日没までの仕事

日没が早くって・・15時半を過ぎると手元が暗くなり気温も急降下。そのため16時ごろまでで屋外の作業は終了です。朝早くからやればいいのだけど9時ごろまでは氷点下10℃以下のことも多いのでどうも外に出る気がしません。まあこんなことを言っているのは今は時間に余裕があるからでしょうか。まずは半乾きになったサケトバをさらにきれいに熟成、干し上げるための切り込み入れです。

次に宿の前のシラカバを駐車や除雪、隣の畑の農作業の邪魔になる枝を払います。高枝切りバサミで切れない太い枝にはこのようにノコギリをひもでしっかりくくり付けて

脚立をかけて雪と氷で滑り落ちないように細心の注意で少しづつギコギコと落としていきます。それを拾って集めて細かい枝をナタで落とし薪ストーブの焚き付け用にノコギリやチェーンソーで50センチぐらいにし薪棚へ。面倒なのは歩くところ、運ぶための猫車を押すところ、そして枝や丸太に積もってしまった雪を毎回除雪することからら始めるところ。あ~積もる前にやっておけばよかった・・足の先の感覚が無くなってきたとおもったら氷点下10℃。今日は終わりだ。

有終の美

今日が年内最後の晴天かも・ということで湖へ。白くなった畑に少ないエサを求めて鹿が出ていました。

まだ積雪は少ないので林道は普通に通れました。気温は氷点下1℃。

朝は氷点下15℃ぐらいのときもあり、こんなしぶき氷もあちこちに出来ていました。水温も数日前に比べて一気に下がった感じです。

寒さ対策も兼ねて林道をしばらく歩きながらルアーを投げるも結局出発点の車の前で来た50センチほどのオスのイケメンアメマス。少し深いところを回遊しているようで下から抜く感じのやり取り。いいファイトをしてくれました。

フライに換えて待ちの釣り。しばらくするときたっ!・・30センチのウグイ君でした。君たちまだいるんだね・・しかしウグイ君が釣れた後にトラウトが来ることが多いので再び水流と波によるフライの動きを考え、かけあがりの底付近に流します。

夕方薄暗くなり始めたころにやってきたM名人。10投もしないうちにアメマスを上げていました。さすが!

アタリに合わせると、最初はかな~り重く、かつ突っ走りリールが逆転して糸がどんどん出ていきます。これはデカい!大アメマスか?サクラか?倒木に入り込まれそうになり、こらえていなして「バレないでぇ~切れないでぇ~」と叫びつつ、ランディングしようとすると走られてを何度も繰り返しようやくゲット。やったぁ!!56センチのニジマス。この先は天気も良くなさそうだし気温も低い予報なのでこれが今シーズン最後のトラウトフィッシングかも。ということで有終の美を飾れました。今シーズンは海も湖も魚がすっかり減ってしまった感があるけど、新年は氷上穴釣りから。楽しみです。

ツアー支度

チェーンソーが不調・・最初はエンジンがかかり好調なのにアイドリングが段々遅くなりエンスト。そしてしばらくはなにをやっても再始動しません。しかし1時間ぐらいすると再始動。これの繰り返し。一昨日と今日は何度も何度もスターターを強く引かねばならず体中が痛くなり疲労困憊。一昨日は気温が氷点下8℃ぐらいだったので寒さが原因で不調なのだとおもったけど、今日はプラス4℃。どうも気温ではなさそう。

再始動させるまでの1時間を何度も使って風除室の掃除と冬支度。掃除やって木を切ってを交互にやりました。レンタルの長靴も使う人が少なくなってきたのとゴムの老朽化で何足か廃棄することにしました。長靴って田舎のオールラウンドシューズ。ここに住んでいるとほとんどサンダルと長靴しか履きません。周りの知人との会話も「ニューバンスとナイキでしょ」というより「アキレスやムーンスターもまあまあだけどミツウマって丈夫だべや」となります。

スノーシュー、ワカサギ釣りなどの道具を出しました。ここ2シーズンはホント積雪が少なく山以外はスノーシューの威力が発揮できなかったけど今年こそツアーが始まる1月下旬までにはしっかり積もってほしいです。あとは湖の氷結が待ち遠しいな!

