早起きは得・

今日は塗るぞ!と早起きして7時から屋根の上へ。ハケの角で手の皮は剥け、足首と腰の痛みに耐えながら命綱につかまり、ハケとローラーでひたすら塗りました。昼頃にはぐったり・・そしてまたも南風が強くなってきて土ぼこりが飛び始め中断。昼にゆっくり休んでいるとますます強風に・・なんで今年はこんなに雨が少なく風が強いのだろう??そしてたちまち家中隅々まで埃だらけ・・掃除に何日かかるのでしょうか(涙・・)屋根を北側半分塗り終えましたが明日から天気が崩れる予報。宿も再開するのであとは秋になりそうです。

夕方からサクラマスを狙いに網走の浜へ。早朝が一番釣れるのに早起きはつらいし混むので今年は夕方専門に。おかげで3回行ってまだ一匹も釣っていません。後ろには斜里岳をバックにキタキツネが徘徊しています。でもロングキャストは気が晴れます。そして初のヒット!凄い重さ!‥?鈍い引き?これはサクラマスでもアメマスでもない、カジカよりはよほど引くし、カレイどころの重さじゃない・?イトウ??なわけないか?鯉の引きに少し似ているような?海にいるわけないし・・何度もラインを引き出され5分以上やり取りし砂浜にずり上げると・・正体は・・

50センチオーバーの丸々太ったボラ!!周りの釣り人が「なんかデカイの釣ったぞ!」と見にやってきて・・すぐに戻っていきました・・でもルアーもしっかり咥えていてこれはこれで面白かったです。こっちの海で獲れたボラは臭くなく刺身でよく売っています。(そこそこいい値段しますよ)でも今回はリリース。このあとサクラマスらしき魚がヒットするも痛恨のバラシ・・でも今日は魚っ気があって楽しい夕方でした。

 

風まかせ

屋根の塗装をするため命綱を張り、勾配のキツイ屋根に上り高圧洗浄機でキレイにして「さあ塗るぞ!」と思ったら昨日も今日も土ぼこりを伴う強風となり断念。5月なのに暑く南風の吹き荒れる日が続いています。「今日も途中でできないのかよ~」と腐っていてもしょうがないので気分を変えて湖へ釣りに出陣。いつもと違う場所へ向かいました。湖に降りている道には花が咲いていて土の中も春が来ています。

ウグイ君はたまに釣れるけどトラウト類はさっぱり・・昨年からなんか不調なのです。しかし湖の対岸にはウチの裏山の斜里岳がまた違った山容でそびえていていい風景。山も暖気で一気に雪解けも進んでいるようです。

夕方、結局いつもの場所に戻って、だだっ広い湖に一人ポツンと立ちこみ、何も考えずにひたすらルアーを投げ続けているといきなりガツン!大暴れして取り込んだのはサクラマスでした。今日のトラウトはこの一匹。ボウズではなかったけどやっぱり苦戦の続く今シーズンです。

道北釣行2022春

いままでのように早朝出発して釣り釣り釣りというのも戦闘モードでいいのですが、今回はゆっくり出発してあちこちを見ながら行くことにしました。上湧別のチューリップ公園も満開。広くて平らな公園一面に咲く花は北海道ならではでしょう。

湧別の国道沿いにある「麺屋おほーつく」のうどん。やっと行けました。有名店だけあって11時半ごろには平日なのにすでに満席。北海道らしくなく?(失礼・)洗練されたデザインとしょっぱすぎないいい味で丁寧に作られています。・・そういえば北海道って小麦の産地なのになんでうどん屋さんって少ないんだろう・・?この周辺にこのレベルのうどん屋さんがあったらさぞかし繁盛するのになぁ・・俺、やろうかな・?

