
香港の女子大生のお客さんを案内してきました。香港は静かな広い場所が全くないとのことで清里の各所にはとても感動の様子。一面満開のイモの花にも嬉しそう。
晴れた裏摩周も樹々の遮りをこんな感じでパチリ。

一番の目的である神の子池でもしばらくたたずんで堪能。そしてさくらの滝のはね返される魚にも嬉しそうでした。清里を楽しんでもらえて案内するほうも嬉しいかぎりです。
今年は近年では珍しい晴天で、しかし気温は涼しく沢の水も少なくて最高の斜里岳山開きで登山日和となりました。きつい坂を登り、沢を慎重に渡り、崖をビビりながら超え、ガレ場をズルズルしながら登って行くと視界が一気に開けます。まずは摩周湖、屈斜路湖がペアで。
馬の背から上に行くと雲海の向こうに国後島の爺々岳(チャチャダケ)、羅臼山、泊山が遠望
知床連山もウチからとはまた違って上からみている感じです。「羅臼岳の山頂からもこっちを見ているんだろうな・」
ツガザクラをはじめとする小さな群落を超えると山頂です。

どうも自慢気に話してしまいますが、山頂から見た我が家(したのほうの赤い屋根の左側)。
「斜里岳ってなんてつらい、危ない山なんだ・・!」と最初に登られた方はおもうかもしれませんが、最高の展望と下山したときの満足度はそれ以上に素晴らしい山です。

今週末の山開きに備えて登山道整備に行ってきました。倒木が多く除去に体力を使いましたが、上部の高山植物は素晴らしい!まずは道端にハクサンチドリが目立ってきます。
今年最後の花見!チシマザクラ。一杯やりたいところですが、ここは急坂の途中。写真を撮りながら息を整えます。
馬の背上部は規模は小さいながらもお花畑。チングルマやツガザクラ、エゾキスゲ、エゾイソツツジなど多様な花が、ご苦労さん、とお出迎え。

そしていつも残っているとホッとする、白のハクサンチドリ。いつまでも命をつないでほしいです。

山頂直下の崖にあるミヤマオダマキ。華やかで清楚、可憐。特に好きな花です。
これから一週間ぐらいが花本番でしょう。斜里岳、登るのも面白いし、景色は特級、花もキレイ。沢登りが多く、特殊な山ですが是非チャレンジしてみてください。

今年も多くの人にホント支えてもらいながらグランフォンドきよさと開催できました。参加者の皆さん、協力いただいたスタッフの皆さん、心よりお礼申し上げます。
心配だった高所の天気も持ち直し、風は少し強いもののまずまずのコンディション。ママチャリコースも新設されて楽しんでいただけたと思います。途中、ちょっとした・・?ミスやドタバタでご迷惑もおかけしましたが、また少しづつ良い大会にしていきます。
そのうちプロの撮った写真も公開されると思いますが、まずはお礼まで。そしてまだ出場されたことのない皆さん、こんな風景の中を美味しいものを食べつつ走るのがグランフォンドきよさとだと知っていただければ幸いです。自分としては間違いなく日本一素晴らしいコースだと思っています!