根室へ

天気のいい日は太平洋側へ行きたくなります。今日はまず中標津のパン屋「こうば」さんを目指します。途中「牛」文字モアン山。ほとんど雪もなくなったけど冬に何度も登った、他の山と少し違う低山。

”こうば”さんのパンはどれもパン生地が特に美味しく、中身も詰まっていて病みつき。片道70キロかかっても行くのです!そして横道に入りこんな風景を見つけて至福の昼食。

風連湖の道の駅で水鳥観察。景色のいい道の駅です。カモ類やカモメ類、オジロワシ、タンチョウヅルも何羽か見られました。カモとカモメは種類が多くてなかなか覚えられません・・

春国岱ではショートハイキング。水芭蕉の群落はそれこそ低地の湿ったところには北海道中にある感じの雑草です。

竪穴式住居後の残るここは鹿たちも好物があるみたい。逃げません。

根室半島のチャシ(アイヌなど先住民の見張りや祭事の場所)も2か所行ってみました。周りに溝を掘った土の舞台といったところでしょうか。

納沙布岬。

北方領土がホント近い!ボクが元気なうちに行ける日は来るのかな・・行ってみたい!

帰宅すると星空がキレイだったので久しぶりに撮影。まだ天の川はよくわからなかったけど斜里岳と星々は良い感じでした。流れ星も見たし。

ひときわ明るい火星。ここもまずは行ってみたいけど行けるのは来世ぐらいかな。小さな旅を堪能し大きな旅を夢見るのは楽しいですね。

コース整備

今日は自転車のイベントグランフォンドきよさとhttps://www.gf-kiyosato.com/などでも利用予定の神の子池周辺の林道などのトレイルを主に倒木処理してきました。昨年末の嵐の影響で倒木が凄い!どかすだけでも苦労するほど太い木がバッキバキに折れています。

95%解けた雪もまだあちこちで水たまりとなってそこにエゾアカガエルが卵を産みあちこちに卵嚢がありました。

観光協会の職員と知床サイクリングサポートさんhttp://www.shiretokocycling.com/

マンディルさんhttps://www.sshoukaimandir.com/たちの行動力にはいつも感心させられイベントやコース整備が着々と進んでいきます。

コース横には倒木の上に幼木が生える倒木更新や切株更新が見られます。あちこちでキツツキも鳴いているいい森だ。

神の子池までの林道はまだ開通していないので徒歩で向かいました。雨も少し落ちてきて曇りがちだったけど春になってくると日差しも上からになり神の子池の色もますますキレイになっています。最近見なかったオショコロマも泳いでいました。

今日開通した裏摩周展望台。葉っぱが出てくるまではよく見られます。展望台も昨年新設し見やすくなったので是非行ってみてください。今日は春のシーズンが始まったことを実感しました。

やってみた!

今日は暖かく風も弱く穏やかな晴天。上空ではミサゴが、湖畔ではアオサギがウグイ君を狙っています。(たまにアメマスも食事になっている・・)

今日は久々のオールキャスト。最初からS嬢がルアーを水中に落とし笑わせてくれます。腰までの深さで手は届かないし潜って取るには水温が低すぎるし竿先のガイドではなかなか引っかからないし・・・結局知床K氏のアイディアで背負っている網の脱着マグネットをルアーにくっつけてM名人が見事に釣り上げました。本日の最初の獲物、落としたルアー。

ルアーフライの人がみたら眉をひそめるかもしれないけど以前からやってみたかったのべ竿での浮き釣りをやってみました。(皆さん許してね)今日はウグイのライズも少なく皆苦戦していてホント魚っ気がない・・おまけに竿長21尺とはいえ広大な湖だと足元を釣っているようなもの。棒ウキに餌はサケ釣りの残りのカツオの身1cm角。冗談でウグイでも釣れれば楽しいかな・・

浮きが沈んだ・・!!合わせるとなんか重い!ナイロンラインが魚の引きで水と空を切ってビュービューいってます。リールが無いのでとにかく竿がのされないように踏ん張ると竿が満月のよう。魚いたじゃん!ホントに釣れたよ~マジかい・・(皆の声)

竿が曲がりすぎて自分の網が届かないので(ルアーフライの淡水のネットってなんで柄があんなに短いの?)K氏にすくってもらった51cmのアメマス。まさかホントに釣れると思わなかったので自分でもビックリ。のべ竿での魚とのやりとりはとてもスリリングで最高でした。いろいろな釣り方、ホント面白いなぁ~!

