北海道すげー!!

サロマ湖への流入河川で釣れている、という情報で少し遠征して初めての場所へ。正月最終日だけあってカチカチに凍った川の上はテントがずらり、100人ぐらいが釣りをしていて車を止めるスペースが無く、M名人のエスクードで草と新雪を踏んづけて駐車スペースを作ってもらいました。まずは穴あけ。S嬢がドリルをきれいに回すのに悪戦苦闘、軸がぐるぐる偏心していてあまりにも面白いのでまず写真(笑)

テントを張って気合を入れて擬餌針を上下し始めると入れ食い!きゅうりの匂いのするキュウリウオ7チカ3ぐらいで次々に、ホント次々に釣れました。

キュウリウオは25~30センチほどもあり重い引き。小さなバケツはすぐにいっぱいになり、コンビニ袋や他のものを入れていたジップロックもすぐにいっぱいに!いつもは夕暮れまで粘るのに入れ物がいっぱいのため初の早上がり。周りの人たちも見な100匹以上釣れています。こんな美味しい魚がいくらでも釣れるなんて、やっぱり北海道は凄い!・・帰宅し、ちょうどもらった魚もあり、夕食をはさんで魚をさばき始めて終了がさきほどの0時半・・最高に面白かったけど最高の満足疲労です。

遊びに行こう!

朝、外の気温を見ると氷点下19.5℃。さすがに冷えています。

久しぶりに展望の開けた知床半島。でもこの後は全天曇りへ。

今日は釣りに行こう!ということで釣り仲間のM名人とS嬢と知床半島の向う側へ。最初に行った標津漁港は人っ子一人おらず、他の漁港は凍結。氷結した野付湾の尾岱沼にテントがいくつかあったけど期待しないでテントもドリルも持たずに人の釣った穴の跡でやってみました。

いきなりM名人がいい型のチカをゲット!

続いてS嬢もいくつも釣りあげ、ボクも少し釣って計13匹。寒さに耐えられる20分ほどの短い時間ではとてもいい釣果。ちょっと行って、すでに空いている穴でさっさと釣って終了、なんて最高の贅沢。

帰りはもちろん野付半島。相変わらず素晴らしい風景。なぜかいつもここはオス鹿の群ればかりで男子校状態。

雪の国後島をバックにオジロワシが何かを食べていました。

帰路の雪と夕焼けの中標津の酪農地帯。今日もいい風景と短いながらも楽しい釣りを堪能できた一日でした。

 

 

狼中年

釣り納めって嘘でした・・今日はお客さんがいないので(年末にお客さんがいないのは開業以来初めて)仕舞った釣り道具を再び出して昼から湖へ。湖岸に着くとなんと釣り師がいっぱい!!氷点下8℃、風と雪が吹き付ける中、さすが道産子釣り師たち、もくもくとロッドを振っています。凄いんだか‥変なのだか・・

しかし釣りのほうはさっぱり・・釣れない一番の原因はたぶん釣り師の多さによる魚のスレだとおもうけど一投ごとにガイドとラインが凍り付き湖水で解かしては投げるの繰り返し。ストレスが溜まります。リールのガイドローラーも氷漬けになり糸よれやスプール外に巻き付くトラブルも続出。なめても突いても取れません・・

ウェダーのフェルトはすぐに雪が下駄状態。ねん挫注意。

陸に一分も上がっていると濡れた部分がたちまち凍って足を曲げるのにも一苦労。なんか破けそう・・

そしてヨレヨレラインが一気にグシャグシャに絡まっていさぎよく終了。カチカチのウェダーを破けないように慎重に脱ぐと形がそのままでした(笑)今日は寒さには体は大丈夫だったけどネオプレーンでは常に水の中にいないと凍ってきて段々と歩くのがきつくなってくるのもわかったし釣り具がうまく機能しないことも体験できました。なにより最後はボウズじゃないとね!・?

