お客さんからの「夕焼けが凄くきれいです!」という声で外に出ると雲の間から太陽が紅くなって現れ沈んでいきました。小麦もすっかり小麦色。刈り入れももうすぐです。
カテゴリー: 自然
ホントに大雨になるのかな・?
花めぐり斜里岳
昨日は斜里岳へ。登山道の状況を見に行かねばならないという使命感、そして宿引きこもりの体に喝を入れるべく出発・・・しかし霧雨で真っ白、何も見えません。しかしこういうときは山頂は意外と晴れているもの、また晴れていなくても高山植物が出迎えてくれるので気持ちは晴れやかです。
例年よりさらに赤茶けているようにみえる沢の岩。鉄分の流出が多いのでしょう。寒いぐらい涼しく、上二股周辺は9℃しかありませんでした。
バクバクいう心臓に生きている実感を感じながら、チシマノキンバイソウが出迎えてくれます。
チシマフウロウ。今年は少し違うところにも生えていました。毎年少しづつ変わる植生、アメリカオニアザミなど迷惑な外来種もありますが・・
エゾツツジはちょっと元気なかったなぁ・・終盤か・・
なんだっけ・?たしか兄が弟を切ったという伝説から名付けられたハイオトギリ・・だったかな・・名前って忘れますよね・・
今年もありました。神社近くの白のハクサンチドリ。もう草葉の影で地味にようやく咲いている感じです。
ここはがれ場の急斜面。ムラサキに見えるのは・
ミヤマオダマキ。特に可憐に感じる花です。
チシマギキョウも岩にへばりついています。
チングルマはすでに総綿毛。
山頂までずっと霧と霧雨。晴れを待ちます。
山頂は16℃。上が暖かく、中間が寒いというこの日の気温。
一瞬の一面雲海。青すぎる青空。羅臼岳と硫黄山の山頂が見られました。そして良かったのはアマツバメの飛翔音が聞こえたこと。フォンと近くを何度も飛んでいました。なんか秋の空みたい。
帰路はまたまた霧の中へ。雲と花を感じる斜里岳登山。いい気分でした。
これも近頃の北海道
救出
見頃!野生の花々
花を見に小清水原生花園へ。地元の16号道路は爽快ロード
道路を挟んで原生花園とは反対側に展望台ができていました。
こちらに咲いていたのはヒオウギアヤメ
どうやら来年あたり小清水にモンベルショップができる様子。やる気だな、モンベル。
一番長く咲いているハマナス。とてもいい匂いですが、枝はトゲトゲの要注意。
もうすぐ満開の小清水原生花園の代表するエゾスカシユリ。周りには黄色のエゾキスゲも咲いています。
線路の横にもエゾスカシユリなどの花がたくさん。原生花園の素晴らしさは「野生の花」です。自然に生える花々ではこれぐらいが最高の密度でしょう。こんな野生をみていると、人間の居住もある程度の間隔が自然なのだな、と考えさせられます。
そして一生懸命に鳴いていたノゴマ。とても澄んだ音色のキレイな鳴き声。やっぱり歌が上手い奴ってモテるよね。