紋別を超え、雄武を過ぎて明るく広く平らな道北らしい風景になってきました。ここは枝幸にある天北南部広域農道。海沿いからちょっと寄り道して道を満喫します。

必ず寄るエサヌカ線。今回は昨年夏のイトウ大量死のため釣り自粛願いの出ている猿払村まで行き、良いオヤジは言うことを聞き釣りをせずにUターン。とりあえず現地に行けば気が済むのです。こういうことってありませんか・?珍しく反対側から山に向かうエサヌカを撮影しました。

いつものように鹿の群れが牧草満喫。牧場主はイヤだろうな・・

浜頓別の何にもないところの海でデカくて重いルアーを投げる練習をしました。ルアー釣りはまだ経験が浅く、20グラム以上のルアーはあまり投げたことが無かったのです。それにもしかしてサクラマスかアメマスが釣れるかと・・思ったら強いアタリ!重い引き・・上げてみると30センチほどのカジカ。超うまい魚なので今日帰宅するなら間違いなくキープだけど・・また来てねとリリース。

次の日はM名人と待ち合わせて中流域へ。なんか久しぶりの川で新鮮です。

狙いのニジマスは25センチどまりだったけどポツポツ釣れました。

沼に続く川、の意味。こういう看板、旅が楽しくなります!

川底には石の間にカラス貝がビッシリ。天塩川もそうでしたが栄養豊富なのでしょう。食べてみようかな・・

頭上ではオオジシギがディスプレーフライト(ジャージャーと声と羽音で威嚇しながら降下てくる)し、森ではキツツキがコンコン。目の前ではエゾハルゼミが長い幼虫生活から最後の一瞬の成虫へなろうとしていました。

トシカの宿さんの近くの川を散歩しているとアメリカミンクがワカサギを食べまくっていました。特定外来生物なのでやっつけねば・・と思うだけです・・

帰路は内陸に入ってサンル川上流へ。素晴らしくキレイな明るい渓流でいいポイントを発見!しかしチビトラウト2匹しか生体反応がありませんでした。

これが原因だろうな・・巨大な新しいダムが現れました。湖面にはまだ腐りきっていない立ち木がいっぱい。こういうものを撤去する時代が日本にいつ来るのでしょうか・・解体も莫大な公共事業なのだから進めればいいのに。

しかし下川町にはスキージャンプのレジェンドがいてジャンプ台があります。

そして世界旅行の大先輩で、画家でもある栗岩さんのやっているモレーナのカレー。M名人いわく、「辛みはそれほど感じないのに汗が出るスパイスの効いたカレー」古いながらもすべてに人生を感じる店内と、今までの旅の記録を出版し、また原稿も書き続けている栗岩さんには経験という凄さを感じます。

チャイを飲んで出発。岩尾内湖でチビアメマス、ウグイで少し遊び旅は帰結。毎日温泉に入りあまりガツガツしない「釣りもする道北旅行」。例年とちょっと違う旅ができました。この夏はあまり高温や渇水にならず秋にはイトウ釣りができることになるよう願っています。

 

 

 

 

 

冷や汗と冷たい水と

昨年に続き今年も屈斜路湖は不調です。これは自然のサイクルで個体数の増減によるものなのか、エサとなる獲物の回遊コースが変わったためにここに寄ってこないのか・・こんな尺エゾウグイの引きも重くなかなかですが、トラウトの少なさは寂しいものがあります。ただ阿寒湖で学習したのは、基本的にワカサギなどを主食とする湖のトラウトは回遊コースはおおよそ決まっていて、エサの虫が大量に浅場に出ているとか水面上にいるとか特別メニューが無い限りは通常のコースから離れる奴は少ないようです。その通常の回遊コースは岸からは届かない沖なのがつらいところ。

今日の天候は危なかった!・・急に冷たい風が逆方向から吹いきて空は真っ黒に・・なんとなくヤバいなぁ・・と思っていたらいきなり稲光、直後に雷鳴!湖に入り、カーボンロッドを立てている自分たちはまさに避雷針。一発目で自分らに落ちなくて良かったなんて思う間もなく竿を寝かせてあわてて上陸、森の中へ。近くの木に落ちたらマズいなぁ。と思いつつ10分後には晴れましたが冷や汗ものでした。

釣りを再開して次の休憩に岸に向かうときにS嬢が転倒!左半身浸かったようでしたが、すぐに起きたので肘までの水没で済みました。左手から冷たい水を滴らせながら岸に向かう後ろ姿が・・(笑)足元をよく見ると沈んだビール瓶が(もひとつ笑)・・漫画のようです・・

フィッシングベストのポケットにはもれなく水たまりが(さらに笑)排水用の穴が多少役にたっていました。

結局トラウトはボクがルアーで釣ったアメマス1匹のみ。ワカサギも岸よりしだしていい感じではあるけどトラウトさんたち、どこいっちゃったんだろう・・

 

 

