも大変なので接着剤とネジで留めていきます。

Photo_3
1日かかりましたが完成。余っていたオスモカラ―(ドイツ製の無公害塗料)を塗り、余分な塗料をふきとるといい感じに仕上がりました。さて使い勝手はどうなることやら・・

洒落てる

Photo
美幌にある修理工場のガレージ。ウチの女将は車のフロントだけ貼ってあるなんて気が付かずに「なにか面白いのがあるの?」なんて言っています。これって作るのに結構手間かかっているんじゃないかとおもうけど、こういう遊び心のある修理屋さんっていいですよね。

菜の花の沖

Photo_2
司馬遼太郎 文春文庫
江戸時代後期、淡路島の貧しい出から国後、択捉の航路や漁業を確立した高田屋嘉兵衛の波乱に満ちた物語。全6巻。風を読み、天気を読み自然を感じて仕事をした嘉兵衛さんは究極のガイドさんだと思う。ロシアに拿捕されたときの覚悟も凄い。

幻の北海道 殖民軌道を訪ねる

Photo

サブタイトルは
「還暦のサラリーマン北の大地でペダルを漕ぐ」 田沼建治 交通新聞社新書
かつて開拓のために敷設された鉄道跡と郵便局を自転車で訪ね歩いた旅行記でとても面白い!著者の田沼さんはウチにも泊まりに来てくれた方で北海道の楽しみ方が増える一冊。

かなり異常気象

Photo

Photo_2

勘弁してほしい天気がずっと続いています。地元のじいちゃんでさえ「こんなの初めてだぁ~」というほど連日の低温と雪。清里でも街中は雪も解けているけどちょっと高台の我が家は真冬の風景・・知床ウトロの高台では80センチ降ったとか聞いています。宿的にはキャンセルもけっこうあって大変だけど、逆にGWにこの雪景色はきれいともいえます。動植物も驚いているとおもうけど、家の近くでは雪の合間からツクシや水芭蕉が顔を出し、小鳥たちもけっこう元気。一面の雪面の上にヒバリがピーチク鳴いている不思議な5月です。