今年も斜里岳ロードレースというマラソン大会が開催されました。穏やかな天候のなか、本州の大会と何が違うか?というとその一つは「音」でしょう。ほとんど人工的な音のない風景の中、選手が近づくと足音がまず聞こえ次に息遣い、そしてそれがだんだん遠のいていくという、人間の動きの音のみが聞こえるのです。やはり地元清里は走るのにも最高の環境だなぁ~といつも思っていましたが、この音をダイナミックに聞けるのもここの特徴です。
カスタマイズ
清中登山2016
恒例の清里中学校一年生の斜里岳登山。私を含めて4名のガイドがついて案内するのですが、この時期は天候が安定せず開催確率は50%。今年は1週間延期してのトライでしたが気温も低く、風をひいた生徒も多く出て、原生林ハイキングコースのガイドウォーク+ショート登山に変更。登山の目的地は約1時間で着く下二股までとなりました。原生林ハイキングでは自然に対する興味と感性に差がでましたが、地元清里でこんな原生林が残っていることを誇りに思ってほしいものです。そしてショート登山ではちょっと増水した沢をスニーカーの生徒たちはヒザ下まで水に浸かりながら身軽に歩いていきました。
これは女子生徒の一人が歩きながら作った笹舟。素敵な感性に感心。男子も女子も中学1年生は純真無垢てまだとても可愛くて自分の子供、いや、もう孫か・?のようで、こちらが元気をもらったようです。これからいろいろなことが待っていると思うけど、清里町の象徴である斜里岳の姿をいつまでも忘れないように!
初物!
ちょっと水多し
オンリーワン
意外に美味しい!
お買い得品?
またまた出陣
知床のよく行く石浜へ行ってみると・!?砂浜になっている!生木の倒木も大量に転がっており、キレイだったゴロタ石の浜が大変身。土砂の流入がいかに凄かったかが目の当たりです。濁りもまだ強くこれでは釣りも厳しいかな・・
今一番人気の(というか他が川の濁りで海も濁り、釣りにならない)ウトロ手前の浜へ行きルアーを投げるも1時間、全く釣れず、(M名人は一匹ゲット)諦めムードで場所を替えてみると、魚がいるのがわかりしつこく投げ続けると、たまにポツーたまにポツーともうすぐ川に上るぞ~という魚たちがヒット。今日はニューロッドの初釣り。魂が入りました!
今日はイトウ釣りのときに使うネットを持っていって正解。とり込みがしやすい!こうやって写真撮るとカラフトマスもサクラマスかアメマスに見えるでしょ!?
大雪山2016
毎年恒例の大雪山ハイク。17年ぶりの御鉢平一周を目指します。まずロープウェイ、リフトの乗り継ぎ、ひたすら登る1時間。かなり整備された登山道の脇にはトリカブトやアザミが彩ります。
登り切ると突然!という感じで黒岳山頂。ここからの眺めだけでも来た甲斐があります。とにかく広大。
70年以上まえに建てたという黒岳の石室。管理人さんと話すと先日の台風は雨風とも凄まじく、屋根が飛ぶかと思ったとのこと、そうでしょうね・・でもうまく屋根の水をためています。ここは老朽化がすすんでいますが、ペダルを漕ぐバイオトイレなどもありなかなかいい感じです。
巨大な噴火口の周りを回るコースからちょっと登ったところにある北海道第2の高峰、北鎮岳。登ると晴れが広がりました。けっこう疲れてます。
奇岩。風雪の凄まじさが伝わってきます。
とても広大で、不思議な大地の真ん中にある間宮岳の山頂。特に大雪だなぁ~と感じる場所。表面が凍って解けてを繰り返してこういう土壌の様相になるらしい。
周りは高い木はまったくありません。全方位こんな風景です。
チョキの奇岩。
あちこちにあるチングルマの綿毛。初夏は凄いだろうな。
紅葉も始まっていました。でも今年は少し遅そう。
終盤の渡渉地点。増水で皆さん悪戦苦闘していたけど、斜里岳でならした人には「まかせてよ!」。
ぐるっと回って黒岳へ。神々の遊ぶ庭、「カムイミンタラ」。大雪山は山の大きさ広大さに魅せられます。山登りをあまりやらない人も黒岳までだけでも行く価値はあるでしょう。素晴らしい!!