冬の準備あれこれ

今日は日中も氷点下で風が強く極寒。あわててあちこちを冬対策。まずはエアコンの室外機のカバー。雪が吹き込んで解けて凍り付いたり錆びたりするので完璧ではないにしろカバーをかけてロープで飛ばないように縛ります。

別棟は春まで開けないため(正確には冬は別棟は毎日お客さんが入らないので室内の水回りが凍ってしまうため”開けられない”のです)水道の蛇口、シャワールームの水栓やシャワーヘッド、洗浄便座、ボイラーなどすべての機器を水抜きしてから狭い床下に潜り込み、這いずりまわって水道管も水抜き。最後に排水溝のトラップやトイレに不凍液を流し込んで完成、といった感じの一仕事。

そして除雪車の修理、パーツやエンジンオイルの交換。特にこのオイル交換の作業性の悪さって何!?ホンダらしいっちゃホンダらしいけどオイル抜きのドレンボルトがキャタピラーのすぐ上についていて普通に外したら廃オイルがキャタの上にぶちまけじゃん・・・そこでキャタのテンションを緩めてロープで締め付けVの字にし、ペットボトルの底に穴をあけて廃油受けを作り抜きました。オイルの注油口もほぼ横についていて入れる時にこぼれるので片側のキャタの下に木をかませて傾けて注油。ちょっとこれはユーザーのこと考えなさすぎ!もしかしたら簡単な方法ってあるのかな?・・こうして休館日の日々は過ぎていくのだけど、北海道の田舎暮らしは自分でやらなければならないことが多いのです。なんでも業者に頼めば頼めなくはないだろうけどそんなに業者もいないし人もいない。お金もかかるし「そんなの自分でできますよ」って言われちゃいます。ボクは逆になんでも自分でやりたいほうなのと、できると嬉しいのです。田舎暮らしってこういう日常の暮らしの手間をある程度楽しめる人間にはとてもいいと思うし、失敗を繰り返しながらも、なんでもできるようになってくると「自分の力で生きてる感」があって充実するでしょう。