ここ数日、晴れて30℃を越える日が続いています。私たちは30℃近くなると暑くて犬みたいにハアハアしてしまうのですが、40℃のところから来られた方たちは「北海道はおもったより暑いかな」という感想。20年ぐらい前に一度だけ9月中旬まで30℃越えが続いた年がありましたが、例年ならお盆を越えると秋の様相。はたして酷暑のこの夏は終わるでしょうか・・
カテゴリー: 自然
星空ようやく
やっぱりバイクは気持ちいい!
斜里岳登山道の下二股に注意喚起看板を取り付けてきました。登山をはじめアウトドアでの活動は行き先の道や天候、いかに安全に危ないところを通過、回避するか、など自分で判断し自己責任で楽しむのが原則なのですが、他の百名山と全く違う沢登り主体の斜里岳は難所も多いので年に数名の怪我人も出てしまいます。(どこの山でも出るか・・)そんなこともあって登山者が安全に楽しめるように「こっちの登りはとっても急、怖い人はあっちから登って!」といった内容の文言を考え、看板を取り付けました。これで少しでも怪我人が減ることを願っています。
登山口までの林道は久しぶりにXLR出動。やっぱりバイクは軽快で気持ちいい!
宿からすぐの裏道はこんなところばかりです。斜里岳山麓の道は舗装路も多く最高の風景に出会える場所も多いのでバイクはもちろん車でも散策されると「THE 北海道!」を味わえるでしょう。なんかキレイな道がありそう、とおもったら脇道、寄り道おすすめです。
トンネルを抜けたか・
ベニマシコと人工衛星
花と小鳥の季節
斜里岳の季節
今月25日の山開きに向けて登山道整備に行ってきました。メンバーはベテラン登山ガイド兼山小屋清岳荘管理人のKさんとトレランショップ兼ゲストハウス経営のトレイルランナーのSさん。2人とも体力、整備の技術ともエキスパートでとても頼りになります。
倒木や障害木の除去、枝払いに笹刈り、沢の渡渉点の足場作り、間違えそうなコースのロープ張りに標識テープ付け、看板設置やゴミ拾いとやることは多岐にわたります。
登山道わきにはチシマザクラが満開。今年最後の花見です。
キバナシャクナゲもいくつか咲いていました。
そして近年では珍しくヒグマの足跡を2か所確認。いるのはわかっているけど最近油断しているので注意しなければ。今回の整備は時間がかかり上二股までしか行けませんでしたが上二股まではほとんど登山道上に雪は無かったですが、上はまだ雪渓が残っていて踏み抜きに注意するのと馬の背周辺はアイゼンがあった方が安心かな、という感じです。今シーズンの斜里岳は皆さんにどんな想い出を与えてくれるのでしょうか。きっと登ったことが無い方は思っているより危険で筋力的にも大変な山なので覚悟が必要ですが、ある意味こんな楽しい山もなかなか無いので万全の態勢で是非チャレンジしてみてください。
トレイルを作る
きよさと観光協会が主体となり町と環境省で裏摩周展望台~西別岳・摩周岳の登山道へとつながるトレイルを作っています。もともと裏摩周展望台周辺をもっと楽しめる場所に、ということで何年も前から提案していた案件で、環境省のロングトレイル事業(釧路~知床羅臼の300キロ!)とちょうど方向性が一致したのです。もしここの区間(約6キロ)が完成すれば登山道だけでも摩周湖第一展望台か西別岳登山道から裏摩周展望台までが通じ、摩周湖を見ながら縦走的な楽しみ方ができるようになります。他にも第一級の風景の中を楽しめる歩く道へとつながる予定。来年にできるかなぁ・・?笹のジャングルを泳ぐようにかき分け、何度も行き来し道を決め、何日もかけて笹を刈り道を作っていく作業はホント体にこたえますがそれだけに充実し心と後世に残るいい仕事です。聞いた話では50年ぐらい前までは同じルートで登山道があったとか・・なんとな~くそれっぽい跡があったりしていました。そのあたりも今度知っている人に聞いてみようと思います。
帰りにさくらの滝に寄ってみたら凄い数のサクラマスがジャンプしていました。今年は遡上する時期が早い魚が多いみたい。滝の落ち口もけっこう崩れていて少しジャンプが成功しやすくなったかも。例年通りならこれから8月いっぱいの午後から夕方によく飛ぶので是非見に行ってください。
虹の季節
ついに明日から繁忙期。といってもまだお客さんで連日満室、ということではなく自転車の大会(グランフォンドきよさと)の準備や打ち合わせ、斜里岳山開きのための登山道整備、新しいトレッキングコースのコース作り(来年ぐらいからお楽しみに!)、小学生の野外体験学習の補助や講師、そして宿のメンテナンス(ドアが閉まらなくなったり、水回りの汚れが落ちなかったり・・)や強靭な雑草や虫との戦い、細かい大工仕事や会合などホントきりがありませんがこの歳になっても仕事があるのはいいこと、なのでしょうね・?本日の諸事を片付け、買い出しに行ってそのまま海へ。日差しの途中に急に雨がサァーッと降ってきて小清水原生花園とトウフツ湖の向こうの斜里岳に虹が出ました。空の広い北海道は雨が降っている地域が見渡せるのも面白い。
網走の浜でも知床から虹が上がっていました。いいことあるかな。これから8月まで釣りはあまり行けないけどこの夏も自分も楽しく、お客さんにも楽しんでもらえるように宿の掃除や料理、そして遊びや食べどころの情報などもお伝えしていきますのでよろしくお願いいたします!
ウサギが・・
知り合いからいただいた花を植えようと玄関を出るとシラカバの木の根元にキツネの死体?・・埋葬しようとスコップを持って近づくと急にその茶色い物体が飛び起きて自分は飛びのきました!あ~ビックリした・・ウサギじゃん!なんでそんなところで寝ているの??普通はまさに脱兎のごとく逃げるのにあまり逃げません。毛並みは良いけど薄目を開いているところをみると調子悪いのかな・?
2メートルほど近づいてもノソノソとお隣さんのほうへ行きました。たぶんキツネにやられるな、近いうちに・・
午後からは昨日の続き。今日は電気ドリルにバフを付けて研磨剤で磨いてみた・・全く落ちないじゃん・・
最後の手段、鏡がダメになってもいいから2000番の耐水ペーパーを付けたサンダーで削っちまおう!
やっとほぼ取れました。最初からこれでやればよかった・・しかし鏡は細かい傷だらけ。まあ「よく見ると」わかるかな、ぐらいの傷なので良しとしましょう。これに車用のガラス系のコーティングでもやれば傷が埋まっていいのかも・・そのうちやってみよう。鏡のガラス、鉄、ステンレス、耐水ペーパーの硬度を調べたら耐水ペーパーの研磨面の素材はガラスより硬いから傷は付くのは仕方ないけど鉄がガラスと同じか少し軟らかいよう。明日は風呂の鏡をスチールウールでやってみようと思います。・・ここまでやるなら普通は鏡を取り換えたほうがいいです・・