雪、少なくとも

藻琴山は軽アイゼンがちょうどいいぐらいの雪。これがあるとずるずる滑らないので安心と疲れが違います。

雪が少なく通常の登山道しか通れませんがそれもハイマツをかき分け・・

トンネルを何度もほふく前進。子供のころの遊びを思い出させてくれる楽しさがありました。

まだ氷結していない屈斜路湖や阿寒の山々、知床やウチの裏山(斜里岳)も良く見えてさすが絶景、藻琴山。

上部ではエビの尻尾が見事でした。

元日の近隣ツアーでは初詣で来運神社へ。さっきはいたというリスは去っていましたがシマエナガは相変わらずせっせと食事中。

珍しく警戒心の強いキタキツネ。尾っぽをまっすぐ伸ばしバランスをとって疾走していく姿はさすが野生。ワンコではこうは走れません。

真下に来ても逃げないオオワシ。彼らも個性があるようです。

斜里岳は元日から赤く染まってくれました。

皆で釣りをして獲物は唐揚げや骨酒で乾杯!今年も楽しい年になりそうです。

ツアー始まり

天気が少しでもいいところへということで野付半島へ。ここはエゾシカの越冬地でもあるのですが、なぜか目につくのは雄鹿ばかりで男子校のよう・・後ろは国後島。

野付湾の内側はほぼ氷結しています。沖の氷の上にポツンとオオワシが。

新しくなっていた遊歩道。大氷原に向かってどこへ向かうのか?という感じです。

標津の町はずれに見つけた、たぶん標津線の廃線跡。

開陽台も雪が少なくていつもの開陽台ですが、人はほとんどいません。

今日は知床。年末はホント人が少なくて店も多くが閉まっていて閑散としています。森も雪が少なく笹が出ていて大変なところもあったけどなんとか行けました。

男の涙は風が強く日が射していなくて寒かった・・

でも寒い分、フレペの造形は見事です。

天に続く道は遠くに車のライトが連なっていて人工物なれどいい感じ。

さてこれからもツアーであちこち紹介していきますのでよろしくです!

 

可愛いお客さん

宿の前のシラカバにしばしば小鳥の群れがやってきます。多くの鳥たちが暖かい南へ行ってしまった今、残留組で目立つのはシジュウカラやゴジュウカラなどのカラ類とキツツキ類。その中にたまに混ざっているのが真っ白頭のシマエナガ。写真ではちょっと小さいですが、せわしなくエサを探しています。このあと、家の外壁をコンコンたたく音がして、なんだろうと外から見ると大型のキツツキであるヤマゲラが!「こらっ!壁に穴開けるな!」と追っ払いましたが外壁がウチのように木の家は皆さんけっこう穴を開けられていますね・・そのあとにモモンガが巣作りしたりして・・「モモンガって真夜中にゴソゴソ動くからうるさいんだよなぁ~」というのが知人談です。

山の状況

山の積雪はどうだろう?とスノーシューツアーの下見に藻琴山へ。まず、駐車スペースからハイランド小清水までは雪が無く笹原で直登はできずに道路歩き。雪は5センチほどしかありません。

例年であればハイマツの上に積もった雪原を歩くのに、今歩けるのは10センチほど雪が積もった登山道だけ。下見+トレーニングということでフル装備の重い荷物とスノーシューもザックに付けていきましたが雪の重さでハイマツが道の上にかぶさっていて歩きづらいし、松ヤニが付きそうだし・・

ハイマツの上から斜里岳と屈斜路湖を見て登るのを止め早々に下山しました。正月にツアーで来るとしたらスノーシューツアーではなく、軽登山ツアーになりそうです。

でもさすがウサギの藻琴山。あちこちに足跡がついていました。元気なウサギが多そうだということで、今回の下見は良しとしましょう。

冬の来訪者

自家製サケとば第一弾、完成!今年のサケは脂のりのいいやつを使ったので切っているハサミや手がサラッとした魚の脂だらけ。でもいい味に出来ました。年末からお出しします。

サケマス孵化場の入口には遡上してきたサケがまだどっさりいました。ここ30年で一番の不漁とのことですが、これなら来年の稚魚放流は大丈夫かな・?

