夏の終わりの斜里岳へ

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これから10月はじめまでの斜里岳登山は涼しくて水量も虫も少なく快適。高山植物の多くの花は過ぎましたが途中の湿った場所にはミソガワソウが咲き乱れています。

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上二股の近くまでくると水量も少なくなってきて緊張感も爽快さに変わっていきます。気持ちいい~!

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竜神の池に寄ってクールダウン。でもあまりにも水が冷たいので温度計を水に入れてみると・・

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2℃!!こりゃぁ~手も入れていられないわけだ。
でも暑いときには最高の涼み処。これも穴場の一つでしょう。

夕焼けを楽しむ

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段々夏本番らしく暑い日が多くなってきました(といっても30℃以下)最近天気予報がいい方に外れていてここ東オホーツクに来た方は素晴らしい光景に出会えています。
昨日の夕方は斜里岳に虹がかかりました。この反対側(西側)もきれいな夕焼け。夕焼けスポットでもある風景画へ是非お越しください。

斜里岳山開き!

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今年は近年では珍しい晴天で、しかし気温は涼しく沢の水も少なくて最高の斜里岳山開きで登山日和となりました。きつい坂を登り、沢を慎重に渡り、崖をビビりながら超え、ガレ場をズルズルしながら登って行くと視界が一気に開けます。まずは摩周湖、屈斜路湖がペアで。

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馬の背から上に行くと雲海の向こうに国後島の爺々岳(チャチャダケ)、羅臼山、泊山が遠望

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知床連山もウチからとはまた違って上からみている感じです。「羅臼岳の山頂からもこっちを見ているんだろうな・」

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ツガザクラをはじめとする小さな群落を超えると山頂です。

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どうも自慢気に話してしまいますが、山頂から見た我が家(したのほうの赤い屋根の左側)。
「斜里岳ってなんてつらい、危ない山なんだ・・!」と最初に登られた方はおもうかもしれませんが、最高の展望と下山したときの満足度はそれ以上に素晴らしい山です。

高山植物の競演

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今週末の山開きに備えて登山道整備に行ってきました。倒木が多く除去に体力を使いましたが、上部の高山植物は素晴らしい!まずは道端にハクサンチドリが目立ってきます。

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今年最後の花見!チシマザクラ。一杯やりたいところですが、ここは急坂の途中。写真を撮りながら息を整えます。

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馬の背上部は規模は小さいながらもお花畑。チングルマやツガザクラ、エゾキスゲ、エゾイソツツジなど多様な花が、ご苦労さん、とお出迎え。

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そしていつも残っているとホッとする、白のハクサンチドリ。いつまでも命をつないでほしいです。

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山頂直下の崖にあるミヤマオダマキ。華やかで清楚、可憐。特に好きな花です。

これから一週間ぐらいが花本番でしょう。斜里岳、登るのも面白いし、景色は特級、花もキレイ。沢登りが多く、特殊な山ですが是非チャレンジしてみてください。

早起きで得た風景

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仕事で今朝は3時すぎに起床。冷え込んでいる外をみると朝焼けの雲海に浮かび上がる絶景の知床連山。このときは3時半。おかげで今日は一日眠かったですがこの風景にはかえられません。

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午後は久しぶりに近所にオショロコマの顔を見にいきました。相変わらず純真無垢。愛嬌のある顔でした。

斜里岳はもうちょっと後がいいです

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今日は山小屋清岳荘の準備と登山道整備に行ってきました。
斜里岳の登山道は下二股までが主に多く雪の残るところで一番多いところはこんな感じでした。8割方雪は解けて普通の登山道ですが・・

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今はこんな恐ろしいスノーブリッジを渡らねばなりません。たぶんもう一週間以内に崩落するでしょう。やはりおすすめは7月~9月です。行かれる方は自己責任で、くれぐれもご注意を!

もうすぐ巣立ち

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例年のとおり玄関の板壁のちょっとした穴にスズメが巣を作り子育てしています。脚立で登って巣の中をパチリ。脅かしてごめんね。フンや巣の材料が落ちてくるので産卵する前に撤去しようと思ったけど、気がついたときにはピィーピィーというヒナの声が・・まあ次は穴を塞いで代わりに巣箱でもつけてやるか・・

花、もうすぐ

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もうすぐ道内の原生花園の季節がやってきます。小清水原生花園では、関西からのお姉さんが「なぁんやぁ~なぁ~んにもあらへんわぁ~」と大音響を発しておりましたが、クロユリ、はまなすなどの地味な花や道路の反対側にはセンダイハギも咲き始めています。ごれぞ在来種の自然の花の自然な咲き方、という目で見て楽しんでくださいね。

クマさん

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知床自然センター前の道でヒグマの親子に出会いました。子連れで警戒しつつも人慣れしています。こちらも車を停めて見ていたらチラ見されました。「まさかこっちに突進してこないよね・・・!?」。このあと悠々と森に入っていきましたが、こんなデカイ動物が自然にいるなんてさすが知床!

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羅臼湖が濃霧と低温と強風で行けず、よく幻の沼とかいわれているポンホロ沼へ。原生林の中、15分ぐらい笹の茂る道を歩いていくこの沼は夏に向けて徐々に水が無くなっていくので濃密にいるオタマジャクシは少しでも早くカエルにならねばなりません。

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しかしこの笹の道が曲者で、ダニがけっこういました。今話題のマダニです。お客さんも1ヶ所やられたけど、すぐにわかったので爪で排除。あ~よかった。やっぱり鹿の多いところはダニも多い!

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フレペの滝には日が射し、虹がかかって、キレイでしたよ~

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ホコリで煙る林道でカムイワッカの滝へも行ってみました。でも雪解けが入っているからだと思うけどぬるかったなぁ・・

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しかし10円玉を水の中でこするとピカピカに!せっかくなら500円玉になってほしかった・・

さくらの滝ジャンプ撮れました

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今日はテレビ取材の下見でさくらの滝へ。やはり午後がいいようで写真に収めることができました。サクラマスの魚体はまだ銀ピカで晴天と相まって光っていました。これから8月下旬~9月初旬まで9割方の魚は飛んでも飛んでも飛び越えられない運命で天寿を全うしていきます。