大満足して優しくリリースし、本業のフライロッドに持ち替えるもなかなか釣れてくれません。そんななか、足と水温で魚の回遊コースを探って連発したE師匠。さすが!夕日に向かってばえてます。

やはり人に優しい日は釣りは厳しい・・釣果は全員今一つだったけど十分に楽しめました。やっぱりこの自然と風景、最高だ!

そして帰路、今日も道路上に鹿多数。暗くてみづらいけど青年キツネ2匹が道路脇から飛び出してきて急ブレーキ・・ビックリさせないでね。

 

 

嵐の翌日

春の吹雪が抜け積雪もすぐに無くなり通常の春が戻りました。斜里岳は11月のように全体が薄化粧。

ぽつんと遠くの湖面に立つM名人と藻琴山。最高の釣り日和です。今日は釣れる北からの波、と思っていたけど苦戦。魚がいません。一昨日からの悪天候と冷え込みで虫の羽化も少なく水は澄みきりここのような浅場にはなかなかやって来ない様子。そういえば寒くても暖かくても嵐の日は釣れるけどその次の日の晴天は釣れなくて2日後に釣れる、と何年か前に人に伝えたことあったなぁ・・きっと魚たちの餌の昆虫の羽化に関係しているのでしょう。とすると明日は釣れる?

水深50cmのところでウグイのライズの中を攻めると尺ウグイ君に続けてやっとレギュラーサイズのアメマスが釣れました。たまにはウグイ君に敬意を表してツーショット。ここ数日エゾウグイは釣れません。やっぱり習性が違うよう。今日はあと30cmほどのアメマスをルアーで釣って終了。多くの要因が複雑に結びついて魚が釣れるかどうかが決まってくるのでしょう。こんな時は釣れる釣れないというデジタル的思考ではなく、釣れるときもあれば釣れないときもある、というアナログ的な思考が釣りの楽しさです。

帰路の道路は鹿だらけ。毎回3度はヒヤッとします。車やバイクで来られる方は暗くなったら極めて危険。特に国立公園内は撃たれることが基本的に無いため動物たちものんびりしているので要注意です。

吹雪の中で

今日から3連戦の予定。しかし一日中吹雪、最高気温1℃と体に着いた雪が解けて濡れるイヤな天候。峠は圧雪状態で慎重に進みます。

予想どおり風上に向けた背中には雪が積もっていき強風と高波で何度もコケそうに・・水没したら即釣り終了だけどこんな天気のときに普通釣りなんかしないよなぁ~と笑みがこぼれます・・それにしてもルアーよく飛ぶわ・・爆風・・

あまりの強風に撤退、反対側の浜に片道45分、厚着とウェダーのせいで汗だくになって歩きいていきました。・・さすが風裏、静かで極めて透明な湖水には残念ながらなん~にも、虫もウグイも生き物の気配すらなく退散。ふたたび大汗をかいて最初の場所へ。まあ勉強になったね。

ほどなく知床K氏にヒット!なかなか寄ってこず、大物の感じ。

しばらくやり取りして上げたのはここでのK氏のレコード68cm!デカい!