 

川が・・

気温は低くて道路は真っ白のアイスバーンだけど天気がいいので大アメマス狙いで女満別へ行きました。が・・分厚く氷結していて今季終了・・・

水音一つしなくなった川岸ではアカゲラが木をたたく音だけが響いていました。

せっかく来たので網走港へ。相変わらずワカサギ掬いのおっちゃんたちでにぎわっています。ボクはチカ狙いで1時間ほど竿を出しましたが全く釣れず地元の学生らしき釣り人も今年の網走はどの魚も釣れない、いないと言っていました。能取湖もホント魚いなくなったし、これほど急激にどこの魚も減っているのは温暖化だけじゃないでしょう。毒かな?いつもながら不安です。

休館日の仕事を一部紹介

宿が休みの日は何やっているの?と聞かれることもありますが釣りだけではありません。例えば今日は蓋が閉まりづらくなるほど付いてしまった冷凍庫の霜取りから。外の気温が昼でも氷点下6℃と低かったので寒い風除室(外玄関と内玄関の間。北海道の家では暖房が一気に逃げないようにするためドアが2重になっているところが多い)に冷凍したサケやイクラなどを一時的に置いておけるのです。(外に置いたらカラスとキツネとオコジョの餌食)この上蓋タイプの冷凍庫は冷気が逃げないので霜もなかなか解けないため暖房用の電気ヒーターで強制解凍。1時間ほどですっかり解けて排水しました。

次に先日伐採してもらったシラカバの玉切り。(薪ストーブに入るように50センチぐらいに切断)やり始めるのが遅くなり雪が積もってしまったのでまずは除雪。のんびりしていると手間が増えます。シラカバは”パッ”とすぐに燃えちゃうので薪としてはイマイチですが、我が家を風から守ってくれた木。ありがたく最後まで働いてもらいましょう。しかし途中でチェーンソーが不調に・・エンジンがかからなくなったうえにチェーンに熱で解けた雪が凍り付いて氷漬に・・半分ほど切ったところで強制終了。ちょうど15時のお茶の時間だ・・

お茶を飲んで休憩終わり、ってもう外暗いじゃん・・・!15時45分には暗くなり30分後には真っ暗。北国の冬は夜長なのです。で、とば作りに。冷凍庫の霜取りと合わせて釣ってさばいておいたサケを解凍。塩をすり込み30分してよく塩抜き。いつも少ししょっぱくなるので少し長めに流水で塩抜きしました。

干し網で3週間ぐらい乾燥です。四角い白いところは昨年イイズナかオコジョに食い破られたところを直した場所。買ったばかりで悔しかったので修理して使っています。動物たちには真夜中にやられるので今年は寝る前には風除室に取り込んでいます。こんな感じで日の短い冬の一日はあっという間に過ぎていくのでした。

冬が来ました

一昨日までは雪も無かったのに昨日から雪が降り始め午前中までこの冬初の吹雪でした。

積もったのは15センチぐらいだけど昼でも北西の風が強く、最高気温も氷点下5℃で極寒。万全の装備で玄関前や駐車場入り口の雪かきや片付け。

日没間際、斜里岳も顔を出し紫の夕映えに。吹雪は寒いし車の運転は危ないし除雪は面倒だけど後の風景はいつも期待どおりの素晴らしい!冬本番を実感です。

雪にも負けず

雪でだんだんと白くなっていく知床K氏。こんな天気でよく行くよなぁ~と言われそうだけど万全の装備なら水も春よりはずっと温かくそれほど寒くありません。

ただ面倒なのは釣り竿のガイドが凍って穴がふさがってくること。湖水に竿を突っ込み解かしながらルアーを投げます。

今日も苦戦しルアーで2匹の釣果。ただ前回までとちがいアメマスのコンディションはとてもよく、良い引きをしてくれました。帰りは本降りの雪。行きの峠道はつるつる路面で怖かったけど、積雪であまり滑らなくなり少し安心。家の周りもついに根雪となりそうです。

ありがとう。よろしく。

2009年、ちょうど人生の楽園のロケがあったころ、前の車が壊れて急きょ価格優先で購入したミラ。12万キロ走行したものの何度かの修理で快調に走り続けた家族の思い出の車だったので買取業者さんが持っていくときにはジンとくるものがありました。(歳のせい・?)年式も古く走行距離も多く車検ももうすぐ切れるので、いくら悪いところが無いとはいえ、車としての人生は終わりでしょう。この車、色も含めてけっしてカッコイイとはいえませんがバランスも良く乗りやすくて気にいっていて感謝しかありません。ありがとう!ミラ!

