トレーニングと下見も兼ねて藻琴山へ。雪の少ない今年は樹氷はできていませんでした。しっかし強風で吹きっさらしのためやっぱりここは寒いわ!
しばし呼吸と筋肉は我慢、体は暑いけど極力汗をかかないようにジャケットの脇のベンチレーションを開けて換気したり、冷たい風を受ける顔はフードや帽子、耳当てなどを工夫しながら稜線へ。このあたりまで来るとウサギ天国。野生動物って強い!
ときおり来る霧の合間からの流氷。けっこう沖までびっしり。強風で回転模様は崩れているよう。
エビの尻尾の向うに目指す山頂。
振り向き、雪面の足跡を見るといつも感じる、人を含めた動物の手足の素晴らしさ。トレースはほとんどありませんでした。稜線沿いはいつものように踏み抜きそうなヤバイ雪庇が発達。・・ボケッとしてつい歩きやすいところを歩いていると、たまにストックが雪庇を突き抜けて肝を冷やします。
氷点下10℃での強風は久しぶり。上りは暑く、汗もかいているから歩みを止めるとある時間から急に冷えてきます。そのためジャケットやインナー、グローブの最適な使い方やどんな装備でどのように休憩すれば低体温症などの危険度が低いか、などを確認しながら歩きます。
たまには山頂で自撮り。最盛期なのに誰もいません・・まあそうだよな・・マスクなんてせず、ちょっと体を使って、だれもいない大パノラマを前にするといつも感激します。
この冬の屈斜路湖は全面しっかり結氷でした。この様子だと釣りができるまで解けるのはたぶん4月10日過ぎになりそうな予感。
さて一気降り。しかし雪が少なくて・・
たまに足を取られるような踏み抜き!これでハイマツなどに引っかかって転ぶと怪我するので慎重に。
降りるのはホント登りの半分の時間でした。
帰路は緑の湯でゆっくりしていたら、あまりにも見事な夕映えになったので車を停めていつもと違う角度で斜里岳を撮影。今日は充実しました。やはり体を動かすのはいいですね!