阿寒を満喫

GW頑張ったし、どうみん割りで宿泊費も安くなるから1泊2日で旅に!いつも日帰りで行っているところだけど、近いから温泉でゆっくりできるし宿の食事も参考になるし、釣りもできるし、ということで阿寒へ。まずは津別町の相生道の駅。周りは廃墟ばかりで「なんか地域の雰囲気が・・」という中で突然明るいキャラクターの名物「クマヤキ」。自販も、

軽トラも、

袋も徹底したクマヤキぶり。味のほうはタイ焼きそのものだけど、衣がふんわりしているのが特徴。そういえば

北見の「たい夢」という39号沿いのたい焼き屋さんのたい焼き、衣がパリパリ目で注文後に作ってくれてめちゃ美味いっす!(車を停めづらいので注意)

オンネトーへ。沼のブルーが見事。神の子池と違い水が鉱物で青いのです。雌阿寒岳からオンネトー方面に登山道を降りてくるとすごくきれいですよ。

湖岸を散策。アカエゾマツの倒木更新があちこちにあるいい森です。

阿寒エコミュージアムの裏手の散策路。巨大な水芭蕉がお化けのよう。

阿寒川沿いのホテルに宿泊。目の前で釣りをしている人が何人もいてジッとしていられません・・

夕食は川に向かったカウンターで出されました。ウチは山と畑の風景だけどここは川と森が売り。窓の向うの目の前に現れたエゾタヌキ。

エゾシカの群れもやってきました。ボクには日常の光景ですが、町に住んでいる人には感激する時間です。またこれだけ川が近くても大丈夫なのは自然の湖から流れ出す水量というのは安定しているからでしょう。川岸も苔むしたところが多いです。

翌朝は少し早起きして前の川で釣り。ここは40~70センチぐらいの大型のニジマスばかり放流されていて竿が折れそうなぐらい重量感のある引き。10匹ほど釣ったら腕が痛くなりました。放流魚だけにあまり分散していなくて150メートルぐらいの区間に50~100匹ぐらいいて自然河川の管理釣り場そのものといった感じです。

午後は本命の阿寒湖へ。湖岸の遊歩道にはエゾエンゴサクが春を告げています。

大物!?・・やはりこいつか・・雄阿寒岳をバックに丸々太った尺越えのエゾウグイ。

アメマスは45分に一匹ぐらいのペースで4匹。だいたい40~45センチでしたが、手元で2連続大物バラシ・・超悔しい・・深いところを漂わせていたのできっとフッキングが甘かったのでしょう。まだまだだなぁ・・

 

海へ

夕方、少し時間ができたのでサクラマスを狙いに海に行ってきました。結果は・・アタリも魚の跳ねも小魚の影すらありませんでした。まあこんなものでしょう。ボクはPEラインを使ったルアーキャスティングがまだ未熟なので遠投の練習ということで投げ続けたらだんだんとコツがつかめてきたような気がします。練習の成果が出るのはいつの日か・・網走に沈む夕日もとてもキレイでした。

天候不順なGWでした

爽やかな日、雨の日、30℃近い暑くてエアコンを入れた日、日中でも5℃しかなくストーブを入れた寒い日、雪の舞った日、そして強風と土ぼこりのブラウンアウトの日と目まぐるしいGWでした。そんな中、当宿にお泊りいただいた皆様ありがとうございました。またブログを見てくださっている皆様いつもありがとうございます。斜里岳もたまに白さがぶり返したり、一気に解けて緑が優勢になったり。また雨の後に晴れると畑一面から蒸気が立ち上り幻想的な風景が現れるのも春を感じさせてくれます。

小鳥たちも少しづつやってきていてきれいな声でさえづっています。

そして最悪のブラウンアウト。映画インターステラーの序章のよう。(宇宙好きなボクには好きな映画です。アマゾンプライムで見られます。どんなに高気密の家でもこの土嵐に何日もやられると家中真っ白。(真っ黒か・?)サッシのガラスが強風で押されてパッキンとの間に隙間ができて煙のように土ぼこりが入ってきます。一日3回かけるモップもたちまち真っ黒になり掃除機のフィルターはすぐに目詰まりし、掃除の手間が何倍にもなって宿の掃除人(私と女将)を苦しめてくれます。

そんな中でもがんばって農作業している農家の方は凄い!逞しさに惚れ惚れします。

そんな強風の中、昨日は湖へ行きました。が丸ボウズ。ウグイは釣れたけど一同なんでこんなに釣れないのというぐらいトラウトがきませんでした。

場所を移動し、釣っていると50メートルぐらい横のフライマンの長竿が満月に!しばらくやり取りしてネットに収まった魚を見せてもらうと!超大物72センチ!このドーナツ状の斑点は秋に釣ったアメマスと同じでしたが、海アメ遡上系と違い体が全体的に金色っぽく淡水育ちのよう。魚体も完璧にキレイで今まで釣られたことないのかな?湖でここまでの大アメマスは初めてみました。こんな魚を見てしまうともう通うしかないっしょ!!

