きよさとSTYLE発刊!!

この冬、地元の有志が集まり、町の助成金を活用して「きよさとを紹介するフリーペーパーを作ろう!」ということになりチャレンジしてみました。清里といえば神の子池やさくらの滝といった水辺。そんな見どころを「水」をテーマに深掘り。例えば「神の子池はなぜ青い?」といった、訪れた人が疑問に思うことを”ガイドがツアー参加者に伝えるように”編集したものです。コロナ禍とはいえ流氷シーズンで多忙な日々の合間を利用して申請から執筆、編集、校正まで皆で一気に仕上げた力作。東北海道が好きな方や地元の方にも是非見てほしいと思います。近隣のホテルや道の駅などで配布しますが、きよさと観光協会のWebでもみられるようになりましたので是非ごらんください。
https://www.kiyosatokankou.com/files/kiyosato-style.pdf

地元の有志です!

それと連続して・・

書店で取り扱っている「北海道生活4~5月号」に私と当宿を載せてもらいました。

北海道に来て22年、清里で宿を始めてもう20年になるので移住の記事とはいえ、「フレッシュじゃないボクでいいの?」と思いましたが、移住者の現実として「移住してきました!」と楽しそうに記事に載っても数年で出身地に帰ってしまう人も多く、そんな中では定住し商売もなんとかなっている・?いい例かな、と思いありがたく取材を受けました。移住や田舎暮らしについては真実と現実が裏に隠れている部分が多くあるのでそれをきちんと伝えていかねばならないな!と面と向かって話せる方には話していますが、批判やマイナス思考にならないように克服の仕方も伝えながら負の側面を伝えることは難しいものです。実際にそのことをある会の檀上で話させてもらったら次からその仕事の話は来なくなったし、宿のWebにある移住記などを見て批判する人もいます。でも確実に言えることは気を付けなきゃならないこと、知っておかねばならないことの心構えと理解ができていれば、あるいは乗り越える、気にしないことができる人には「北海道の田舎ってホント素晴らしい!」ということ。自然の中の一部である自分が生きている実感があるっていうか、そんな感じです。今シーズンも北海道暮らしをお伝えしたいとおもうので移住を検討されている方は是非泊まりにきてください。

氷遊び

今日こそは氷も解けているだろう・・と良い方に解釈して湖へ。到着すると・・一昨日とあんまり変わってないじゃん・・岸から10~20mぐらい解けているぐらい・・でも悔しいのと風で徐々に流されて行っているので、あちこち歩きながらルアーを投げ続けました。

大型のクマゲラのつがいが目の前に現れたのに、こういう時に限ってカメラを持っていない(涙)スマホで最大まで拡大して撮っても・・こんなもんです。

車までコンデジを取りに行ったものの当然クマゲラさんは行ってしまいました。しかたないので一般人的なアカゲラさんを撮影。

結局いくらルアーを投げても生体反応一つありませんでした。考えてみたら過去も氷のあるうちはボウズだったので出てこないのでしょう。エサの水生昆虫も羽化できないし・・で、氷を割って遊ぶことにしました、結晶化しつつ凍っていった経歴があり岩の柱状節理のように棒状にガラスが割れるように砕けていきます。少しでも早く氷が解けないかなと次々に割ってみるけど、あまりの広大さに笑えるぐらい焼け石に水・・毎度のことながら凍っていてもつい行っちゃうけどやっぱり釣れませんね。明後日も行こうと思ったけど完全に氷が無くなる来週までは自粛しようかな。

 

春霞?

今日は16℃。部屋の中は暖房無しでも25℃となり半袖で過ごしました。春だなぁ~。こんな日は掃除に整理整頓、それに水道管やボイラーなどの凍結防止のため水を落としていた別棟の水回りを復活。もう凍結はしないでしょう。外は一面の春霞のようにモヤが出た状態。急な温度上昇で雪解けが一気に進み飽和状態の大地の水分が蒸発してかすんでいるようですがそれにプラスして黄砂もきているよう。明日は釣りかな。

あと数日か・

まだ全面氷結しているのはわかっているけど、とりあえず様子を見に湖へ行ってみることに。車で走り出すと我が家の近くでオオワシが飛んでいました。彼らもそろそろ北へ帰り始めているはず。これが今シーズン最後の姿かも・・

一番人気のオサッペ川河口は流れ込みの部分で氷のはざまにようやく一人だけがルアーやフライをやっと流せるぐらいしか氷は開いていませんでした。すでに頑張っている先行者がいたのでここは見ただけ。おまけに氷が厚くまだ乗っても割れないほどです。(危ないので乗らないでね・・)

そして温泉の湧いている岸は・・なんとか岸から10~15メートルぐらいは氷が無く、ルアー、フライの両刀使いで氷際を攻めてねばってみたけど生体反応まるでなし。でも氷は薄く表面に水もたまっていてこの辺はあと1週間も暖かい日が続けば氷は無くなりそうです。早く思いっきり投げたいな。

 

