山へ海へ森へ

悪天候の少ない今シーズン。藻琴山も晴天・・が、徐々に雲が近づいてきて・・

山頂でホワイトアウト。奈良のNさんの頭が霧氷になっていました。

でも帰路のダケカンバの森に入ると天気は安定。山頂のときだけなんで~?

知床方面の流氷の上や木には一時少なかったオオワシたちが戻ってきたようです。

ここ3日ほど前から日中の気温がプラスとなり、もう冬終わっちゃうの?という感じ。オシンコシンの滝ぐらいまでの流氷は押し合いへしあいの凹凸状態。

ちょっと珍しい猛禽類発見!色から見るとケアシノスリかも・・

ウトロより知床岬方面は海流の関係で流れている平らな状態の流氷が多く多様な表情が見られます。象の鼻のさらに先、ポロピナイ(大きな枯沢の意味)にて。

目的の山は吹雪のため、尾根を歩き神の子池へ。冬は曇りで風があると地味な色になりますがボクはこの色も好きです。

暖かくなってきたといってもまだ多くの時間は氷点下。神の子池からの湧き水は8℃ほど。その水しぶきが凍って成長するしぶき氷がキレイです。

樹木にはサルオガぜという地衣類(コケの種類)がついているものがあります。これをみると湿度の高いところだなと感じます。

沢に落ち、ジタバタするSさん。助けるより撮影するのが基本です・・?

ここのシカは沢に入って逃げていきます。(浅い沢は雪の中より早く逃げられるから)しかし最近、沢沿いの樹皮が食べられているのはちょっと心配です。