やはりエサは釣れるのか・・

晴れの日中って釣りには厳しいのです・・しかし今年はカラフトマスの当たり年。魚影は昨年よりはるかに多く(といっても15年ぐらい前の”沸き立つような魚影”ではない)変更グラスをかけ、じっと15分ぐらい波打ち際を凝視していれば数匹~10匹ぐらいの群れが回ってくるのが見られます。モチベーションもちょうど持ち続けられるし楽しくてしょうがありません。しかし海藻などの漂流物が多く、向かい風が強くてルアーでは攻め切れません。浮き釣りの仕掛けにしてエサを付け、群れの進行方向に向かって投げて待つ・・あ~無視された・・投げて待つ・・また無視かよ・・を10回ぐらい繰り返してようやくスゥ~と浮きが沈み、ビシッと合わせると、いい引きです。

今日はメス3匹とオス1匹。晴れの昼間の釣果にしては大漁でしょう。少しの濁りと向かい風で釣りづらかったけど、魚の警戒心は少し薄れていた様子。まだカラフトマスは比較的銀色で美味しい魚体ですが、そろそろサケが釣れてくるはず。ちょっとごついサケの仕掛けもそろそろ出番でしょう。

クリーンヒット・?

今日清里は34℃!汗腺が閉じ気味の北海道人にとっては暑さの限界を超えています。ウェダーの中も汗でびっしょり。(匂いそう・・・)風も弱く晴れていて釣りには一番厳しいコンディション。魚はけっこういるのにまたしても食いません。しかしようやくイカを付けたルアーにクリーンヒット!・・?したのに引きが妙に弱い・・

こちらではハゴトコと言っているスジアイナメ。連発・・・まあ美味しい魚ではあります。が、逃がします。

今日は浮きフカセのエサ釣りでオスとメスを一匹づつ。目の前にあれだけ魚がいるのに皆さん、日中はやっと一匹釣れるかどうかというほど釣れません。さすがカラフトマス。今日はルアーではボウズ。やっぱりエサ釣りの方が釣れるのかなぁ~?でもなるべくルアーで釣りたいし・・

 

 

どうにかゲット

お盆は思いのほかたくさんのお客さんが来てくれました。この難局にホントありがたいです。そして久しぶりにカラフトマス狙いに知床へ。

これはM名人と3匹づつの釣果。午後から始めて夕方までは魚はいるけどどうしてもヒットしない、エサ釣りでも避けて通っていくような状況が続いていました。そして夕方にようやくやる気のスイッチが入ったのかフレッシュな群れが来たのか、ルアーで狙い撃ちでゲット。今年はカラフトマスは豊漁だと思いますが、高確率で釣りたい方は朝方をおすすめします。

狙っては引き

今日もカラフトマス狙いに知床へ。魚は跳ねたり背びれ出したりとけっこういるけれどこういう群れは釣るのはホントに難しいのです。群れを見つけては投げては引き、見つけて投げ見つけて投げ・・M名人とお互いバラした後、ようやく一匹。

大物ではないですが、さすがのパワーと価値ある一匹に満足。サケマスの釣りは毎年10カ月ぶりになるので、何匹が釣らないと昨年までの釣り方のノウハウがなかなか思い出せないのです。釣ってみて”そういえば群れ直撃はダメだったよな”背びれを出していたり跳ねているやつ、一か所に溜まっているやつはまず釣れない”少し早めに動いている群れが食い気ある”など「そうだったよな!」を思い出すのが面白い!

雨装備で行ったけどキレイな夕日が見れました。さて明日からお盆明けまで最繁忙期。釣りはしばし休みですが、こんなご時世でも来ていただける方のために、できうる限りの感染防止対策をして皆様のお越しをお待ちしております!

幸先良し!

