川へ海へ

体中に昨日のダメージを引きずって女満別へ。予報通り小雨やアラレが落ちてきたり、冷たい風が吹いてきたりとペンキ塗りはできないけど釣りにはいい天気。しかし川と湖は増水して濁りもあり、川底が見えないから急に深くなっているところに落ちないように集中。魚のほうも増水でどこかに移動してしまった様子。先日爆釣したところを慎重にせめても全く釣れません。そうそうに見切りをつけて海へ。

網走港では12月10日ごろまでサケ釣り禁止なのでチカでも釣ろうかとおもったけどあきらめきれず一つ知床寄りの小さな漁港へ。先に釣りをしていた方がちょうどサケを釣っていたのでこれはいけるかも!?と日没まで1時間ほどの釣り。他3名の方は重い仕掛けを投げて引く浮きルアーの釣りをやっていたけどボクは軽い竿しか持ってこなかったのでシンプルに軽い仕掛けのウキ釣り。

20分ぐらいしたらウキがすぅ~と沈み、釣れちゃいました!サケとば用にはいい感じのオス。港で釣ったのは今年初です。(というか港はどこも釣り禁止になってきている)さばくのが大変なので今年のサケはこれが最後かな・・といいつつあっさり釣れたのでまた行ってしまうかも・

気がすんだ

サケトバ用のサケを狙いに知床方面へ。不漁だった今年も、もうサケ釣りは終盤、というか終わっている感じです。おまけに先日の大雨の影響で海へ流れる河川はどこもまだひどい濁りで海の沿岸もかなり濁っていて釣りになりません。サケはあきらめてショアジギング(陸から重いジグというルアーを投げて引く釣り)へ変更。ホッケ狙いでウトロの岩場にやってきました。1時間ほど投げ続けるもアタリすらありません。ここはねばらずさっさと帰宅。

釣り関係の動画を見ていると注文していたフライフィッシング用のリールが届きました。フライフィッシングは難しく細かく、おまけに道具が高価なこともあって、かなり廃れて過去の釣りのようになってしまい寂しい限りですが、近年はいい傾向もあり適正価格のものも出てきました。これは適正だと感じた6,000円ほどのリール。もっと安いものもあったけど、まあ昔からあるメーカーだし回した感じはなかなかいい!最初の敷居は高いけど投げられるようになってくると奥の深~い最高に楽しい釣りです。まだやったことのない方もスクールなどあちこちでやっているので是非挑戦してみて北海道にお越しください!

爆!大アメマス!

女満別に用事があり昼のひと時ちょこっと近くの川へ。人気の場所だけあってずらっと何人も高そうなダブルハンド(両手で投げるフライフィッシングの竿、主に大物用)の長竿をビュンビュン降っています。かっこいいなぁ~(ボクは持っていない・・)帰ってきた人に話を聞くと「魚、どこいっちゃったの?」というほど釣れないとのこと。あきらめ気味にボクも27年前に買った骨董品のような5番のシングルハンド(片手で投げるやつ、中物用)の竿で空いている場所に入ってこそっと釣り始め。すぐに30センチぐらいの小型のアメマスが連発で釣れました。ちっこいけど釣れるじゃん!そしていい当たりの3匹目は・・

美味しそうなカレイ!(リリースしました)やっぱりここはワカサギとカレイだよね!面白くなってきました。鯉も跳ねてるし、あとはウグイとボラで五目釣りだ!しかしその後はアタリも遠くなり終わりの時間も迫ってきて帰る方向に竿出しながら戻ることに。で・・

いきなり40センチほどの中型のアメマスが釣れました。こいつはビックリしたような顔していたのが印象的)釣れたしもう帰ってもいいかな、とさらにちょこっと移動してちょこっと投げると、ピコッとアタリ。なんとなく合わせると・・

なんかスゲー重い!サケでもかけちゃったんじゃ!?Nさんに案内してもらった多摩川で鯉釣ったときのように竿が折れそうだぁ・・ひょっとして鯉??・・5分ほど格闘しランディングしたのは71センチのアメマス!!産卵前なのか立派な魚体のメス。アメマスではボクの新記録です。話に聞くだけじゃなく、ホントにいたんですね。何度か通っていたけどまだ釣っていなかった大物、感激しました。まあ偶然釣れたんだよなぁ~と、さらにちょこっと投げるとすぐにアタリ・・

