今日は初釣り。ちょっと遠征してサロマ湖にそそいでいる川へ氷上穴釣りです。狙いはキュウリウオ。あまり市場に出ない魚で、ホントきゅうりの匂いがきついのですが身の甘味が強く独特の美味しさがあり釣りでは人気の魚。サビキ釣りだとチカのほうが多く釣れますが他のおっちゃんおばちゃんたちも基本的にキュウリウオ狙いでサンマの切り身を付けた餌釣りが多いです。今朝は氷点下15℃、昼間も6℃ぐらいまでしか上がらず(もちろん氷点下です・)日差しも昼時のこの時だけで極寒。テントの中ではボクは火を焚かないので我慢です。でも一部のおっちゃんたちはテントも無しで「今日は冷えるなぁ~」とか笑いながら一日中やっています・・開けた穴も釣り糸も鼻毛も凍るのに北海道人すげぇー・・
今年は冷え始めるのが遅かったので氷も薄いけど、といっても20cmぐらいカチカチに凍っています。キレイなフロストフラワーはいたるところにあって、ボクが写真を撮っているとまわりのおっちゃんは「なんか珍しいものでもあんのかぁ・?」という顔で見ています。普通の光景なんだね・・
撒き餌もせずサビキを上下させるだけで最初から爆釣!チカ7キュウリウオ3ぐらいの比率です。穴より大きいやつが多いのでちょっと強引に引き上げないと引っかかります。100匹ぐらい釣ったところでキュウリウオ狙いに。
ジグヘッド(オモリ付きの針)にワーム(ミミズみたいな軟らかい疑似餌)を付けても誘うとそこそこ釣れました。(餌を付けるとさらに釣れる)今日のように水中をのぞくと魚が見えるほど泳層が浅い場合、上から見ていると食いつく瞬間が見えてすごく勉強になります。ほぼすべての人が穴の中は見ないで釣っていて釣れなくなると「魚いなくなったわ」と言っているけど、実際は魚は十分にいるけど一気にパクッと食うやつが少なくなってきた、食欲が落ちてきた」が正解。そこでサケ釣りで余った餌のカツオを5ミリ×1cmぐらいに小さく細長く切ってカレイ針に付け、誘いを小刻みにし、魚を見ながら合わせると再び入れ食い!(餌をくわえるだけでアタリが竿先に出ないことが多いのです)この釣り方だと口の小さいチカはかからず9割はキュウリウオが釣れました。考えが当たって嬉しさ倍増です。
発泡スチロールの箱は午前中でいっぱいに。明日、みりん干しにするために捌くのが大変ですが大満足の一日。こんなに釣れるなんてやっぱり北海道すげぇー。