今、麦の収穫の盛り。宿の前の小麦畑もあっという間に刈り終わり、麦草ロールの作成です。斜里岳にこんな南からの雲がかかってくると暖かい、あるいは暑い南の強風が吹き、2~3日後に天気が悪くなることが多いのです。どうか外れますように・・

夕方からカラフトマス狙いで知床に初出陣。駐車場が無いので車から自転車で向かいます。パッと見ると、この時期にしては魚影が多くすぐに釣れるかな・・と高をくくってルアーを投げ続けてもなんか逆に避けられてる感じが・・作戦変更し、K氏から教えてもらったエビの塩漬けを付けて浮き釣りに。10分ほど経つとやる気のある群れがザワザワと泳いでくるのが見え、進行方向5メートル先に投げて待つと!スウッーと浮きが沈みアワセると久しぶりのカラフトマスの強烈な引き。手前の藻に絡まりながらも上あごのいいところに掛っていたのでバラすことなくキャッチ。やったぁー!!

銀ピカの美味しそうなオスのカラフトマス。浮き釣りも面白いですね~この後すぐに日が暮れて終了したけど、一日目で釣れるなんて幸先の良いスタートをきれました。また行こう!

奇跡の川、健在

30年以上前、雑誌の一面を飾ったこの流れに一目惚れし毎年通っていた西別川。バイカモが茂り、水がきれいでとても冷たく、夕方にはトビケラのスーパーハッチがあって当時はそこそこ釣れたけど、ここ数年は釣果も良くなくバイカモもほとんど無くなってしまったときもあって足が向かずにいました。しかし今日は様子見に行ってみたところバイカモの流れは復活!水も冷た~い!

魚はこんなチビばかりだったけどニジをはじめ変わらず多種類のトラウトが見られました。サケマスのふ化事業や時の流れによるのか魚の生態はずいぶん変わったようだけどこのバイカモと稚魚たちを見られれば一安心。

梅の花のような藻だから梅花藻とはいいネーミング。また秋にはサケと一緒に大型のアメマスとニジマスが戻って来ることを期待です。

初夏の湖へ

気温12℃、ときおり霧雨の落ちる中、初夏の湖に行ってきました。この時期に釣りができるなんていままではなかったけど、今年は不幸中の幸いです。

今日はボウズだろう、と5メートル横にテキトーに投げた第一投目!いきなり52センチのアメマスゲット!なんでそんな近くの浅いところにいるの?少し痩せていて元気はつらつでもなかったので、簡単にエサを食べられる岸沿いの虫をついばんでいたのでしょう。

網走S嬢ついにウグイス嬢となる・・いや、ウグイ嬢となる。それも大ウグイ!とにかく釣ってもらうための怪しい仕掛けですが初物はトラウトでなくてもいいものです。投げ方よりすくい方のほうが様になっています。この後も2匹ゲット!初心者から初級者へ進級です。

結局トラウトは最初の一匹のみ。モンカゲロウもまだポツポツ出ていて吸い込まれるようなライズが!で、大ウグイを何匹か上げて今日は終了。トラウトは何処へ・・

 

花の季節と外道の季節

釣り場の手前、小清水原生花園は今年も見頃がやってきました。エゾカンゾウ(エゾキスゲ)が朝は3分咲き、帰りは5分咲きになっていました。

エゾスカシユリも3部かな・咲き始めは「これから!」という生命感をみなぎらせています。

何の気なしにしょっちゅう通っているけどここの景色って、知床から斜里岳、藻琴山にとうふつ湖もぐるっと見渡せてかなり素晴らしいのです。

ハマナスもいい匂いを漂わせていました。

この青空の下、釣り人は女将、網走S嬢、M名人。北海道のソーシャルディスタンス。

しかし目指すサクラマスはウンともスンとも・・波も高くなり港へ退避、というかひたすら投げ続けているとモチベーションが保てないのです・・。港では隣の家族がザブトンサイズの巨大な黒ガレイを上げているよこで(かなりうらやましい)、親指サイズのガヤ(エゾメバル)をやっとゲット・・でもなんか港より浜のほうが魚が多そう・・

ということで再び波に負けずに浜へ。全員ウェダー装着!

