急降下

そろそろ雪が降るかも、という天気予報を見て、もう一台の車もタイヤを冬用に交換。暖かいというより暑い晩秋。ホントに寒くなるのかな・?

小さな港で鮭トバ用の食材調達。午後から雨が降り始めると日課のように来ているおじちゃんおばちゃんたちは一斉に退散。誰もいなくなった人気ポイントで海面を見ていると20匹ぐらいのサケの群れが目の前を通過!速攻で仕掛けをそぉ~と投げ、通過予定地点で待ち伏せすると・・匂いを嗅いだような一匹だけが一度通過、そして反転、バクっと食いました。なるほど、こうやって漂っているものに食いつくんだ。とてもエキサイティングで参考になりました。この時期のサケは釣って〆てしばらくすると魚体の黒さが目立ってくるけどトバにはちょうどいい感じ。あまり脂がのっていると乾燥してもべたつき味もイマイチなのです。

今日、11時の気温・・先ほどは雪もちらつき(初雪)昨日の昼より15℃下がりました。北海道の季節の変化はいつも急激。体調管理に気をつけねば。

 

真中と端っこ

仕事で日本の真ん中、銀座へ。この時期なのに気温が25℃。知床も暑いけどここまではありません・・空気も澱んでいてホテルも暖房しかなく夜、暑くて眠れないと窓を開けると酔っぱらいが真夜中騒いでいるし・・都会だなぁ・・

まずは日比谷公園に散歩。公園は多様な人々のオアシス。このツルの噴水の像、冬氷点下になってつららが下がっているのをよくニュースでみるやつでした。ここの鯉、釣ったら怒られるだろうな・・

皇居桜田門はランナーがひっきりなしに走っていました。ボクとしては門の木造の造りが相当頑丈で感心。大工仕事は江戸時代ですでに極まっていたことがわかります。

GINZA SIXの本屋さん。関連する雑貨を通路を挟んだ島に置いてあります。蔵書の数は二の次でディスプレイ重視。本を見る、というより気になる分野のものを見る、という作りで感心。

ユニクロは多国籍の人々があふれていました。店に入ると正面には振り子のように服が動くディスプレイ。意味わからんけど心に残るデザイン、誰がしたのだろう?最上階にはジャパンオリジナルデザインのTシャツがずらり。これは外人さんにもたまりません。ボクも北斎Tシャツを一枚買ってしまった。

昨日帰宅し、昨日までのスーツ姿を今日は汚れてもいいボロ着をまとい長靴を履いて日本の端っこでサケ釣り。とば用のちょうどいい鮭が釣れました。日本は楽しい!

 

フィッシングウィーク2023秋

峠は凍結しているからタイヤを換えておこう・・との予想は完全に外れこの一週間昼間は20℃以上になり朝晩も10℃ほど、暑くて蚊が出るほどでした。やっぱりおかしい・・

神奈川Y氏との釣りもフライフィッシング一辺倒から近年は魚と遊ぼう、獲って美味しく食べよう、と楽しみ方も多様になってきました。これは北海道名物・?港でのワカサギ掬い。上手いおっちゃんは一度で10匹以上掬うのに僕らはひと掬いやっと3匹程度。これは腕と道具の研究が必要だ!唐揚げ、美味かったなぁ~

次の日は雨。湖はベタ凪。川も湖もトラウトはまるで釣れないのでエビ掬い!(掬ってばっかり・・)

エビの隠れ家もわかってきて楽しい!!これがガサガサか!かき揚げ、美味しかったなぁ~

うじゃうじゃいる特定外来生物のウチダザリガニ(次回は獲って食うぞ!)の陰に隠れるようにいた、おそらく二ホンザリガニ。貴重なザリガニなので優しくリリース。

わかりづらいけど、あちこちに雪虫が飛んでいました。暑いぐらい暖かいけど・・

海釣りも北海道はスゲェ~。ガツンとひったくるようなアタリにビックリ。こんな立派なソイが防波堤から釣れちゃいます。刺身、上品だったなぁ~

結構良い型のクロガシラカレイも何匹も!エサはイソメだけでなくエビでよく釣れました。煮付け、やはりカレイにはピッタリでした。刺身も絶品だ!

サバ狙いでサケも釣れたらいいな、という仕掛けを考え作って投げたら当たり!メスのサケが釣れました。イクラはやっぱり最高!

目当てのコマイ、ソイ、カレイ、サケ、サバと今年もよく釣れました。キープしなかったけどチカも狙えば入れ食い!美味い魚ばかりで感激!

阿寒湖へも行ってみましたが、べた凪・・釣り人も一人もいません。最近はなにも釣れないようです。入漁券売り場の方も鑑札のおっちゃんもすまなさそう・・まあ流れ込みで群れになっていたアメマスを見られただけで良しとしましょう。

しかしあまりにも釣れなくて悔しいので阿寒川で放流物の大ニジマスでガス抜き。

短い区間だけどここは魚体も管理釣り場そのもののようなところです。

あちこちでハクチョウがV字編隊で飛んできています。暑い秋・・

オホーツクには少ないタンチョウツルもだんだん増えてきた感じがします。

今回唯一だった川での爆釣の日!Y氏が流れに乗って下る良い型のニジマスの引きと戦っています。

40cm前後のニジマスが何匹も釣れました。

ニジマスは同じところで釣ったものでも微妙に色や模様が違います。

50cm弱のアメマス。お腹はイクラでパンパンです。

最終日はやっぱり紅葉の中で釣り!ここだけは例年どおりキレイでした。

少年時代を思い出してミミズを付けて浮き釣りすると入れ食い!?・・

だったのはもちろんウグイ君とエゾウグイ君。ルアーでも釣れました。

湖面に写った紅葉と紅くなったヒメマス。

藻琴山と湖面の接する部分に紅葉の陽炎ができてとてもキレイでした。

湖でのトラウトフィッシングの盛期は今年はまだまだのようですがキレイなところはとても良かった紅葉。楽しく暖かい、または暑い一週間でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

