
ウチから根釧原野の大酪農地帯を抜けて太平洋側へ2時間走ると霧多布岬のある浜中町があります。この町はモンキー・パンチの故郷。数年前からルパンⅢ世で町おこしをしていてあちこちにルパン、五右衛門、次元、不二子ちゃん、銭形が描かれており、フィギアの展示もあります。

バスや花咲線にもラッピング車両があり、ちょっとさみしげなこの地域を彩っています。ちなみに汽車はキハ54。この車両が別寒辺牛湿原のある厚岸周辺を通っているのを見るは楽しいですよ。

秋のオホーツク海はおかずの海。今年のサケ・マスはなかなか釣れませんが、港でサビキを上下させるだけで大きなチカ(ワカサギの海版)がすぐに釣れます。コンスタントに釣るのには多少コツが要りますが、よく釣れて唐揚げにするととても美味しい魚。またちょっと趣向をかえてテトラポットの隙間にエサを入れると入れ食いでアブラコ(アイナメの一種)が釣れます。これも汁物にすると上品なダシが出てとても美味しい魚。他にもカレイ、ホッケ、コマイ、ソイ、ニシンなどが獲物に。サケだ、マスだ、イトウだ、ニジマスだ、アメマスだ、といつも眼の色を変えていますが、こんなに近くに豊穣の海があるので、たまには平和におかずを釣りに行くのもいいものです。
丸2日間の釣行の後、恒例の大雪山へ。今年は降雪も早く時期的には遅いけど、愛山渓から当麻乗越まで歩いてきました。

羨ましいぐらいよく整備された登山道を一気に登り高原地帯へ出るとそこは湿原と高山の絶景。
皆が素晴らしいというのも納得の沼の平。だれもいない広大な湿原。
シマリスも迎えてくれた当麻乗越はさらに歩きたいという絶景の場所でした。交通の便さえなんとかなれば姿見の池までいい気分で歩けます。次は行きたいな。

雪の当麻岳へ行ってみようとさらに登りはじめましたが、このような解けかかったツララが冷たいのなんのって・・気温は2℃、風もあったので今回はここまで。充分堪能しました。やっぱり大雪は色々楽しく素晴らしい!また秋の登山は恒例となりそうです。
すっかりイトウにとり憑かれた北見Mさんと今回はサロベツへ。利尻冨士を望むこの風景を見ると道北に来たな!と気合が入ります。
あちこちの秘境駅に寄ってみました。ホント秘境です。
ニュージーランド南島クルーサリバー。ではなくて天塩川。スケールがデカイ!
イトウは苦戦しましたが、Mさんにスーパーレインボーがヒット。55センチですが、体高がスゴイ!引きがスゴイ!これが天塩のマス!これだけでも来た甲斐があったというものです。
そして私にも幻の大魚イトウが来ました!!
20センチの稚魚(笑)
丸2日間で、これと35センチのニジマス・・まあ初の天塩ならこんなもんでしょう。
天塩川は難しい。しかし天塩川でしか釣りをしない人がいるのも納得。可能性という魅力でしょう。また行かねば!