知床でヒグマの写真を撮った東京のMさんから画像をいただきました。やはりこの時期はサケを狙って川によくいます。
サケを獲るのが上手いやつとヘタッピなやつがいてなんか人間味を感じます。
ホッチャレ(産卵後の弱ったやつ)を大事そうに咥えて森の中で食事タイム。熊たちも今のうちにたっぷり食べておかないと冬を越せません。がんばってね。
今日は風雨もおさまり青空。紅葉はまだだけどハマナスも実がなっていました。
知床、オンネベツ川はサケであふれかえっています。そりゃぁ熊、出るわな。
高波でいつもの岩浜では釣りができないため初めて港の横の岩礁帯で竿を振ります。ウェダーを履き、沖の深くなっているところまで浮きルアーを投げるため岩の上を20メートルぐらい歩くのだけど凹凸が激しくて何度も転びそうに・・(転んでずぶぬれの人も複数あり・・ここは覚悟と着替えが必要か・・)
投げ続けて鮭とば用のブナサケを2つ釣りました。今日時点で魚は銀ピカのやつは少なさそうだけどけっこう跳ねているから数はそれなりにいそうです。
夜、3℃まで急降下。でも無風なので体感温度はそれほどでもありません。星がキレイ。
外へ出るとみるみるうちに雲が出てきて天の川にかかってしまったので宿と星を撮影。非常灯の弱い光がとまぶしいぐらい写ってしまいます。次は非常灯にカバーでもかぶせて撮ろうかな。
根北峠を抜け南に出ると広がる牧草地。広大な牧草地の広がる光景は自分の中で北海道の原点の風景の一つ。雄鹿が牧草独り占め。
国道244号サーモンロード。ひたすら直線。ちょっと旅行気分。
標津の釣り突堤。知床連山と国後島をバックにロッドを振ります。今、マナーの問題でどこも釣り禁止の場所が増えてきたけど利用料金がかかってもいいから管理されたこんなところがあちこちにあるのが将来の姿でしょう。
サバをいくつかゲットしたS嬢はデカいギンポをヒット。実は美味しい魚とのことだけどウネウネネチョネチョ・なんとなくリリース。
やっとサケが来た!と思ったらカジカ・・明日の汁物、決まりだね。
リリースしたギンポにガヤ、キープした大チカ、小サバ、M名人の釣ったキュウリウオ、カジカ。五目以上釣れて面白かったけど、ほとんどはS嬢が釣ったもの。ボクとM名人はサケ狙いということもあり基本サケはボウズ。ホントここにもいないなぁ・・サバは思ったより小さくそんなに多くなく、やっと釣れた感じ。今日はちょっと遠い標津町での釣りだったけど普段と違う獲物もゲットできて良かったです。
いっとき雨が降って野付半島に虹が出ました。
雨は釣れるんだよ!という過去のわずかな成功体験が頭の大部分を占めているのが釣り師。シミテックス(ゴアテックスなのにボロくてシミシミ・)のカッパを2枚重ねにして今日は知床。が・・やはりここでも主役はサバ。昨日はフグの鋭い歯で一投ごとにエサが無くなったけど今日は3投ごと・・あ~めんどくさい!
ちょうどフルキャストしても届かないぐらいの沖に群れが何度もはねていました。これってどうやらウキとかルアーとかドボンドボンやっているから近寄って来ないということもありそう。昔、多摩川の鯉をフライで狙っていたときがやっぱりそうだったな。雨が激しくて写真を撮れなかったけど結果はメス一匹。そしてイクラ作製。周りの人たちもたまに釣れていたから遅いシーズン開幕なのか・?明日はライトタックルでサバ退治にしようかな。
今週は休館。布団カバーをすべて洗濯したあと、網走方面に釣り竿をもって出かけました。実は知床でのサケ釣りで昼間の数時間だけとはいえ、連日ボウズ・・・今日は気持ちを変えて無欲に釣り場を見に行くぐらいの気持ちで出かけました。ここの小さい川には海から遡上したワカサギが川を真っ黒に染めていました。近くにはワカサギ掬いの方が一人。何回か掬うだけでバケツはいっぱいです。北海道スゲェー!
能取湖までやってきました。ちょうど見ごろのサンゴ草の端でサギたちが哲学しているよう。
もうこの周辺では数少なくなった釣りをしていい防波堤とテトラポッド。気持ちいい!たまたま写っていないけど手前は15人ほど浮きルアーを投げています。さて俺も釣りしてみるか!
一投目からふくれっ面のこいつとサバの猛攻!!ワンキャストごとにエサは無くなり釣りになりません・・サバ狙いで釣りしたらフグも一緒に無限に釣れそう・・北海道スゲェ~、けど大丈夫かな・?こんな魚今までこんなにいなかったよ・・さすがにこいつを食べるのは命がけなのでリリース。
15分に一度ぐらいブラックサーモン(遡上間際のサケ。身は美味しくない・・)が何匹かの群れで目の前を通過してくるので餌を落としたりルアーで誘ったり・・・しかし素通り・・ダメだこりゃ・・エサ取りにうんざりしながら浮きルアーに換えて数投目、いきなりオスのまあまあいい色の中サイズが釣れました!今回は無欲が効いたのもあるけど明らかに知床よりは魚はいました。これから知床にもサケが戻ってきてくれることを祈るのみです。