 

2回目の釣り納め・・

一昨日が今年の釣り納めじゃなかったの?・・これってやっぱり釣り中毒。周りの人も中毒患者さんばかりですが自分も重症のよう・・土曜日からの宿営業に向けていろいろやろうと思っていたけど「全部明日2日分やればいい!」と怪しい理屈をつけ、今日使うルアーを決めて湖へ向かいました。・・あれだけ釣れちゃったらどうしてもまた行きたくなってしまったのです。

釣り始めも終了時も頭上にいたエゾリス君。こいつは飛んできたオジロワシに驚き、そのオジロワシはボクに驚き、と、なんか面白かった。

低気圧と前線が通過しているはずなのに晴れベタ凪。なんで??氷はあるけど気温もプラスでグローブ無しで大丈夫。ガイドも凍りません。11月初旬のよう。

仕事を終えて駆けつけてくれたジグキャスター知床K氏とダブルヒット!やっぱり今日も釣れました!最高!

ほとんどがコンディションのいいアメマス。この縦になっている姿、好きだなぁ~

夕方、「遅れていました前線が通過しま~す」という感じの暖かい急な強風!風はあっても無くてもポツポツ釣れます。この時期は風はあまり関係ないのかな?ミサゴがいないから?深いところに魚が定位しているから?

この53センチを筆頭に今日も2桁の釣果と一昨日とほぼ同じ大満足の結果。今度こそ釣り納めです(本当に)。明日は道具一式を仕舞って宿中しっかり掃除。気持ちのいい年末年始を迎えたいと思います。

 

 

 

 

奇跡の納竿

今年の釣り納めは釣れないだろうけどやっぱり湖に行ってみようと思い立ち、状況を知りたく知床K氏に連絡したら一緒に行くことに。(K氏は先に夜明けからやっていました・・)しかし湖岸は早くも氷結し始めていて釣りのできないところも・・

フロストフラワーも出来ていたので朝は氷点下10℃以下になっていた様子。9時のこのときで氷点下5℃。一投ごとにラインもガイドも凍りつきました。フライはあきらめルアーでいきます!

こんなしぶき氷があっても今日は晴れで無風!気温は低くても日差しのおかげでグローブ無しでも大丈夫なぐらい。水もなんかあまり冷たくなかったし・・

後でクマゲラが鳴き、アカゲラとヤマゲラが木をつつき、そして前方の硫黄山は定期的にゴォ~と地鳴りのような音を立てて大量の蒸気を噴出していました。ここまで大きな音、聞いたことないなぁ・・これって噴火か地震の前兆!?そうだとしたらヤバイなぁ・・

ベタ凪だからダメだわ・・なんて言っている間もなく良い型のアメマスをゲット!それも目の前に追ってきて食う奴もいたりしてエキサイティング!これは活性の高い魚が釣れる範囲にけっこういる、と直感。ベタ凪=釣れない、の法則は冬はあてはまらないよう。ただ深いところでのヒットがほとんどでした。

イワナ属は立ったりします。このお茶目さが好きなのです。

数匹釣って歩いて少し移動してルアーを投げるとまたヒット!あれだけ釣れなかった秋はなんだったんだろう・・

夕方、鏡のような湖面とワンキャストごとに凍り付くライン、ガイド、リール。そして足を滑らせ水の中で転倒・・左半身とウェアーがビッショリ。しっかりあちこち締め付けていたので水没とウェダーの中への浸水はぎりぎり免れましたが足が浮いてなかなか立てない!先月のY氏の言っていた通りです。浅いところでよかった・・

日没直後、最後にK氏の竿が大きく曲がりました。ニジかも・・?

50オーバーのハイパワーアメマスでした。今日のアメマスはほとんどがグッドコンディション。サビの出ている魚体は皆無。秋の産卵をしなかったのかすでに完全に回復したのか?そうだとしたらワカサギとか小魚をしっかり食べていなくちゃこんないい体型にはならないよなぁ・・?

