絶対オススメ!

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「ふるさと納税」。国が進めるこの政策はよくよく聞くと、納めた税金が後で控除されて、かつ返礼品ももらえる、という理解した人は得をする、という制度でした。我が清里町も焼酎などを出しているのですが、清里にもっと来てもらおうよ、ファンを作ろうよ、ということから、ウチも宿の宿泊券と宿泊+スノーシューツアーを出すことにしました。要するにウチの場合、ふるさと納税をすると、タダで泊まれるよ、スノーシューツアーも参加できるよ、という理解でいいようです。もちろんウチも宿泊料やツアー代は町からもらうので大歓迎。利用しない手はないでしょう。

https://www.satofull.jp/town-kiyosato-hokkaido/

 

上空からの眺め

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諸用でまた埼玉へ行ってきましたが、いつも往復とも窓際の席をとり上空からの風景を楽しんでいます。晴れていると女満別~羽田間の1時間半ほとんど外を見ているので、「あの人はあまり飛行機に乗ったことないから嬉しいんだな」と思われているかもしれませんが、そのとおりです。地図好き、旅好きな人はよくわかると思いますが、いままで旅した場所、住んでいた場所、登ったことがある山、滑ったスキー場、釣りをしに行った湖や港などを「あっあそこだ!」と眺めるのはいいものです。飛行機はだいたい高度1万メートルを飛んでいるので東北地方などは日本海から太平洋までの地形が地図そのものと同じく見えます。今回の行きのフライトでは、いつもより札幌寄り(西寄り)に航路をとったようで、羊蹄山から下北半島を南下し、アルプスまでよく見えました。この写真は帰路の福島と宮城の県境のあたり。今まで埼玉、福島、長野、新潟、群馬、栃木、北海道と暮らしてきて、すいぶんあちこちにいたなぁ~と感じていたのですが、北海道以外、飛行機なら見渡せるほどの範囲を移動していたんだな、でもその範囲でも気候風土が全く違うのが日本の面白いところだ、と再認識したのでした。旅はいいものです。

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女満別空港に着いたらこんなでした・・

例年のように

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太陽が斜里岳から昇る時期になりましたが、昨日までの暖気と雨で雪がほとんど解けて例年どおりの「日陰にちょっと雪が残る風景」に戻りました。でも平均すると根雪になるのがちょうど今日ぐらいなので、に降ったらさすがに解けないかもしれません。

サケトバ作り

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今年は不漁だったサケ。魚もやっと釣れたときに丸ごと冷凍しておいたものを一晩かけて解凍です。サケ3匹にマス3匹。

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サケは捌くのが大仕事。冷凍すると解凍したときにヌメリが多く出てくるので、それを包丁やヘラ、たわしなどでこすってしっかり取ります。私流では、片手で吊るして包丁で尾びれ以外のヒレを取り内蔵を出して、血合いもハブラシでしっかりキレイに取ってから3枚下ろし。頭もエラをとって(これが手間・・)骨とともにアラ汁用に細かく切る、というか出刃包丁で砕く感じ。カマの部分は塩を降って冷蔵庫で2~3日熟成。焼いて食べるととても美味しいです。アバラ骨もそぐように切ってようやく下ごしらえ完了。テーブルの上はヌメリ、血などでけっこう修羅場。これを普通の家庭の台所でやったら奥方からはかなりヒンシュクをかうでしょう・・・

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そして粗塩をキツめに表裏に振り、3時間ほどなじませます。

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塩をさっと洗い流してあとは干し。ある程度水分が抜けたらカッターで切れ目を入れてさらに乾かして(熟成)12月中旬頃に完成予定。あ~楽しみ。

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サケもマスもメスには筋子が。冷凍した卵は潰れやすくてイクラにほぐすのが難航。特に軟らかいマスの卵は3分の一ぐらいの量になってしまいましたが、なんとか冷蔵庫で醤油漬け込み中。今年のお正月のおせちにはお出しできそうです。

気温は低い

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車通りも少なくこれぞ北海道!の虹別59線道路。お気にいりの道路を通って厚岸の別寒辺牛川へカヌーフィッシング。狙うはもちろんイトウですが・・雪の中、清里を出るとき、カヌーを積んでいるところを見て女将は「この寒い中、ホントにカヌーに乗るの?」と呆れ顔。でもこの直線道路を南下していくうちにだんだんと雪は無くなっていきました。

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さすが太平洋側。冬はよく晴れるのです。景色も抜群で風も無いこのときは太陽さんのおかげで気温は0℃ぐらいでも暖か。

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なにか突き出ている・・?よく見るとオス鹿の骨まるごと1頭。アバラも見えていてこれも北海道の光景。

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頭上には丹頂鶴、オジロワシに白鳥、カモ類などがのんびり飛んでいました。

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結局目的のイトウは今回も釣れず。満潮と風で浮かんでいるとどんどん上流側で流されてしまいます。満潮により狭くなった橋と水面の間をくぐり抜け上陸地点へ・・岸近くが凍っていて出発するときにも苦労しましたが、帰りも風に流され氷にぶつかり、少し焦りました。もし落ちたら上がれないな・・