そしてそのサケの遡上する川沿いには今年も来ていました、オオワシ、オジロワシ。しかし今年も数は少なく20~30羽ぐらいと例年の5分の1ほどしかいません。やってくるワシが減っているのは、他へ行っていて来ていないのならいいのですが・・

 

屈斜路湖納竿

昨日の雪でついに圧雪アイスバーンになりました。10が最悪のつるつる路面だとすると今日は8ぐらい。途中で路肩に落ちて救助されている車もありました。スタッドレスタイヤもメーカーとグレードにより性能がかなり違うのでこの冬のタイヤだけは評判の良いものをおすすめします。

湖に少し立ちこんで釣りをしていると後ろで「バキバキッ」という大きな音が!?振り向くと川から流されてきた氷が河口で詰まり、ダムのようになって一気に決壊!すぐに陸に上がりましたが氷に押されてたらちょっとやばかったかも・・

岸ではアオジ(たぶん・)の群れが元気にエサを探しています。

今日は4℃まで上がるという予報だったから来たのに結局ずっと氷点下。リールのガイドローラーにラインのしずくが氷となってたまり、だんだんとラインが押し下げられてスプールじゃないところに巻かれていきます。あ~こうなるんだ・・・もちろんガイドはすぐに凍ってラインの出が悪くなるし釣りづらいったらありません。

難しかったこの時期のウグイの大物をフライで連続ヒット。リトリーブではなく斜め上下への誘いが当たりました。そのうちトラウトが来るだろうと10匹ぐらい釣りましたがウグイのみ。ということで今シーズンの屈斜路湖の釣りは今度こそホントに終了。結氷まで(釣りができるまで)は釣れるのですがそろそろワカサギ釣りの準備です。あと港でも行ってみるかな・・

氷結

網走湖の湖畔を通るともう乗っても大丈夫なぐらい結氷していました。(でもまだ乗らないでね)この湖は淡水化の工事もあり表層はかなり淡水に近い状態で、水深も浅いので冷えて凍るのが早いのです。気温だけだとよっぽど寒い摩周湖はたまにしか凍らないので結氷する条件は気温だけじゃないのがわかります。

網走のスーパーで見つけた「美味しい」という噂の缶酎ハイ。コカ・コーラ初の酎ハイのようですが、最近の果汁入りの缶酎ハイはホント、果汁の味が良く出ていて美味しい!今日のような寒い日は暖かい部屋でこんな美味しいもので乾杯です。

氷の季節へ

昨日は暖かったので(といっても5℃ぐらい)屈斜路湖へ行ってみました。ウェダーを履き、膝ぐらいまで水の中に入っていると湖の北岸、南岸で水温がかなり違うのがわかります。また大きな湖では水温が下がるのは気温が下がってからしばらく時間がかかるので今は思ったより冷たくありません。晩秋は気温が低く水温が高い、初春は気温が高く水温が低いという感じです。しかし流入する小河川は気温の低下でたちまち冷えて両岸や中洲から凍結していきます。

湖岸ではしぶき氷が付き始めていました。12月の北海道なのに最盛期と同じぐらい釣り人が多いのには感心?呆れ?だけど釣果のほうはさっぱり・・でもきれいな氷やオオワシやキツネや鹿たちが見られただけでも良しとしますか・・

 

斜里岳を見ながら

今日は寒い!昼でも1℃しかなく、一日中北西の風が吹き荒れました。その中を宿の周りのお散歩コースの5キロをジョギング&ウォーキング。年末からのスノーシューツアーに備えて体作りをせねばなりません。斜里岳は一昨日までの暖気で雪はかなり解けましたが夕方は赤紫に染まり見事な山容。収穫がほぼ終了した畑は静かでキタキツネもせっせと食べ物を探していました。

そんな山を眺めつつ、酒でも飲んでいるとネットで注文しておいたルアーが到着。100年以上前に創業したアメリカの会社のルアーですが今の日本のルアーと比べるとやはり作りが昔だなぁ~というおおらかさです。しかしこのルアー、いつもの湖ではとても使いやすく一昨年は右側の一個のルアーのみでワンシーズンを釣り続け、多くのアメマス、ニジマス、サクラマス、ヒメマス、ウグイをゲットしてきました。他のルアーも牛に食べさせるほどありますが、気に入って使っているルアーはほんの数種類。「また買ったの!?」という女将のあきれ顔にも慣れてきました。こういう趣味ってそろえることも楽しいですよね~

次の世代へ


宿近くの来運公園を流れる川に多くのサケが遡上してきています。この光景を見ると「北海道にホントに住んでいるんだなぁ~」と今でも感じています。この川いっぱいのサケもあと何日かで次の世代に命をつなぎ大地へ帰っていきます。