今日の釣り納めは湖で今年一番の釣果の2桁突破!。たまにウグイがライズするぐらいで波の無い湖面は静寂そのものなのにアメマスだけは夢のようによく釣れて大満足。良い年を迎えられそうです。

 

近所の沢へ

夕方、魚の顔を見たくて冷凍庫にカピカピになっていたイクラを持って近所の沢へ。たまにエサ釣りをやりたくなるのです。さて、今年もそろそろ魚が上ってきているかな~・・

一投目から予定通りチビヤマメがすかさず食らいついてきました。

次は20センチほどのオショロコマ。産卵後のようで痩せていますがお腹のオレンジ色はやはり独特の美しさ。これが釣れるとなんか安心します。

お次は30センチほどのアメマス。在来の3種がかわるがわる楽しませてくれました。氷点下5度の中、夕方30分だけだけど指の出ている釣り用の手袋だとそろそろ限界。

夕映えの斜里岳も待っていてくれてトラウトたちに囲まれていることを実感した平いい一日でした。

撤退

連日寒波がやってきている中、久しぶりに網走港にサケとワカサギ狙いで出陣。交通量の少ない近所の道路はテカテカツルツル・・冬が来たなって感じです。

海は大荒れ!帽子岩にも高波が打ち付けていました。

港の中も人の背丈ほどのうねりがあり打ち付ける波もたまに道路にかかってきてちょっと恐ろしい感じ。防波堤には津波のように10メートルぐらいの波しぶき。水はどこも濁っていて戦意も落ち気味・・

オマケにとにかく寒くて(たかが氷点下3℃ほどなのに風が強かった)少し波の低い場所へ移動。感覚のなくなってきた足の指を無くさないために車を風よけに使いシートに座って竿を持ちウキを見つめます。釣り人はボクがやっているのをみて両隣に来たけどやっぱりだれも何も釣れません。2時間ぐらいねばったところで海上保安庁の兄ちゃんが歩いてきて親切に「これからさらに満潮になって波が高くなるから気をつけてください」と言ってくれたのを機に撤収。なんか体を冷やしに来たみたいだし、港の岸壁の高さぎりぎりまで波が来ていて場所によっては乗り越えて「ドシャ~」という恐ろしい音を上げていたから潮時。っていうかこんなとき海釣りに来るなんてボクってアホかも・・・・帰りのラジオからは波浪警報のアナウンスが・・季節、天候や風、波によって行き先を考えるという鉄則を忘れていました。反省。

聖地

所用で帰省の折、遠くても楽しい管理釣り場へ、という神奈川のY氏とN氏の案内で長野県の管理釣り場へ遠征しました。中央高速に乗り、山梨のSAで信玄餅をソフトクリームの周りにトッピングした信玄ソフトなるものを注文。組み合わせも面白いけどこのソフト自体がクリーミーな食感で美味しかった!

登りたいといつも思っている八ヶ岳。白馬岳の景色も含め、山梨、長野の山々に囲まれた風景を見たのは戸隠村で宿業の修行をしていた時以来の27年ぶり。懐かしくてウルッときました。この地方は風景画2号館を作りたいほどいいところです。

管理釣り場の近くにサルたちがいてこれにも感激!北海道にはいないので。

聖地、鹿島槍ガーデン管理釣り場。広くて投げやすく水はクリアー。魚は見えるしリールファイトが必要なほど元気な大型のニジマス、ブラウン、イワナが一日中爆釣!条件も良かったのだと思うけどこれだけ大物ばかり数釣りをしたのは初めてでうれしい腱鞘炎になりました。

案内してくれた名人N氏もシナノユキマス他爆釣。Y氏はなんとドライフライでイトウをキャッチ!