プリプリな体型と大きさはサケそのもの。釣れたのは岸からかなり近いところ。人も来ない釣りも普通やらないような天候のときはすぐ近くにこんなやつがくるんですね。

ボクはくっきり斑点の50cm前後を3つ。今日は数は出なかったものの皆大きかった!そしてK氏ともどもロッドはモアザン。このロッドは張りが強くて小物だとバラしそうな感じがするけど大物だとバッドから曲がり安心してやり取りできる優れもの。高価だけどいいロッドです。明日からは天気が良いといいけど人に優しい天候は釣りには厳しいんだよなぁ・・・

モチベーション保たれる

天気は下り坂。風向きはイマイチだけど虫も出始めてウグイのライズもありいい感じです。気温は10℃ぐらい。強風と低水温なので大げさなぐらい厚着で水に入ります。

ルアーを投げ始めて2投目で釣れたプリップリのパワフルアメマス。幸先よさそう。

そろそろコハクチョウたちともしばしお別れでしょう。

このルアーで釣ってみたかった編、タスマニアンデビル。ボクの一番はダーデブルとクルセイダー。サラマンダーは苦戦中ですが次こそは!

今日もミサゴがウグイ食べ放題。ダイブしたらほぼ外しません。そのうち目の前の釣れているところに飛び込もうとしたのでさすがに「あっちいってくれ!」と懇願・・

M名人とボクで連発。魚が一瞬おとなしくなった瞬間にパチリ。今日はルアーでもフライでも連発が数回、単発も数回とモチベーションも続く今季最高の釣果でした。あとはバーブレスフックということもあり3分の1ぐらいはバラしてしまうのでそこをなんとか技術と仕掛けを考えて次にのぞみたいと思います。

怒涛・とならず

一昨日のいい思いを再び、ということだったけどやっぱり釣りは難しい・・気温が低いとか風向きが違っていたとか理由付けはできるけど、魚の気持ちはなかなか理解できません。M名人、K氏と投げ続けるも夕方までボクがウグイ君をいくつか・・

K氏とM名人にようやくヒット。50弱のいいアメマスです。

左上のM名人の横にミサゴがダイブ!コンデジでなんとか収めて拡大してみると・

キレイに足から着地していました。

離陸すると見事にウグイをわしづかみし、縦に持って森へ飛んでいきました。

ボクも48cmをやっとフライで一匹。パワフルでした。

今日は3人で仲良く各一匹ずつと今一つの釣果ではあったけど森ではキツツキやフクロウが鳴き、空はミサゴやオジロワシ、道路は鹿だらけと心が浄化される自然の中での釣りは最高でした。

M名人 怒涛!

北海道に戻りさっそく湖へ。ヘラブナで鍛えた合わせがここで通じるか・?そしてあれだけ氷だらけだった湖岸もこの10日のあいだにほとんど解けていて明日には無くなりそう。気温は昼ごろで18℃。しかし水は冷たく下半身が冷えるのでオーバーなぐらいの厚着でウェーディングです。

コンスタントに釣れるわけじゃないけど気持ちよくロッドをどの方向にも思いっきり振れるここは春は人気の場所。知床E師範や他何人もいたけどフライとルアーの女性が2人いたのは朗報!難しいけど奥が深く楽しいこの釣りはもっと多くの人に楽しんでほしい!ここでフライならまずウグイ君が遊んでくれます。

広大な浅場でどこを狙えばいいのかわかりづらいけど、じっとしていると竿の届くぐらいのところまでアメマスはやってきます。釣り始めて2時間後、ようやく40cmぐらいのレギュラーサイズの元気なアメマスをキャッチ。

本日一番大きかった53cm。リールをよく逆転させてくれました。このサイズは今は5~10匹に一匹ぐらい釣れるかなぁ・・目標はとりあえず65cm。この湖では80cmまでは釣れています。

日が傾くまで「まだ今年釣ってねぇ~ボウズばかりだぁ~」と心折れていていたM名人も40弱のニジマスとレギュラーサイズのアメマスを釣って一安心。そして夕マズメ、50オーバを含めて怒涛のアメマス6連発!!ワンキャストワンフィッシュ!・・いままでのボウズはなんだったんだと満面の笑顔です。ボクもフライで2,ルアーで3の満足いく釣果。ここ数年、型が小さかったりあまり釣れなかったりしたので今年はいまのところ安心できそう。最高の自然と風景のなかでの至福。また行こう!