今日も土嵐

 

昨日は地元ガイドさんたちと打ち合わせ。清里町を盛り上げ、自分たちにもやりがいと楽しみのためにどこで何ができるかを皆で考えています。その一つがここ。丘の上に一本のシラカバが立ち、目の前は広大な畑作地帯と斜里岳。こんな最高の風景の中でどうやって楽しんでもらうかを考えるのはホントやりがいがあります。そのうち公開しますので楽しみにしていれください。

昨日の晴天もつかの間、今日はまたまたブラウンアウト・・晴天なのに夕方のように暗くなってしまうほどの土ぼこり。

そんな中でも仕事を午前中に済ませて車に飛び乗り昼間からヘッドライトをつけて湖へ向かいます。急に前が見えなくなったり鹿があちこちで飛び出してきたりと危険なゲームをしているような感じですがゲームオーバーは勘弁・・

一昨日のボウズは何だったの?というほどすぐに釣れたアメマス。30センチほどとここではチビアメですが体高もあり元気はつらつ。引きが強くて一瞬でウグイとの違いがわかります。(型がもっと小さいとわからない・・)その後もこのサイズが4つ釣れました。例えると小学生の団体が通学していたところに当たったみたい。楽しめました。

ルアー陣は今日は苦戦しています。スレてきたか・・?

知床のガイドE氏の上げた43センチの見事な体型のアメマス。(写真だと太って見えない・・)

ミサゴが何度もダイブしていましたが3打数一安打ぐらい。こやつはあんまりうまくないみたい・・

コンデジではなかなかうまく撮れないけどやっとウグイらしき魚をゲットしたミサゴ君、何度も言うけど釣り師の目の前でダイブするのはやめてくれ~。

 

 

 

今年も来てしまったブラウンアウト

昨日より吹き荒れる風によりひどい土嵐となっています。道路もこれでも先が見えているほうで風上側に乾燥した畑のある風の通り道では視界が茶色に染まり一寸先も見えなくなります。

こんな土嵐がきたらどんな高気密の家もどこかしらから入ってきて埃だらけ。髪の毛はぼさぼさ、鼻は真っ黒、目は開けていられなくて喉もイガイガ・・明日の掃除も滅入ります・・でもこれは普段広大な畑の風景を満喫している代償でしょう。畑作地帯では避けて通れない状況でもあります。ガラスケースの中に家があればいいんだけど・・

前回は峠を越えるとほとんど風が無かったので期待して湖へ行くと濁りが出るほどの強風・・風をまともに受けるところは波も高いのでちょっと風裏へ。しかし釣れません・・どうやっても釣れません。13時から17時までアタリすら無し・・と、ようやく名人がゲットしたのは・・

ボクと同じ立派なウグイ君です。良く引くわー。

名人が手元でばらした後、S嬢がアメマスキャッチ。結局竿頭はアメマス2匹のS嬢。ウグイ君も良く釣りました。ボクらの3分の1ぐらいしかルアーが飛ばないのに釣れるのは怪しく魅惑的なルアーの動き?彼女の動き?のせい・?腕の差だな・・参りました。

総勢不調

今日は清里は土ぼこりの舞うほどの強風なのに湖は無風、ベタ凪・・これは釣りには厳しい条件です。1時間ほど待つと少し波が出てきたもののウグイすら釣れません。

ときおり落ちてくる雨と霧で藻琴山も幻想的でいい風景ではあるけど・・魚はどこ?

結局ボクが少し痩せた45センチほどのアメマスを一匹釣ったのみ。今日はプリプリの群れはやって来なかったようです。そんなしょんぼりした我々の姿を最後まで何時間も見ていたオジロワシ。君もなかなか忍耐強いのう。