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ちょっとした冒険カヌーを終えて川の上流へ。アメマスも釣れましたが、この日の心に残る一匹(一個?)はこれ!カラス貝・・ちゃんとフッキングしていました。

 

お部屋リフォーム

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ちょっと神経質かな・・と思うぐらい気を使う宿の清潔感。その清潔感を維持するためにこの秋は4号室の壁を塗りました。ウチの壁の仕上げは石膏ボードそのもの。コストダウンもできるし釘やネジがむき出しになっているのも手作り感があって好きなので壁紙などを張らずにそのままなのですが、水がつくとすぐにシミになってしまうのが弱点。そこで毎年一部屋づつ壁用の水性塗料を塗っています。ベッドを運び出し、ハンガーや火災報知器、FFストーブや鏡、コンセントなどを外し、窓や木枠など塗料がつかないようにビニールシート付きのマスキングテープで正確に覆っていきます。このマスキングが手間でここまで約一日。

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段取り8分といいますがまさにそうで、マスキングをしたら刷毛でコーナーや窓、ドア周りなど細かいところを塗り、大きな面はローラーでコロコロ。12時間ぐらい乾燥させてもう一度塗ると塗りムラも無くなり完成。この11,12月は忙しいので(釣りで・・?)あまり進みませんがそれでも少しづつ、「すごくキレイ!」と顔ではなく宿が褒められるようにガンバリます!

今日の山々

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ちょっと寒気がおさまった夕方、斜里岳も知床連山も夕日に照らされ朱く染まりました。夕暮れの一瞬の美しさを感じることができて今日もいい気分で夜を迎えられました。

未来を考える

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昨晩、地元清里町で「地域みんなで子どもの未来を考える」というワークショップがありました。参加者は比較的若い方も多く、教師の方たちも多く出席されて新鮮なメンバー。多くの町でこういうワークショップが開かれ講師の方の進行で内容の濃い話が出るとおもいますが、終わって終わり、になってしまうことがほとんどだと思います。でも「自分に何ができるか」を考え「実行する」というきっかけとすることが大事だなと思うのでした。さて私もそろそろ次のことを始めたいところです。

ロッジ風景画のお正月企画

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大晦日。恒例の年越しそば。長野県戸隠村でそば打ちを学んだ宿主が地元清里産の高品質のそば粉(秀峰そば)を使い、北海道流の打ち方で作った本格的なものをお出しします。おいしいそばの食べ方の一番は「ざる」です。いままで「うどん派」だった人もこの機会にそばにはまってみては・・

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あけましておめでとう!の時報を聞いてから、宿から歩いて行ける来運神社に初詣。天気がよく、積雪が充分にあれば
星空の下スノーシューやかんじきで森を抜けて神社までショートツアー。
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小さな神社でお賽銭を入れ、鈴を鳴らし、目の前に座っている地元のおじさんたちに手を合わせるとお神酒をくれます。ここの御神体はおじさんたち・・!?

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朝食はちょっとしたおせち料理。お正月気分をあじわってください。

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元日は町内近郊自然ツアー催行(参加無料!)。まだサケが遡上してきている川へ。(天候により行き先を決めます)

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サケの一生をとりまく生き物たちの生活の一部が見られるでしょう。

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サケの上る川の周辺には翼の幅が2メートル以上のオオワシ(絶滅危惧種)たちも多くやってきます。

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この年は斜里岳を望む丘の上で昼食。風がなければそれほど寒くありません。

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ちょっと飲み過ぎ、食べ過ぎの元日はスノーシューを履いて宿までウォーキング。

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神々しい斜里岳の夕映え。是非見てほしい光景。

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町営温泉に入った後はゆっくり夕食。星も見事です。

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2日からはご希望により通常のツアーを催行します。ピリッとした空気の中、山も森も川も爽快。是非お越しください。

宿屋の裏側

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今、宿業は2ヶ月の長期休暇。「いいねぇ~そんなに休めて」と言う方もおられますが、春から秋にかけて休みの少ないこの仕事は今しっかり休んでリフレッシュ。よく「休みの日は何をやっているのですか?」と「(ヒマすぎない?)」みたいに聞かれますが、やりきれないほどやらなきゃならないこと、やりたいことが多く充実しています。今日は家族の用事、宿の宣伝に関するパソコン仕事(Web関係)、バイクや草刈り機の片付け(キャブのガソリンを抜いたり、バッテリーを外したり)そしてゆっくりコーヒーを飲みながら新聞を見たり、急なお客さん(泊まりではない方)と話をしたりしていました。これから年末までの予定を紙に書き出し一つずつやっていくのですが、毎年半分もできずに春の時期まで持ち越してしまうのが現状です。宿のリフォーム、大掃除、薪割りなどやりがいのある肉体労働も待っていますが、天気と相談しながら、たまに遊びに行きながら冬の準備です。ちなみに今日はめちゃ寒くて、昼でマイナス5℃、夕方の今はマイナス9℃。北風も吹いていて体感温度も真冬の一番寒い時と同じ。こういう日は室内仕事優先、という感じです。