カレイは2つ釣れたけど、本日の名場面(珍場面)はS嬢の釣ったサヨリ!!調べたらオホーツク海にもいるそうです。でも初めて見ました・・(新潟にいるときボクはサヨリ釣りが得意だったのでサヨリストと呼ばれていました・・余談)エサは人工イソメ。なぜかブルーベリーの匂いを付けてあるのです。でも釣れる。サクラマスってなかなか動向がつかめません。まれに跳ねているからいるのは間違いないのだけど釣れません。このまま、負けたままで今シーズンは終了かな・・

釣り漬け

朝はルアーで海のサクラマス、昼からは湖でフライフィッシングという釣り漬けの3日間。海も湖もとても気持ちいい場所なのだけど釣果ほうはちょっと苦戦。丸3日でも釣れたのは写真の魚だけです。ただし外道(目的以外の魚)のウグイ多数とイカナゴとカレイとエビ・?は除く。

朝のサクラマスは初日での一匹のみ。5月から始めた釣りなので腕がないのか、こんなものなのか・・2日目、3日目はひたすら投げ続けてもアタリすらなかったので心折れました・・難しいというより厳しい釣りです。

湖でひたすらウグイを釣っているとたま~にいい型のアメマスが!嬉しそうだなぁ~このおっさん。

小河川の流れ込み周辺には産卵も終盤と思われるワカサギが群れていました。でも今年は数が少ないような・・このフライも上の本物と同じように見えるはず・・

ワカサギフライにガンガンアタックしてくる奴、大ウグイ・・横から食いつくことが多いよう。痛めつけて弱らせてから飲み込む感じ・・

バシャバシャと岸のすぐ近くの浅瀬で派手にワカサギを追い回しているやつをようやくゲット。その捕食状態を見たときは「これはいただきだ!」と思うけどルアーでもフライでもいつも大苦戦します。

対岸に積乱雲が・・このあとだんだんと暗くなって雷が!湖に立ちこんでカーボンの釣り竿なんか立てていたら避雷針そのもの。一時車に避難。

意外と岸近くにいた57センチのアメマス。写真だと細くみえるなぁ・・実際はもっといい体格、美形でかなりパワフル。樹木の張り出している浅いところで掛けたので大ウグイだなと油断したら激しく突っ走りバッキングラインまで出されました。今年のアメマスレコードです。

リリース時、なんかキレイに撮れました。嬉しかったなぁ・

モンカゲロウが少し出ていましたがドライフライに反応するのはウグイばかり。トラウトもライズしていると思うけどウグイが多すぎるのでしょうか。

エゾハルゼミもよく水面に落ちて美味しそうな波紋を立てます。これもバクっとウグイに食べられていました。ウグイ君はホントなんでも食べますが時として偏食するのが不思議です。

雷雨が去ったあとのレンブラント光線が見事。

最終の今朝は地元のS嬢がルアー初挑戦。何時間か悪戦苦闘し、しかし見事に投げられるようになりました。その感覚を忘れなければもうすぐ釣れるようになるでしょう。これにて釣り漬けの日々も一段落。明日からは観光関係の仕事や宿業再開に向けて再び始動です。

 

サクラ散るのち釣る

実は昨日も行ってボウズを食らい心折れてブログも書けなかったのですが、今日はなんとかリベンジ!エサのキビナゴの群れを追ってか魚影が突如濃くなったようです。

40センチほどのアメマスも2つ釣れました。エサをたらふく食べて素晴らしいファイト。釣りあげるまでサクラマスと違いがわかりません。

K名人誕生!圧巻!サクラマスとアメマス計2桁の釣果!なんでそんなに釣れるの?巻き方、ルアー、遠投、引き方、深さなど少しづつ違うのが大きな差となるのが釣り。K名人の海サクラ、M名人のイトウと、達人はいるものです。

見上げると広がってきた大地の上の青空に丸い飛行機雲が!

海の上にも!?曲芸飛行?と思っていてニュースを見ると医療従事者にブルーインパルスが感謝の曲芸飛行、とやっていたのでこちらもローカルにやってくれたのでしょう。私たちはリスクを避けているのに向かって行くのが仕事ですから・・本当に感謝です!