またまた竿が折れる~と格闘の後ゲットしたさっきより少し小さいぐらいのオス。顔がサケのようでカッコイイ!これってハマったよね!?と自分に言い聞かせつつさらにちょこっとロールキャスト。(後ろが林でラインを投げられないのでくるっと前に投げるやり方)

入れ食いになりました。もうバラシても惜しくないのでファイト中も撮影。コンデジ忘れてスマホでの撮影はちょっと面倒。ニジマスとちがいジャンプしないから返しの無い針(バーブレス)なのにほとんどバレないしラインも細いのに切れませんでした。使ったフライもただ一つ。釣果も小中大とトータルで10匹+カレイ1匹。短時間でこんなに釣れるとは思わなかったのとこういう状況のときにはこうやって釣るんだという釣り方がわかり大満足。もうちょっと強い竿を持ってまた何日か後に行こうと思います。

 

釣れる場所

平日は対外的な用事が多く、釣りに行けるのは週末になってしまったけど今日は海は波が高そうだから湖でルアーを投げてみるか!と昼から出陣。紅葉で埋まった林道をカサカサと歩き突然出てくる鹿に驚きながら(熊かと思うっしょ・・)普段あまり行かない人けのない場所へ。

狙いはトラウトが今の時期に回遊していそうな深い場所。ハンドメイドのジグ(名前は10秒ジグ・・10秒で作ったから)をぶん投げます。が、大ウグイ一匹のみで魚っ気なし・・

湖面ではオジロワシが魚をワシづかみしようとしていました。ミサゴのようにダイブはしないけど水面で生きている魚を捕ることができるんですね。

穴場を探してあちこち行ったけどどこもダメで結局、湖一番の人気の場所に来ました。たまたま流れ込みが空いていたけど一年中(氷結している時以外)朝から晩までルアーやフライを投げられスレ切っているから普通に投げて引いていたら偶然にしか釣れません。そこで流れを使ってかけあがりにフライのように流し込んで上下左右に優しくしつこく誘っていると、意外にすんなり大エゾウグイ→チビウグイ→45センチほどのニジマス(取り込みのときにバレた・・)→中エゾウグイ→・・

最後に頭のデカい少し痩せたニジが釣れました。(57センチもあったけどさっきのニジのほうが引いた)今日は思ったとおりの釣り方で釣れたので大満足。これだからやめられません。

夜は氷点下まで下がりました。タイヤ換えて良かった。次はどこへ行こうかな。

着々と準備

宿も秋の休館に入りました。これからは掃除に片付け、大工仕事、観光やガイド関係の仕事に事務仕事、WEB の修正や家族の用事などやりきれないほどの用事があるのですが、まずは釣り。明後日からはフライフィッシング三昧です。毛ばりも気に入って使うものがいつも同じなので補充的にタイイング。釣具屋からもほとんど消えてしまったフライフィッシングの道具ですが、こんなに奥が深くて面白い遊びはないので、ちょっとでもやってみたいなと思う方は是非スクールや管理釣り場ではじめてみてください。

紅葉が綺麗だから良し

秋の屈斜路湖の釣りは紅葉から始まります。この湖の周りのカエデの紅葉はとても綺麗。釣れなくても・・いや釣れないとやはり悔しいけど、こんな森の中で時を過ごせるのは幸せです。

昨晩から急に初冬。斜里岳も麓から真っ白になり昼間の気温も7℃までしか上がらず北風の強風。たまにアラレが雨あられのように降ってきました。

天候はほぼ回復し、自作ルアーをさっそく投げると一投目でいきなりウグイ君。これは幸先良いと思ったものの・・

M名人、S嬢、ボクともにウグイ君のみ・・多摩W氏は午前中アメマスをいくつか釣ったようですが、人気の場所だけあって人も多く(30メートルに一人ぐらいの密・・)厳しい釣果でした。大物はこの時期、沖の深いところにいるようで岸から投げても魚がいるところまで届いていない感じがします。なにか攻略法はないかな・・・