 

 

首都圏へ

首都圏はインバウントの方たちがあふれかえっていました。特にここは桜も見ごろということもあり大変なにぎわい。凄いなと思うのは外人といえば日本の文化が好き、というニーズをくみ取って隅々までJAPANらしさを追求した商売。(多少怪しいのもあり)これだけ来る人のニーズをくみ取って具現化できればどの町でも活性化するのでは、と深く感心。見習わねば。

和洋折衷的なスィーツも素晴らしい!

隅田川も屋形船で大にぎわい。

危ない→即禁止ではなく、気を付ければこんな街中の川で釣りしていいんだ!というのが素直な感想。素晴らしい!

桜吹雪に外人さんたちも大喜び。この桜の下では花見で宴会だらけ。

埼玉の釣り堀で半日肩慣らししてから静岡県の足柄にある鮎沢川という川で釣りを・・と思ったけど魚狂Nさん、神奈川Y氏と下見すると・・川に魚がいない・・普通ウグイとかオイカワとかカワムツとか見かけるけど小魚一匹いない・・そのとき漁協の組合長さんと話す機会があり、放流して釣り切られてカワウにも獲られて・・で、この状況とのこと。かなり手間と時間はかかるけど地元の皆さんでいろいろなルールを作っていつも魚がいる川になれば人は来るのでは、という話をしました。期待しています!

そこから車で10分ほどのところにある釣り堀でサクラと富士山を見ながら釣り。ホント釣り堀でもJAPAN!

ニジマスの釣り堀の中ではここの魚の多さと釣れやすさは一番かも。昼から終了の20時ごろまでライトの明かりで夜釣りも体験。貴重でした。

最終日は自転車で片道10キロほど走ってびん沼という埼玉では有名な釣り場へ。フライだ、ルアーだといわずに今回は延べ竿で釣れる魚を狙ってみました。竿は渓流用、餌はなんでも釣れるという練り餌。仕掛けも一本針という適当なもので期待はしていなかったけど・・

22cmのヘラブナが釣れました!中学、高校とはまっていたヘラ釣り。やっているうちに練り餌で寄せて「ツン」アタリで合わせて釣るんだと、だんだんと釣り方を思い出してきました。このあとクチボソ何匹かともう一枚ヘラを上げることができて大満足。掛けたときに「ああぁ・・この引きだぁ~ヘラだぁ~」と感動しました。次回はもうちょっと道具も揃えて(実家にあるはず)本気でやってみようかと思います。それにしても今回もよく自転車に乗り、よく歩きました。都会って健康になるよね・?

 

 

 

やっと釣れた!

一日中ミゾレ混じりの北からの強風で極寒!こんな日に横のキャンプ場では何張りもテントが張られ焚火を楽しんでいる人がいて、よくやるよな~・・なんて言っていたらK氏いわく「氷水の中にずっと漬かって釣りをしているなんて変態じゃねぇ?」って自分ら言われてますよ・・そりゃそうだ・・3人で午後から出陣するも苦戦・・またまだボウズか・・と思っていたら一発目は大エゾウグイ。M名人をバックにいつもの構図。

何発かのウグイ、エゾウグイ(ちょっと違うのです)の後、やっと、ようやく、待ちに待ったアメマスさん。ちょっと痩せているけど安心と感激。この春も始まった感じです。

後ろの光景は雪雲で真っ白。吹雪さん来ないでね。

K氏が得意のジグでグッドコンディションをゲット!

続いてボクもハイパワーのアメマスを!嬉しい!

連発の2匹は同サイズ。きっと同じ群れだったのでしょう。風向きが少し変わり笹濁りが広がったらやっぱり釣れました。まだ湖は冷たく天気も悪かったので虫も出ていなくて魚っ気も最初の2時間は感じられず寒さと相まってモチベーションダダ下がり・・そして一匹釣れたら皆急上昇。暖かい日が続いて虫が出始めればもっと釣果は上がるでしょう。帰り道の峠は真っ白だったので慎重に帰宅。さてこれから楽しむぞ!