春の雪化粧

窓から樹々の先をみるとどれもピカピカと光っていました。昨晩雪と共に降っていたの水蒸気が凍り付いたよう。

斜里岳もしっかり再び雪化粧。

午後はほぼ快晴。このあと空には段々と水蒸気が満ちてきて曇り、南風が強くなってきたので明日の後半ぐらいから春の嵐になるかもしれません。

首都圏へ

ブログの更新久しぶりですみません。所用で首都圏に行っていました。北海道の清里に戻ってきて一番に感じたこと・マスクを取って「やっぱり広いっていいわ!」。

往路の飛行機から見た日高山脈と襟裳岬。日高ってちょっとねじれた恐竜の骨のよいに見事に連なっていて海に入っているのですね。日高ファンが多いのもうなづけます。

川越市の伊佐沼。フナや鯉、ブラックバスの釣り人がいる後ろは桜が咲きかけていました。引っ越しのための粗大ゴミ搬入でこの周辺を何度も往復。そのたびに咲いていくサクラが見事でした。

ソメイヨシノはやはり観賞用。こちらにあるエゾヤマザクラやチシマザクラとは違い、白く、葉が出ていなくて花だけというのがより見事に見えるのでしょう。

小江戸川越を散策。4年前に来た時は外人ばかりでうるさく、食堂は客が持ち込んだキムチで臭く不快でしたが、今回は若い人が多いながらも皆さん静かに楽しんでいて気持ち良く歩けました。最近の若者たちってけっこうちゃんとしていますね。右側の店はスタバ!粋です!

帰路は最近就航したピーチエアーの成田~女満別便を使ってみました。サービスや接客、機内の装備などは大手と比べるべくもありませんが十分と言えば十分。値段から見ると納得です。しかし成田空港がまるでゴーストタウン・・店の多くも閉店していて密を一番避けられたのは首都圏では空港かもしれません。

 

 

敗北・・

またまたやれました・・完全な敗北(涙)オコジョ返しを装着したものの見事に丸い穴があけられていました。

網の下にはキツネの足跡、そして網の下部にぶら下がったような伸び・・オコジョだと思ったら真犯人はキツネかも。オコジョはキツネが去った後に来ているのでしょう。(足跡から推測)2m近い高さをジャンプしてぶら下がり、歯で食い破って中の魚を揺らし、あるいは手で引き寄せて獲っていたと思われます。でもなぜかワカサギは人気が無くほとんど無傷。ワカサギが嫌いなのか干してある魚が嫌いなのか・・??近所のタラの干場でもカラスさえあまり来ないのは理由があるのでしょうね。発酵臭が嫌なのか?でも死体食べるしな?腐敗はいいけど発酵は嫌なのか?

そして敗北その2、ネズミ捕りに仕掛けておいたワカサギが魚だけ獲られていました・・でも特に腹立つのが干し網を破かれたこと。これで今年2つ目。ここ何年か連続でやられているのですが大丈夫なときも多く油断したころにやられるのです。天災は忘れたころにやって来る・・ということで主犯はキタキツネ、共犯がオコジョといったところのよう。せっかく滑車で干しやすように作ったのに来シーズンの冬までにはまたなにか方法を考えねばなりません。キツネ+オコジョ連合軍と宿のオヤジ対決。いつまでも負けっぱなしってわけにはいかんぞぉ~!!

 

対決!オコジョorイイズナ

昨日の獲物を干しました。前回は見事に網を食い破られ、一匹残らずオコジョ&キタキツネ連合のご馳走となってしまいましたが、今回は自作のオコジョ返しを装着。なおかつ・・

ホームセンターでネズミ捕りを購入し足跡のあったところに仕掛けました。さてうまくいくか・・ネズミが入ったりして・・オコジョとかじゃ駆除するわけにいかないので遠くに放してくるつもりです。

今日の斜里岳の夕映えは見事。快晴の空に少し赤く染まっていました。

日没もなかなか。ここでの生活もちょうど20年となりましたがいつ見てもなんか現実離れしている気がします。

最後の仕入れ・湖編

何日か冷え込んだので氷も水浸しになっていなくて大丈夫だろう、と思い付き今シーズン最後のワカサギ仕入れにお気に入りの網走湖、女満別側へ行きました。ここは広くて静かで、森があっていいのです。

釣りでもあるけどあくまでも仕入れ。数を釣るのに集中していますが、テントのすぐそばでオジロワシの鳴き声がしたので顔を出すと氷上でじっとしていました。たぶん釣りのおこぼれを狙っているのでしょう。オオワシも多く、クマゲラやヤマゲラの声も響いていました。

釣りのほうは一日中渋かった・・誘って待ってを3回繰り返して一匹釣れる程度。それでも甘露煮100人分ぐらいは釣れたかな、という釣果でした。ここのワカサギ釣りは3月11日で終了とのこと。これから約1か月間がなかなか釣りも厳しい季節なので大工仕事や片付けなどに励みたいと思います。

 

 

つるんとした裏摩周

裏摩周へスノーシューハイキング。入口に停まっている車も多く、人も多そうなのでつぼ足で行くか!と歩き出すと”ズボッ”・・暖気と寒気の波状攻撃でクラスト、日本的に言うとモナカ状態になっています。すぐにスノーシュー装着。

チャッチャと1時間歩いて展望台着。台、といっても展望台が撤去されていてすっかりこんもりした大地になっていました。この状況を見たかったのです。展望台はこの春から工事に入り夏までかかって作り直される予定とのこと。どうやら雪が解けても今シーズンは清里峠から通行止めになるらしく、しばらくは行けないようです。でもその分、ちゃんとした展望台を作ってほしいものです。

ウチの裏山、斜里岳。こっちから見ると横長に見えます。

摩周湖は先週より少し解けて6割の氷結といったところ。薄氷の透明なところも多く次の暖気でかなり解けるでしょう。車の音もしない、雪と氷と青空の下の摩周湖はやはり素晴らしいです。