トイレの小屋の張り紙・・本州にいるツキノワグマって小さいくせにいきなり向かってくる奴が多いから嫌なんだよなぁ~ヒグマはでかいけど落ち着いているやつが多い気がします。やっぱり怖いけど・・

メタボのニジマスを一匹持ち帰って刺身とバター焼きで食べてみたけどここの魚は変に脂っぽくなくて美味しかった。食べるための魚作りも見事です!

2日経ち腱鞘炎も良くなってきたので今度は自転車で朝霞ガーデンへ。自分でも病気なんじゃないかと思うぐらい釣り好きなのです。ここではなるべく小さいフライで遊びたかったので場所をあちこち変えてみると最後の池で24番のミッジサイズで入れ食いに。魚は鹿島槍の半分の大きさだったけどこの釣りはこれで楽しかったです。

羽田からのフライトが朝なので近くの川崎のホテル泊。歩いて多摩川へ行ってみました。さすがにここ下流までくると水質は・・・で河原のゴミも悲惨な状況だけどボラらしき魚が群れていたりジャンプしていたりと魚影は濃そう。こんなビルに囲まれていて排水ジュースのような水なのに魚たちはしたたかに生きているようです。北海道で原始の自然と飲めるような水の中でヒグマにおののきながらの釣りはもちろん最高だけど、こんな大都会での釣りもやってみると違う楽しさを発見できそう。次回はちょっと釣りの幅を広げてみようとおもいます。

 

多摩川みたい

所用で北見に行ったついでに近郊の常呂川へ日没までの1時間だけ行ってみました。名前の由来は沼を持つ川で、沼はサロマ湖を言っていたらしい・今はつながっていないけど、なるほど。

釣り師の間では有名らしい堰堤。水面が鏡のように波紋一つありません。釣れません。ボウズ覚悟で堰堤下へ。

写真がわかりづらいけど、堰堤の下に高い所から投げると一発でアタリと元気のいい魚の引き!数メートル下から竿が折れないように、糸が切れないように抜き上げると・

40センチほどのアメマス。嬉し~い!このあと連続5ヒットで一匹はニジマスでした。磯でホッケを抜き上げるようにマスたちを抜き上げるのは新鮮でした。

 

満足!

知床の自然ガイドのE氏と網走川へ。駐車場前でまず一振り。10時だというのに・

ガイドが凍り付きちっとも遠くに飛びません。釣れません。

少し暖かくなりガイドに氷も付かなくなってダメ元で最下流へ。ウグイのライズがあちこちで見られたので釣ってみるか・・とロッドを振ると、さすがE氏。すぐに小型のアメマス、大型のウグイを上げました。しかしインジケーターで流すのが一番だという短絡的なボクは全く釣れません・・

引っ張りの釣りに換え、どうせウグイだろう・・というライズを釣るとアメマス!次のライズこそウグイだろう・・アメマス!型は20~35センチぐらいと小さかったけどここから2人で昼までアメマスパラダイス!!よく釣れる管理釣り場状態。このときのライズの主はほとんどアメマスだったのです!虫はほとんど飛んでいないし水中にも見当たらなくて、でも引かないと釣れない、ということは動く小魚を追っているのか、リアクションバイトなのか・・アメマス君たちはコンディションもプリップリ。今年は産卵していないのか?それともとっくに産んじゃってからたらふく小魚を食べて回復したのか?あるいは海に下るやつはもしかしてサケと同じく3年とか4年経たないと産卵しないのか?などなど多様性と謎多き魚です。

女満別空港が至近のここは飛行機がすぐ上から降りてきます。足が冷え切って休憩、昼飯後、再び行ってみるとライズはあるけど釣れない・・結局ボクは1匹、E氏数匹。どうやら多くのアメマスは沈黙か移動してしまったような感じで、スレきったウグイ君のライズに変わっていました。でも今日は型は小さかったけど表層の釣りで一時入れ食いを味わったので大満足。海と行き来するアメマスの釣りは爆釣の次の日にボウズだったりするけどたまにこういう日があるのでやめられないのです。あ~楽しかった!