悔しいからサバ

今日も午後から黒くないサケが釣りたくて港へ出陣するとおっちゃん、おばちゃんたちで賑わっています。海面を見ると無数のワカサギ!釣っている人半分、網で掬っている人半分となんでもありの北海道らしい!昨年の網走湖は不漁を通り越して凶漁だったから今年はどれだけ復活しているか不安だったけど、少しはよくなるかも。

釣りのほうは銀ピカに近いやつを2回かけて2回とも痛恨のバラシ・・・2匹とも網で掬うときに1匹目は針が外れ、2匹目は針が糸からほどけてしまったのです・・・魚も少ないようで15人ぐらい釣り師がいて釣れたのを見たのは1度だけ。

泣きたいほど悔しかったのでサバを釣ってこの1時間後に塩焼きにして食べました。美味かったからまあいいかっ!・・ってまだサバいるじゃん・・

 

 

サケあふれる!

網走の海岸が凄かった

!道の駅から見ても約3キロにわたってサケが跳ねまくっています。何千、何万匹いるのだろう?

波打ち際もサケだらけで海に立ち込んでいるとこんな真っ黒のフラフラしているやつが足に当たってくるほど。しかし昼間は食い気はほとんどなく、100人ぐらいいた釣り人でも釣れている人は稀です。ボクも管理釣り場のインジケーターの釣りみたいに目の前のやつを一匹釣ったものの鮭とばにするにしてもあまりにも魚体が黒いのでリリース。

アマモの茂る浅瀬の岩礁帯を沖に向かって行ったらしばらくひざ下までの水深しかなく、200mぐらい沖まで行けました。ここってこうなっているんだ!波が出てきたり引き潮が強いときは危険度が高いのでおススメしませんが通常見ることがない視線で新鮮でした。釣れなかったけど。

大賑わいの海岸を後にして防波堤へ。魚は見えないし跳ねもないけど人も少なくなんか平和、安心。ボケ~とウキを眺めていたら沈んでいたので合わせると釣れました。鮭とばにはなりそうなのでキープ。

夕方、オホーツク海の向こうにウチの裏山(斜里岳)を撮影して今日は終了。サケの大群を見て海を歩いて2匹釣っていい一日でした。

 

 

紅葉の中で至福

昨日から秋の休館に入りました。そして秋の湖の釣り開始!川湯の温泉街を通ったら廃墟だらけのホテルが豪快に解体されていました!ついに再開発が始まるよう。

今年の紅葉はイマイチといってもやっぱりキレイ!砂湯周辺のカエデが紅くなってきました。

こんな湖で思いっきりロッドを振るのは幸せです。なかなか釣れないけど。

風と波が強くついにW氏水中で転倒、ウェダーを履いていると足が上に上がっちゃってなかなか立てません(皆さん経験ありますよね・・)。しかしウェダーの上にレインジャケットを着ていたので完全びしょ濡れにはならずに釣りが再開できました。

水中に多数の小魚が!と思って掬ってみると無数のエビ!これを食べに魚も来ているに違いない・・

W氏は前日にグッドコンディションの45cmを連発!M名人も2つ、ボクは小さめ2つ。すべてニジです。釣れるときは釣れるんですね。

ハクチョウが次々と鳴きながら飛来してきました。紅葉を目で、ハクチョウの鳴き声を耳で感じて秋本番です。

 

積もつてきました

昨日は一日中冷たい雨。今日雲が取れると標高800mぐらいから上が真っ白。たぶん気象台からみても冠雪しているので記録上の「初冠雪」でしょう。山麓も茶色く紅葉し、前の畑は秋まき小麦の緑。

知床連山も寒々しく雪化粧。

庭の樹木も紅葉が進んでいて一年で一番彩豊かな季節です。

反対側も苦戦

ウトロ側は連日の北風による高波で釣りができず、知床半島の反対側へちょっと遠出してきました。天気は良く羅臼山、泊山、爺々岳を抱く国後島を正面に見ながら気持ちよく竿を振ってきました。

東京のWさんはルアー単体+イカの切れ端を付けて鮭を掛けたけど痛恨のバラシ・・しかしカジカを2つ上げてとりあえずボウズは免れました。ボクとM名人はボウズ・・サケも釣れ始めた!とおもったらもう終わりかな・という雰囲気ですがサバは釣れなくなったので海水温も下がってきたのでしょう。まだ「行けば今日こそは釣れるかも!」といつまでも行ってしまうのが釣り人の性ですね。

・・知床から車での帰路、飛び出してきたヒグマに激突しそうになりました。今年は出没が異常に多いので注意です。

ヒグマがあちこちに

知床でヒグマの写真を撮った東京のMさんから画像をいただきました。やはりこの時期はサケを狙って川によくいます。

サケを獲るのが上手いやつとヘタッピなやつがいてなんか人間味を感じます。

ホッチャレ(産卵後の弱ったやつ)を大事そうに咥えて森の中で食事タイム。熊たちも今のうちにたっぷり食べておかないと冬を越せません。がんばってね。

嵐が来る

自作したオリジナル仕掛け(スピナーを付けた)を試すため日中のほんの2時間だけ海へ。最初は暑いぐらいの晴天で知床連山も良く見えたけど・・

河口付近にブラックサーモンが10匹ぐらいいたけど結局食べて美味しいようなサケはいないし沖合いから真っ黒な雨雲が近づいてきて早々に撤退。車に戻ったらザァーザァー降りになりました。あ~良かった。