ルアーを作る

ただの鉛オモリに針を付けただけの仕掛けでかなり釣れる、という話を聞き以前から「ルアーって物の割に高いよな」と感じていたので作ってみました。まずは一番簡単なジグというルアー。より戻しの付いたオモリを叩いて平べったくし針を付けるだけ。これでまず屈斜路湖でやってみます。ホントにこんなので釣れたらいままで揃えてきたルアーってなんなの?と感じてしまうので釣れてほしいようなほしくないような気分です。

初冠雪

昨日の朝、斜里岳を見ると山頂付近が冠雪していました。ついにこの季節です。

しかし今日はすでに雪も解けて赤茶色く見える秋の山容へ。山は降って解けてが11月中旬ごろまで続きます。

もうこの周辺はサケもめっきり少なくなりました。釣り人もわずか。一昨日、今日とボウズ連発。そろそろサケ釣りも終了か・・これからもサケを釣るならふ化事業をやっている河川の流れ込みで規制のないところを狙うことが必要でしょう。でも釣れなくてもここが好きなんだなぁ~

夜は北斗七星を写してみましたが、斜里町のすぐ上の空なので街灯で明るくなってしまいます。

では北極星を。星の動きを追尾する赤道儀を使っていないので一番動きが少ないこの星なら30秒のシャッターでもそんなに流れないだろうと撮影。拡大してみるとホント無数の星々が写っていました。SF映画の紹介動画でも見て寝ようと思います。

 

 

サケ釣り週間最終日

斜里岳の隣、知床半島基部の海別岳(ウナベツダケ)もかなり紅葉が進んでいます。しかし今日はとても暖かく22℃ぐらいで家の中では半袖。この6日間、午後の4時間だけだけど思う存分サケ釣りをしました。やっぱり釣りは最高に面白く奥が深い!毎日同じ場所に通っていると天候や波、時間によって魚の群れが来たり、食い気の出るタイミングがわかってきます。

重い浮きルアーをひたすら投げる知床K氏。さすが若い!おっさんも卒業しそうなボクとM名人はそんなに投げ続けると倒れそうなので、浮き釣りでちょっと誘ったり群れを見つけて狙撃したりしています。

今日も良く釣れました。(1匹はK氏からの贈呈)沖合にたま~にやって来るやる気のある群れを見つけて驚かさないように進行方向に投げ、通りかかったらすぅ~と誘って食わせました。仕掛のバランスと誘いの読みが当たりました。

明日は雨の予報のようで空が真っ赤!

帰宅してからが重労働。さばいて塩ハラスと塩カマを作成。冷蔵庫で2日熟成させると最高のおかずになります。

今日もメス主体で4匹分の筋子。これをほぐして醤油に10分ほど漬けてザルに上げ、冷蔵庫で2日間熟成して出来上がり。今回も大満足のサケ釣り週間でした!

 

晴釣雨釣

毎日サケ釣りです。釣れないので岩に座ってまったり飲み物飲んだりお菓子食べたりしながらカモメとにらめっこ。こやつとカラスはちょっと目を離すと釣った魚の目ん玉から食べてしまうので注意が必要。

流木で竿掛けを作り、座りやすそうな岩を休息場としお茶を飲みつつオホーツク海を眺めるってなかなかいいですよ。たまにイルカとかアザラシもいるし・・

昨日は浮きフカセという釣り方で銀ピカのメスが2匹。遡上寸前の川の河口にいる真っ黒になったサケの少し外側を銀色の美味しいやつはたまに回遊してくるので辛抱強くそれを狙って誘い続けます。少しですがこれでまた朝食にイクラの醬油漬けをお出しできます。

今日は暴風と大雨。こんなときに釣りに来るなんてボクとM名人ぐらいなものです。久しぶりの川の増水に遡上スタンバイしていたサケにスイッチが入り次々に登っていきました。足元には急流を登るサケから水しぶきが上がっていてかけられるほどでした。

どう見ても遡上不可能なところで動けなくなっているサケも多数。つい捕まえて上の緩い溜まりに上げてあげました。また4年後に子孫の一部を釣らせてね。・・明日も行きます!