斜里岳の季節

今月25日の山開きに向けて登山道整備に行ってきました。メンバーはベテラン登山ガイド兼山小屋清岳荘管理人のKさんとトレランショップ兼ゲストハウス経営のトレイルランナーのSさん。2人とも体力、整備の技術ともエキスパートでとても頼りになります。

倒木や障害木の除去、枝払いに笹刈り、沢の渡渉点の足場作り、間違えそうなコースのロープ張りに標識テープ付け、看板設置やゴミ拾いとやることは多岐にわたります。

 

登山道わきにはチシマザクラが満開。今年最後の花見です。

キバナシャクナゲもいくつか咲いていました。

そして近年では珍しくヒグマの足跡を2か所確認。いるのはわかっているけど最近油断しているので注意しなければ。今回の整備は時間がかかり上二股までしか行けませんでしたが上二股まではほとんど登山道上に雪は無かったですが、上はまだ雪渓が残っていて踏み抜きに注意するのと馬の背周辺はアイゼンがあった方が安心かな、という感じです。今シーズンの斜里岳は皆さんにどんな想い出を与えてくれるのでしょうか。きっと登ったことが無い方は思っているより危険で筋力的にも大変な山なので覚悟が必要ですが、ある意味こんな楽しい山もなかなか無いので万全の態勢で是非チャレンジしてみてください。