考えた上で

世界をあげて不要不急の外出を控えて・の今、外で遊んでいるブログを書くのも良くないのではないかと昨日書いたものを消去しましたが、昨日スポーツ庁から、精神的、肉体的な健康のために3密を避けてスポーツを・・の話が出たので一晩考えて書くことにしましました。釣りに行くときも車に一人乗り、人とも会わず、コンビニにもどこにも寄らず、広大な湖の上では誰もいないか、いても10メートル~100メートル先にM名人がいるぐらい。こんな状況でのリスクはヒグマとの遭遇か車でのエゾシカとの衝突で感染のリスクはありません。都会、特に大きな病院が遠い(45キロ先)、スーパーやドラッグストアまで10キロ、高校から先は通える範囲に選択肢が無い、ゴミ収集が2週間に一度・・など慣れてしまえば不便ではないけど(ごみ収集はだけは不便)それ以上に北海道の田舎は、「自分らしく生きるための住処」であり今回のようなリスクとは対極にある場所なのだなとあらためて感じています。しかしこんなに良いところなのに過疎化がひどく、町もこのままでは子の代、孫の代には無くなることも明白となってきました。そんなことを考え、この感染症が収束したら来て、遊んで、そしてできれば人生の一時でもいいので住んでもらえればきっと幸せな時間になる、という想いから北海道での生活を伝えていければと思います。・・で、昨日は・・

湖に来て5分もしたら、北の空が真っ黒になり竜巻か雷がやばそうだなぁ・・と思った矢先に湖の対岸から急激な強風、雨あられがこっちに向かって迫ってきます。湖の真ん中でカーボンの釣り竿なんか持っていたら人間避雷針。あわてて車に戻って30分ほどやりすごすとこんな天気に。大気の状態が非常に不安定・を実感しました。湖の中島には虹がかかり斜里岳には雪が降ったようです。

そして渾身の一匹!婚姻色の出た53センチのパワフルニジ。釣ったというより、フライを投げなおそうと思ってラインを引いたら掛っていて「釣れちゃった」感じ。アタリが出る直前にフライを咥えたようです。

リールが何度も逆転しラインもかなり出され、魚がローリングしてチベット(ハリス~針が付いている最初の糸)が体に巻きつくしこれはバレるかな・とおもったけど無事ランディング。結局この1匹+ウグイ数匹がこの日の釣果。10日ほど前から釣果も魚の大きさも落ちてきて釣れても場所がバラバラ。もちろんスレてきたのは確実だけどまだ岸よりしていないワカサギを本格的に追い始めたのか狙いのマスたちも湖全体に散らばっていった感じです。明日から急に暖かくなり虫も出てくると思うので状況が変わると期待していますが、違う攻め方もやってみようと思います。