で、次の相棒は2012年式のラクティス。トヨタ認定中古車で関東で購入。購入時の走行はなんとまだ16000キロ!FFなので雪が積もったときとツルツル路面の時の上り坂が苦手だけど、まあ95%のシーンでは問題なく走れるでしょう。実際、この近辺ではFFのアクアとか前の型のプリウスとかいっぱい走っています。この車、内装は安っぽいけど、車体の丈夫さ伝わってくるし高速の安定感は抜群。燃費もこちらでは18キロぐらい走るしそこそこ広いしお客さんの送迎やスノーシューツアーの時以外は楽しく乗っていこうと思います。よろしくラクティス!

マリモ?発見!?

朝晩はすっかり氷点下となったけど昼前後はまだ暖かく普通に釣りもできるので昨日は屈斜路湖へ向かいました。朝晩用事を済ませて昼の3時間ぐらいだけ釣りに行く感じです。近所の管理釣り場のようかな・贅沢。

平日で真冬ということもあり人気の釣り場も誰もいません。ルアーのラインも氷結に弱いPEからナイロンに交換しあっちこっち投げ続け1時間後、ようやく若々しいアメマスがヒット。

葉が落ち、明るくなった森にアカゲラやクマゲラの声が響き渡っています。

ハクチョウもずいぶんやってきました。

湖岸で発見したのはマリモ!?阿寒湖のものより茶色だったけど・・

水中に漂っているものもありました。きっとマリモでしょう。ちょうどいい波があれば意外にあちこちでもできる、と聞いたことがあります。

フライに換えて沈めて誘って一匹。そして波が立ち始めてもう一匹。魚はある程度の群れで定期的に回遊してくるけどスレていてルアーへの反応は特に厳しいような感じでした。

日没は15時半。今日はルアーでもフライでも「釣れた」感があって満足。そろそろ吹雪がやってきそうだけど湖が氷結するか林道が雪で通れなくなるまではやってみようと思います。

早々に出陣

今年はちょっとヤバイんじゃないかというくらい暖かい!昼間は7℃ほどあり風も弱く暖かい日差しがあり関東とあまり変わらないような・・昨晩長旅から帰ったばかりだけど、ぐっすり寝て気力体力回復でさっそく湖へ。明日から冬の天気になるという予報もあるし・・

10メートルぐらいづつポイントを移動しながらルアーを3時間投げ続けるも一切反応なし・・ウグイもきません。日曜日ということもあり釣り人もいっぱい(といっても50mに一人ぐらい)後ろではキツツキが木をたたき、真っ黒なミンクが走り回っています。こいつが湖で魚を追い回していたから釣れないのか・・?

フライに換えてまもなく釣れたエゾウグイ君。30センチほどありよく走ったし、やっと魚が釣れたのでなんだかホッとしました。

そして15時ごろ、薄暗くなってきて皆さん帰宅し静かになってまもなく、まだ痩せ気味だけど40センチほどのアメマスをゲット!引きですぐにアメマスだとわかりました。その後もすぐに同サイズを追加。あれだけ釣れなかったのにいきなり連続で釣れるっていうことは、スレていたのか夕方岸よりしたのかのどちらか、あるいは両方でしょう。今日は丸坊主だと思っていたので終盤の連続ヒットには大満足。まだねばれば何匹か釣れそうだったけど薄暗く原生林の広がる湖にただ一人、なんかクマちゃんが出そうな予感がしたので帰路に。明日から冬の天気となり日中でもガイドの凍る日になりそうですがまた仕事の合間に行ってみようとおもいます。