昨日は地元、清里町の泉探検。山奥まで車を走らせ、歩き、よじ登りクマザサをかき分けダニと戦いながら目指す泉に向かいました。
何とかたどり着いた泉。10年ぶり以上かな・・岩の間から約5℃の冷水がこんこんと湧き出ていました。自己責任で飲んでみたら最高の水。我が清里町の秘境にこんな素晴らしい場所があることを再認識。
そして今日は斜里岳へ登山道整備。なまりきった体に徹底的に鞭を入れるのには最適な斜里岳。登山ガイドをやっていた時は楽勝だった山なのに今は「チャレンジしてみなさい!」と言ってくるようにハードルが上がってきました。邪魔な枝を払いながら沢を渡る地点や迷いそうなところに観光協会オリジナルの標識テープをよ~く考えつつ取り付けていきます。
登山道上にはあちこちにチシマザクラが咲いています。最後の花見でしょう。
残雪もほんの少し。あと一週間ほどで解けそうです。アイゼンはいりません。
馬の背から上は高山植物天国。ツガザクラを見ると「来たな~」と感じます。
日当たりの良いところではチングルマも満開。
青空と爽やかな気温、最高の見晴らしの中、3人で登山。整備を真面目にやっていたら時間がかなりかかってしまったけどやっぱり何人かで行くと楽しいですね~!
オジロワシとイワツバメが山頂の周りを飛び回っていました。
根室海峡から太平洋側は雲の中。でも大雪山、阿寒の山々、オホーツク海、知床、そして雲の上に国後島の山々までしっかり見えて最高の風景。
国後島の爺々岳(チャチャダケ)の展望。いつか行きたい!
そして我が家も眼下に見えます。いつも眺めている山のてっぺんから逆に家を眺める快感!
これからどこの整備が必要かを考えながら、せっせと整備しつつ降りていきます。結局山に12時間いました。予定通り体中が悲鳴を上げていたけど達成感はバッチリ。やっぱり斜里岳は最高です。