冬のオホーツクを歩く

神奈川のHさんの「マシン」。べニア板を曲げ、足を置くところにウレタン、滑走面にはワックスをたっぷり塗った自作のボード。世界の辺境地の旅をプロデュースする彼女は遊び方の自由度が凄い!ボクもどういうスキーなら普通のトレッキングシューズを使って山を滑って来られるかをずっと悩んでいたのでこれは大変参考になりました。物のあふれるこの時代、自分の遊び方に合わせて物を作る、という本来の楽しみを思い出させてくれたHさんに感謝です。

ツアーは再びルベス岳へ。滑落の危険度が高そうな急斜面の下りを回避するため大回りして一度谷へ降りてその分、再び登りでいい汗、大汗。

微妙な天候ながらも太陽さんが体を温めてくれます。山頂では霧氷が発達。樹氷と言えるようになっていました。

ぼんやり見えたり隠れたりの斜里岳へ手を振ってみた・・

今年初の裏摩周へ。雪が少なくラッセルもちょっとなので皆思い思いに歩いています。

ひっそりと氷結。誰もいない裏摩周展望台。

霧氷に囲まれた摩周湖は絶景。今年も凍らないようです。

笹の近くは踏み抜きやすいですよ、と言っている間もなく落ちてます(笑)

冷涼、湿潤で澄んだ空気の森に生えるサルオガぜ。森のヒゲ。

知床には再び流氷が戻ってきていました。ポロピナイにて。

原生林は命の源を多く持っています。ここはキツツキ団地とでもいうのかな。

この日は天気予報が見事に当たり、急にブリザードに!フレペの滝の上の草原(今は雪原)で皆さん地吹雪体験。この後の帰路の運転中は瞬間的にホワイトアウトもあり、ある意味北海道らしい貴重な体験をしていただきました。